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Brauerei Hacklberg (Marklin mini-club / Z gauge)
メルクリンZゲージ、古典ビール貨車5両セットのうちの1両で、木造車体を再現した車体に、この1両だけはスライド開閉式のサイドドアが再現されています。この小ささでドアが開閉します。 車体側面に「B…?… Brauerei Hacklberg Passau」と1.5mmくらいのフォントで醸造所名が書いてあり、かろうじて『ハックルバーグ醸造所』だとわかりますが、その前の文字が見えません。(私、未だ老眼ではないのですが、木造車体を表現した凸凹に印刷が重なり、小さい小文字が読み取れないのです) Passau(パッサウ)というのは醸造所のある地、ドイツ南東部・バイエルン州のドナウ川の流域にある人口5万人の小さな都市で、オーストリア、チェコと国境を接する国境の町です。 古い記録では1618年に既にHacklbergでビールが作られていたという記録があるそうですが、1897年に現在の会社の形態が出来上がった…というようなことが、同社のドイツ語websiteに書かれています(と思います・笑) 現在発売されている同社のビールのラベルに、誇らしげに「seit 1618」(since 1618)とあるので、いちおう1618年を創業年としているようです。 5両セットのうち、この1両だけスライドドア開閉なので、いちばん製造コストが掛かっているはず。Made in Germanyなので、きっとドイツの職人が眼に拡大鏡をはめてチマチマ組み立てているのでしょうね。 調子に乗って開け閉めして遊んでいると壊れそうなので、あまり触らんようにしとこう…。
Z MARKLIN mini- club ヤフオク 2018年9月T. S
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LÖWEN-BRAUEREI AKT.GES. BERLIN (Marklin mini-club / Z gauge)
こちらも古典ビール貨車5両セットのうちの1両、木造車体を再現した小さなボディに『LÖWEN-BRAUEREI AKT.GES. BERLIN』と文字だけ書かれている、シンプルなビール貨車です。 LÖWEN-BRAUEREI、すなわち“獅子ビール醸造所”(ライオンビール醸造所)という名前です。 いわゆる、昔たくさん有ったと言われるレーベンブロイの1つです。 LÖWEN-BRAUEREI AKT.GES. BERLIN、レーヴェンは「獅子=ライオン」、AKT.は、おそらく“Aktiengesellschaft=アクツィエンゲゼルシャフト”の略でしょう。GES.はゲゼルシャフトですかね?良く分かりませんが、株式会社を『A.G.』とつけますので、それの元ですかね? ドイツ語が不勉強ですみません。 最後に『BERLIN』とあるので、ベルリンにあった醸造所なのでしょうか?・・・ということで調べてみたところ、ベルリンのAlt-Hohenschönhausen(アルト・ホーヘンシェーンハウゼン)という場所にかつて存在していた、1890年代に創業されたビール醸造所でした。 この地域は戦後に東ドイツになった地区で、ビールの生産については戦後は再開せず(戦争で被害を受けたから?)、その建物はアルコール蒸留工場や倉庫として使われた後に廃業、その建物は現在でも保存されているそうです。 保存されている建物の壁面には、ライオンをあしらった石造りのレリーフがいまでも保存されています。(ドイツ語版Wikipedia参照:https://de.wikipedia.org/wiki/Löwenbrauerei_(Berlin) )
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Haller Lowenbräu (Marklin mini-club / Z gauge)
