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聖地ハワイで波乗りしたボード
「小学6年の時に初めてハワイに行くことになって、その時にオガマさんにセミガンを削ってもらいました。モデル名はSPEEDLEAF(スピードリーフ)。リーフに立つ大きな波で、速いテイクオフと速いマニューバ(テクニックのこと)をという意味がこもってるんだと思います。 でも、ノースショアのロッキーというポイントに入ったときにドルフィン(波やうねりをやり過ごすテクニック)をしたら、海底のリーフにノーズをぶち当てて傷を作ってしまうというシャレのような思い出があります」
サーフィン OGM shape 2014年ミューゼオスタッフ
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切ったり分けたりまとめたり、万能なドレッジ2枚
パン生地を切り分けたり、まな板の上の食材をまとめたりと便利なドレッジ。副島さんが愛用しているのはこの2枚。白のドレッジは世界一の料理大学と称されるカリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ通称CIAのもの。アメリカ人講師のアシスタントをしていた時代にもらったそうだ。黄色のドレッジは、フランスパリでお気に入りの老舗道具屋で手に入れた品。
白>プレゼント。CULINARY INSTITUTE OF AMERICA内で購入可能・黄色>E.DEHILLERINパリの道具屋 2014年ミューゼオスタッフ
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惚れ惚れしてしまう、油絵のような佇まいが美しいテリーヌ。
「作家さんの名前から僕はこれを石原テリーヌって呼んでます(笑)」。ちなみにテリーヌとはフランス語で釉薬をかけたテラコッタ製の蓋付きの土鍋のこと。作者である陶芸作家の石原稔久さんとは元々奥様を通じてお知り合いだったが、ものづくりに対する姿勢など話すうちに意気投合。展示イベントを一緒に開催することになったという。ご飯も炊けて、もちろん煮込み料理も。「油絵のような雰囲気で美しかった」というこちらは、調理してすぐこのままテーブルにサーブしても実に様になるのだ。ちなみにマツーラさんはよく鍋料理をした後に雑炊やリゾットを楽しみつつ、「定期的に鍋で雑炊をして、鍋肌にお米の粘着質をしみこませると割れにくくなる」とちゃんとメンテナンスをしているようだ。
陶芸作家 石原稔久 かぐれ表参道店でのイベント 2014年ミューゼオスタッフ
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木べらフェチも納得。手に馴染む曲線が美しい木べら。
20本以上の木べらを持ち、自ら理想の一本を作るべく時間を見つけて木片を削る、自称「木べらフェチ」の金子さん。毎年愉しみにしている松本のクラフトフェアで「ビビビッときた」という2014年の一本は木工職人・大久保公太郎さんのもの。握り手部分も立体的な山形になっているのでピタッと握った手になじむ。フライパンの側面にあたる部分、背の部分の反り返りなどすべての曲線が使いやすいように調整されている。機能的にも見た目的にもそして触り心地もうっとりの一品だ。
大久保ハウス木工舎 (大久保公太朗) 松本クラフトフェア 2014年ミューゼオスタッフ