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第8版 テストプリント
MTGは第8版から表面のデザインが大きく変わりました。 現在ではこの変わり目から新枠・旧枠と呼称する方もいます。 そのカードデザインをどうするかを話し合い実際に試しプレイされる為に印刷されたカードが今回紹介するカードです。 印刷は通常に販売されているカードより薄く荒く印刷されており、裏面はアーティストプルーフのように真っ白です。 第8版テストプリントのカードは全てではないですが、オデッセイと第7版のカードが使用されていますが、エキスパンションシンボルは、アングルードとジャッジメントが使われています。 またカードデザインでマナコストが右にあるデザインと左にあるデザインが存在しており、印刷枚数は各デザインでそれぞれ15枚づつくらいだと言われています。 ジャッジメントシンボルのカードは実際にプレイテストされたようです。
テストプリント ウィザーズ・オブ・ザ・コースト 1枚約10000〜13000円お風呂丸
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M15「Phyrexian Hulk 」テストプリント
MTGは基本セット2015の発売に合わせて、高額化していくカードの偽造防止の為、レアカード以上のカード下部に特殊なホログラムを貼り合わせる事になりました。 今回紹介するのはその発行に合わせて作られた数種類のテストプリントの1枚「Phyrexian Hulk」です。 他のカードと大きく違う部分は、 ・本来ならエキスパンションシンボルがある場所にプレインズウォーカーのマークが入ったホログラムが貼り付けてある。 ・カードテキストには能力では無く《Test Card》となっている。 ・カードイラストも「銀のゴーレム・カーン」になっています。 本格的に調べた訳ではありませんが、この「Phyrexian Hulk」のテストプリントだけでも、12種類くらいあるそうなので、様々な試行錯誤があったと見受けられます。(ホログラムの位置が違ったり、ホログラムの種類が違ったりと種類は様々です。) 私が初めてこのカードを見たのは、数年前のMF千葉(当時はGP千葉)の東京MTGさんのブースで、現在自分が持っているモノとは別の種類でした。金額は確か15万くらいだったと思います。 高額な為1度は諦めましたが、どうしても欲しくなり貯金をして、役半年後に東京MTGさんに連絡を入れた所、販売していたのは東京MTGさんにスペースを借りていた海外ディーラーの方で、MF千葉で売られていたモノはすでに売られた後でしたが、代わりにBeckettの鑑定済みの「Phyrexian Hulk」のテストプリントがあると返事をもらい仲介して頂く事が出来ました。 初めての10万円を超えるカードの購入だったので、思い出深い1枚です。
テストプリント ウィザーズ・オブ・ザ・コースト 170000円お風呂丸
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裏面 SPECIMEN の「Mana Leak」
ストロングホールド版「マナリーク」の背面が通常のモノてはなく、白地にSPECIMANとだけ書かれたカードです。 その背面通り見本として印刷されたカードが、どうゆう訳か第5版の中国語繁体字版に極小数混入してしまったようです。 この見本刷りカードはストロングホールド版のコモンカードのみ印刷されました。 現在ストロングホールドのコモン全種類見つかっているかは不明です。 第5版中国語繁体字版には見本刷りカード以外にもナンバー・カードと言われる赤・青・緑・の3色でそれぞれ1〜109までの数字が書かれたフィラーカードだと思われるカードが出てくる事があります。 この見本刷り「マナリーク」のカードは 私が長年探してきたカードの1枚で、これをオークションで見つけたとき価格は10万円でした。 その時手持ちがなかった為、使わないカードをお店に売りに行き10万円を工面した所、4.5万円まで値下がりしていて、驚きました。 (汗) 現在このカードは国内では私の他に1名所有している方がいられるようです。 他にも所有している方がいるかもしれません。 2020年現在、どうやらこのカードは世界で2枚が確認されているようです。 私が持っているのが2枚の内の1枚なのか、新しく見つかった3枚目なのか、夢が広がりますね!
テストプリント ウィザーズ・オブ・ザ・コースト 45000円お風呂丸