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- ビクターSEAシステム試聴用レコード LSD−7(古バージョン)
ビクターSEAシステム試聴用レコード LSD−7(古バージョン)
1967年作成? 日本ビクター非売盤
− 特製ビクターSEA装置試聴用レコード −
Sound Effect Amplifier/超音質調整装置
原音の感動をあなたの部屋に再現----
音場補正できるSEAならではの特技です
45R.P.M〔特製ビクターSEA装置試聴用レコード〕
〈SIDE-1〉SEAを使った音質調整の効果実験
■60HZ〜15000HZの5つの周波数の音質調整
■リスニングルームの音響特性と音質補正の
実験
■一般的な小型スピーカーバッフルの音響特
性とその補正
■〈すてきなファーニー〉があなたに近づい
てくる
〈SIDE−2〉SEAで一層楽しめる
ミュージックパレード
□エル・ティンバル
小野寺武司とロス・オノデラス
□命かれても 森 進一
□雨のロマン アンサンブル・レーヴール
□涙の渡り鳥
ビクターレコーディング・オーケストラ
□荒城の月 鈴木章治とリズム・エース
1966年に日本ビクターステレオ事業部で開発されたSEAシステムの効果を体感するためのデモレコード。
一般的なトーン・コントロールは高中低と3分割だったが、ビクターは音響特性を60Hz/250Hz/1kHz/5kHz/1.5kHzの5つに分割し、それぞれを±10dBの範囲で調整できる音質調整システムを開発した。このレコードは30cmだが、音質向上のため当時では珍しい45回転盤になっている。
前回同じSEAシステム試聴用レコードをアップしているが、ジャケット表のデザインと裏面の社名が違うだけで、ジャケット裏面とレコードの内容は全く同じである。違っている部分は裏面の社名で、先出盤が「日本ビクター株式会社 ステレオ事業部」今回アップの盤は「日本ビクター株式会社 ステレオ・ラジオ事業本部・第一ステレオ事業部」になっているので、ステレオ事業部が独立前の古い製造盤と思われる。
Nobuaki Sugiura
2024/03/24 - 編集済み昨日リサイクルショップで見つけたお宝盤です。去年同じ店で見つけた方が新しいバージョンだったようです。ステレオ初期の試聴盤を見ると、なぜかワクワクします。それまでモノラルで固定されていた音場がステレオになり左右に音が動くという画期的な革新が起こったのですから、驚きました。電蓄からハイ・ファイ・ステレオを買った時、お腹に響くベースの音、そして左右別の位置から聞こえてくる楽器の音色にウットリとしたものです。ステレオセットに付いてきた最初に聞いたレコードが試聴盤。そんな昭和60年代の懐かしいレコードを見つけるとすぐに手が出てしまいます。
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