紳士は金髪がお好き

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「紳士は金髪がお好き」。マリリン・モンローの声はもう、向井真理子女史でないと体が拒否反応を起こします。

モンロー、かつては加賀まり子や富士真奈美といった女優も「一作だけ」吹き替えた事があるようですけど、詳しい事は分かりません。まあ、フィルム作品のドラマでアフレコをする機会も多い女優さんですから、それほど悪い物でもない気はしますが。

しかし、声優しかやってない新人が吹き替えるとなると話は別。2枚目の画像は安売りのパブリック・ドメインDVDのものです。こちらのモンローは白土麻子という方が吹き替えてます。調べたら何本かの映画とゲームで実績があるようですが本数は多くないようで、失礼とは思いますが主役の声をアテるには経験不足な気がします。

実際聴いてみると、「アニメ声」というんでしょうか、キャピキャピした声で聞いてるのが苦痛になり、すぐに停止ボタンに手を伸ばしちゃいました…。

いや、なにも向井真理子の真似をしろと言うんじゃありません。自分なりのモンローで収録に臨めばよろしい。でも、天下のモンローを演じるんですから、もうちょっと工夫が欲しかったと思います。

文句ばっかりですけど、TV音源の「正規版」の方は、聞いていてホッとする安心安定の良作でした。何年も前、正規版が出そうもないので安売りDVDを買ったらガッカリ…、というお話で。

 #吹き替え #洋画

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    woodstein

    2018/11/03

     マリリン・モンロー本人の声は割と低めなので、向井真理子さんの声質で視聴者を納得させるには、それだけの「芸」が必要で、もう一人の吹替者にはそれだけの力量がなかったのでしょう。おそらく、多少なりとも向井さんを彷彿とさせるようなキャスティングをしたつもりだったのでしょうが、管理人さんの話だと裏目に出たようで、それならば思い切って、モンロー本人に似た低めの声の声優を起用しても良かったのでは、と思えてしまいました。

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      オマハルゲ

      2018/11/03

      悪い例だと「呪怨2」の、女性芸人たちの吹き替えは、映画本編より怖かったですw
      タレントの吹き替えを全く否定はしませんけど、聞いていて心地よく、すんなり映画に入っていける方法はあると思うんですけどね。吹き替えが上手い人もいますしね。
      タレントに限らず、演じる相手に少しでも近付こうとすれば、ちゃんと「吹き替え作品」として成立するはずなんですがね~。

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