ドイツ南西部のバーデン=ヴュルテンベルク州、ホーエンローエ郡にある『ハラー・レーベンブロイ醸造所』(Haller Lowenbräu)、でも、いわゆる“レーベンブロイ”ではありません。 レーベンブロイとは“獅子のビール”という意味、かつて、獅子のビールを名乗る醸造所はたくさんあったそうです。 時が経つにつれ多くは淘汰され消えていきましたが、1724年にヨハン・デイビッド・デューテリン氏(Johann David Deutelin)が立ち上げたこのレーベンブロイは、創業者から10世代経った今でも存続しています。 同社のwebsiteを拝見すると、ピルスナー、ヴァイツェン、セゾンビールなど、いろいろなラインナップを揃えているようですが、ドイツ語のwebsiteで詳細が良く分かりません(笑) 模型は、メルクリンZゲージ(mini-club)のクラシック・ビール貨車5両セット(製品No.8645)のうちの1両です。 木造車体の旧型ボックスカーを再現したモデル、現代の貨車より小ぶりな車体で、模型の全長3センチ! 縮尺1/220の世界は小さいです。
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Hofbräuhaus (Marklin mini-club / Z gauge)
ホフブロイハウス(Hofbräuhaus)は、バイエルン州の州都、ミュンヘン市にある王立醸造所、醸造所直営の同名のビアホールがミュンヘンの中心街にあり、観光地としてもとても有名です。 創業はナント1589年、本能寺の変が1582年ですから大変歴史のある醸造所&ビアホールですね。 こちらのビアホールでは、1920年にナチス党の前身である「国家社会主義ドイツ労働者党」の党大会が開かれ、党幹部のヒトラーが2000人の聴衆の前で演説したという歴史もあります。 いちど現地に行ってみたいものですね。 こちらのビールは日本でも見かけますが、実は飲んだことがありません。 たしか都内の新宿かどこかにホフブロイハウスを再現したビアホールがあったと思います。一度行ってみないといけませんね。本場のホフブロイの生ビールが飲めるそうです。(そういうところで私のコレクションを飾って頂けると、貨車たちも活きるのですが…。) こちらのビール貨車、メルクリンZの「ミュンヘン・ビール貨車x6両セット」のうちの1両です。 白い車体に『HB』のロゴが映えます、プリントのきれいな小さなビール貨車です。 正に“ビール貨車の正統”な感じで、とても好感の持てる1両です。
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Augustiner-Bräu (Marklin mini-club / Z gauge)
ドイツ、バイエルン地方最大の都市(州都)、ミュンヘン市にある「Augustiner-Bräu」(アウグスティナー醸造所)です。 HOの方にも書きましたが、こちらの醸造所の創業は1328年とミュンヘンでも最古の部類に入る歴史ある醸造所、第2次大戦中はミュンヘン空襲で大被害を受けるなど、さまざまな歴史を経て現在に至ります。 このビールは、正規ルートでは日本には入ってきていないのでしょうか?世界の銘酒辞典に載っていませんし、国内でも見かけないようです。 車体に醸造所名の青字のロゴが入り、その下に黄色い文字で“Edelstoff-hell”と書いてあります。 Edelstoffとは、同社のラインナップのうち、やや明るく、やや甘く、より炭酸のきいた強いラガー(説明原文:slightly brighter, slightly sweeter, more sparkly, and stronger (5.6%) lager)だそうです。 HellはHellesとも呼ばれ、ドイツの伝統的な、特にミュンヘンのペール・ラガーを指すそうです。 どちらのタイプも日本ではあまり知られていませんね。 普通のラガーとどう違うのか?いずれも未だ飲み比べたことがないので…スミマセン、解説できません。
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THIER (Marklin mini-club / Z gauge)
こちらもメルクリンの「ドルトムンドのビール貨車3両セット」のうちの1つ、ドルトムンドの醸造所、THEIR(ティエール)のビール貨車です。 日本では全く知られておらず(と思う)、世界の名酒辞典にも出ていないのでwikiのドイツ語版で調べてみると、ティエール醸造所は1854年創業、THIERというのは創業者のうちの一人の名前だそうです。 同社のピルスナーの広告貨車になっています。
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UNION #2 (Marklin mini-club / Z gauge)
