Hasen-Bräu ( Märklin / HO )

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ドイツ南部、バイエルン地方の第三の都市、アウグスブルグ。(第一がミュンヘン、第二がニュールンベルグだそうで…)
そのアウグスブルグの醸造会社が『Hasen Bräu』(ハーゼン醸造会社)です。

同社のルーツは1464年、アウグスブルグで最も古い醸造所です。そして現在でも存続、生産を続けています。

Hasen…、その名の通り「うさぎビール」(Hasen=独語でうさぎの意)、貨車の側面に跳ねるウサギのマークも描かれています。
18世紀に醸造所に隣接の居酒屋に隣家のウサギが逃げ込んできて、それを追いかけまわしたという逸話がこのブランド名の由来とか。

貨車の側面には単にHasenではなく「Zum Hasen」(ツム・ハーゼン)と書かれているのですが、現在の同社のウェブサイトを見ると現在はその呼称は使われておりません。
zumは、zu demの略で、英語で言えば「to the」に相当するようですので、「ウサギに」という名前なんでしょうか?(ちょっとピンときませんが、ウサギを追っかけまわした時のイメ―ジなんでしょうか…???)

さてこのビール貨車はドイツ、メルクリン社製の比較的最近のモデル。No. 34900
カプラーも今どきのクローズタイプが付いている最新仕様ですが、模型自体はドイツ帝国時代の古い木造2軸貨車(ブレーキ手小屋つき)をモデルとしています。

スポーク式の車輪が付いているのですが、味気ないプレート車輪に換えねば…。(KTM製車輪にもスポークタイプはあるんですが、高いンデスヨ…、お値段が…。)

中古で手に入れたのですが、元は国内流通品だったようで、箱に「Hankyu」の記のある¥6000の値札が付いています。
なかなか高級品ですね。メルクリンの新品だと相場と言えば相場ですが…、やはり新品はお高い。(けど、とても安く入手出来てヨカッタ。。。)

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