モンティー・パイソン アンド・ナウ

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テレ東(当時は東京12チャンネル)で放送された「快感ギャグ泥棒・空飛ぶモンティー・パイソン」という番組は衝撃的でした。

いたいけな少年だった自分としては、イギリスは紳士の国、下らないギャグなど以ての外! というお国柄だと信じておりました。ところがどっこい。バカなギャグ、下ネタから王室までネタにする恐ろしさまで何者か分からない6人組のこれでもかと繰り出すコントの数々に、頭をかち割られたような気分でした。

 ジョン・クリーズ(納谷悟朗) グレアム・チャップマン(山田康雄) 
 エリック・アイドル(広川太一郎) テリー・ジョーンズ(飯塚昭三)
 マイケル・ペイリン(青野武) テリー・ギリアム(古川登志夫)

吹き替えも豪華な6人組が元々構成作家などの裏方だと知ったのはずっと後。

馴染みのない日本では再編集され、タレントたちの解説付きでの放送というイレギュラーな形でしたが、十分魅力は伝わりました。そんな番組の映画化が「アンド・ナウ」という事ですね。

売れない作家が考えた「世界一面白いギャグ」をイギリス軍がギャグ爆弾に利用する、とか、軍事教練で武器の代わりにフルーツで襲いかかる敵から身を守る方法、とか、今見ても色褪せないコントが次から次へノン・ストップで迫って来るのであります。

え? 本放送から来年で50年?! 時間は経っても尖ったギャグばっかしだなぁ…。
 
 #吹き替え #洋画

TV版からひとネタどうぞ

https://youtu.be/5hZ4nhcXlwQ

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