Kronenと同じく、こちらもメルクリンの「ドルトムンドのビール貨車3両セッ」トのうちの1つです。 ドイツ・ドルトムントのウニオン醸造所、正式には「ドルトムンダー・ウニオン・ブラウライ」といいます。多くの醸造所が合併してできた共同会社なのでunionという社名になったとか。 大きな「U」の文字がこの会社のロゴで、この貨車の側面にも「U」の字があしらわれたロゴが描かれています。 もう1台のほう(#1)は標準的なデザインですが、こちらは、緑と赤の背景に社名が描いてある派手な(奇抜な?)デザインです。ちょっと見慣れなくて落ち着かないデザインですね…。
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KRONEN (Marklin mini-club / Z gauge)
ドイツ・ドルトムンドの醸造所、クローネン(KRONEN)のビール貨車、メルクリン・ミニクラブのZゲージです。 クローネンは1430年代の創業、すごいですね、600年近い歴史があります。 さてZゲージの小さなこの貨車ですが、メルクリンの「ドルトムンドのビール貨車3両セッ」トのうちの1つ、中古でお手頃価格で手に入れることができましたが、新品発売当時は今は無き渋谷のレオ・トイセンター扱い品?だったようで“LEO”の印のある値札で、ナント¥20000が付いていました。 3両セットとはいえ、なかなかの強気価格ですね。(この小さい模型1両が6‐7000円!ですから、これを買った元のオーナーさんはなかなかの趣味人だと思います…。) HOゲージではクローネンのビール貨車のフライシュマンの製品を持っていますが、それとは完全にデザインが異なり、ロゴ文字だけでなく背景色のある凝ったデザインになっています。
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ワイン貨車 「HENRI MAIRE」#1 (Marklin mini-club / Z gauge)
メルクリンのZゲージ、mini-clubの貨車セット、“フランスのワイン&スピリッツ3両セット”の1両です。 このセットは箱のシール表示を見ると、アメリカ、カナダ、フランスの認定ディーラー扱い限定…と書いてありまして、私は中古で入手したのですが、箱の裏を見ると『LEO-0032 #3006090 \15,000』の値札があるので、今は無き東京・渋谷のメルクリン専門店『レオ・トイセンター』が輸入し販売したものではないかと思います。 Made in West Germanyの表示がありますから、ドイツ統一前の製品です。 さて、こちらはフランス・ワインの「HENRI MAIRE 」(アンリ・メール社)の“ワイン貨車”です。このブランド、世界の名酒辞典に出ていません。 そこでネットで調べてみたところ、フランス・ジュラ地方の最高峰ワイナリーのひとつで、1632年創業の由緒あるワイナリーだそうです。 ふーん…、ひとつ知識が増えました。
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シャンパン貨車「MERCIER」 (Marklin mini-club / Z gauge)
メルクリンのZゲージ、mini-clubの貨車セット、“フランスのワイン&スピリッツ3両セット”の1両です。 このセットは箱のシール表示を見ると、アメリカ、カナダ、フランスの認定ディーラー扱い限定…と書いてありまして、私は中古で入手したのですが、箱の裏を見ると『LEO-0032 #3006090 ¥15,000』の値札があるので、今は無き東京・渋谷のメルクリン専門店『レオ・トイセンター』が輸入し販売したものではないかと思います。 Made in West Germanyの表示がありますから、ドイツ統一前の製品です。 さて、こちらはシャンパンの「MERCIER」(メルシエ社)のロゴが入った“シャンパン貨車”です。世界の名酒辞典1999年版によれば、メルシエのシャンパンはフランスで最もポピュラーな銘柄だそうです。 白いボディに茶色のロゴでシックに仕上げられています。
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コニャック貨車「A. Hardy」 (Marklin mini-club / Z gauge)
メルクリンのZゲージ、mini-clubの貨車セット、“フランスのワイン&スピリッツ3両セット”の1両です。 このセットは箱のシール表示を見ると、アメリカ、カナダ、フランスの認定ディーラー扱い限定…と書いてありまして、私は中古で入手したのですが、箱の裏を見ると『LEO-0032 #3006090 ¥15,000』の値札があるので、今は無き東京・渋谷のメルクリン専門店『レオ・トイセンター』が輸入し販売したものではないかと思います。 Made in West Germanyの表示がありますから、東西ドイツ統一前の製品です。 さて、こちらはコニャックの「A. Hardy」(ハーディー社)のロゴが入った、フランスの“コニャック貨車”です。 A. Hardy社は仏・コニャック市にあるコニャック商で、V.S.O.P.、ナポレオン、XOなど様々なコニャックを発売しており、この貨車は“Fine Champagne V.S.O.P.”と書いてありますので、コニャック産地の6地区のうち、グラン・シャンパーニュ産の原酒(を50%以上)とプティット・シャンパーニュ産の原酒をブレンドした『フィーヌ・シャンパーニュ』で、かつコント4以上(おおむね4年以上と理解すれば良いと思います)の熟成を経たV.S.O.P.の宣伝を書いた貨車となります。 漆黒の車体に金のロゴが高級感を漂わせています。
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機関車「V60(260)型ディーゼル機関車」 (Marklin mini-club / Z gauge)
メルクリン ・ミニクラブ(Zゲージ)の機関車、ドイツ国鉄の入替用ディーゼル機関車、V60型(いまは260型というらしい…)です。 小さいのによく走ります。 箱の内装にメルクリンを楽しむドイツ人家族の写真があしらっていますが、センターの子供、もういいトシのオッサンになってるだろうな、、、(人のこと言えない年ですが・苦笑) この子だけでなく、きっとヤマザキパンのトラックの子供も…(あっちは間違いなくジジイかと、、、)
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SPATEN BRAU #1 (Marklin mini-club / Z gauge)
ミュンヘンの「SPATEN」(シュパーテン)ビールです。 HOはLiliput社のクラシックな木造貨車でしたが、こちらはメルクリンのZゲージ、標準的な車体のビール貨車です。 デザインもガラリと変わり、真緑の車体に白いロゴが映えます。 『ミュンヘンのビール貨車6両セット』のうちの1両です。 こちらの醸造所の歴史は1397年にまで遡ることができるそうで、大変歴史がある醸造所です。 科学的醸造法やアンモニア式の最新の冷凍機を導入するなど、ドイツのビール業界におけるパイオニア的な実績を持っています。 デンマークの有名なカールスバーグ醸造所は、このシュパーテンから下面発酵酵母を持ち帰って創業した、という逸話もあるほどの名門の醸造所だそうです。 レーベンブロイグループを経て現在はベルギーの大手ビール会社アンハウザー・ブッシュ社のグループに属しています。 調べてみましたら、アンハウザー・ブッシュ社の傘下には、バドワイザー、コロナ、ヒューガルデン、レフ、豪のフォスターズ等々、有名ブランドが多数あるようで…、すごいですね。
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PAULANER BRAU (Marklin mini-club / Z gauge)
ドイツ・ミュンヘンのPAULANER醸造所。 メルクリンのZゲージ、mini-clubの貨車セットのうちの1両。「ミュンヘンのビール貨車6両セット」です。 HOと違って赤い車体ですね。コレクションの中でもアクセントになります。
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HACKER-PSCHORR BRAU (Marklin mini-club / Z gauge)
ドイツ・ミュンヘンの『Hacker-Pschorr醸造所』(ハッカー・プショール)です。 Hacker(ハッカー)醸造所は、1516年のビール純粋令制定の99年前、1417年に設立された由緒ある醸造所、そしてHacker醸造所はPschorr醸造所と1972年に合併し、現在はHacker-Pschorr醸造所になりました。 現在、ミュンヘンの都市圏内にある6つの醸造所の1つです。 メルクリンのZゲージ、小さいやつです。 ミュンヘンのビール貨車6両セットのうちのひとつです。
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