Löwenbraurei NEU-ULM(Märklin mini-club / Z)

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メルクリン・ミニクラブ(Zゲージ)、“バーデン・ヴュルテンベルグ州の醸造所”のビール貨車6両セットです。
1両目は「Löwenbraurei」(レーヴェン醸造所)、あちこちに数あるライオン醸造所と名乗るうちのひとつでしょう。

セットですが、こちらは、アメリカ地区の代理店「Marklin Inc.」扱いの北米市場向け限定500セット。製品番号8400Bのコレクターズ・シリーズ2、という商品です。
 
最初に言っておきますが、パッケージのシールの貼り方が上下逆じゃないですか?!これ。
シールの文字を読める向きに箱を持つと、車両が上下逆さまに、車両を見ると文字が上下逆向きに…。

完全にパッケージ担当者の間違いだと思います。でもやり直さなかったのは、500セット全部これで貼ってしまったか、取り返しのつかない数をこれでシール貼っちゃったのかも。
または、うがった見方をすれば、シール貼りを間違えた在庫を日本に出した、とか。

しかし、そのまま出しちゃえ、というのが、ドイツ人と違うアメリカ人らしい感じがします。ドイツ本国で作ったなら、ドイツ人気質として絶対こんな上下逆で出荷しないでしょう。。。しかも限定商品で。。。
 
北米限定と言いながら、今は無き渋谷のメルクリンショップ、レオ・トイセンターの値札が付いているので、日本にもいくつかは入ってきていたようです。

6両で、ナント29,000円!というモノ凄い限定商品プライスが付けられています。
こいつもかなりの強気価格ですね。

私はヤフオクでもっと安く手に入れることができました。(いくらだったかな?たしか9000円くらいだったかと…。うっかり記録忘れ…。)
 
さて、まずはそのうち1両目。
和訳すれば“ライオン醸造所”の「Löwenbraurei」、ロゴの下に「NEU-ULM」(ノイウルム=新ウルム)とあるのは、バーデン・ヴュルテンベルグ州南部の都市、ウルムからドナウ川を渡った向こう側のバイエルン州の町の名前です。

ライオンを名乗る醸造所は無数にありますが、つまりノイウルムのライオン醸造所ということでしょう。
ノイウルムはバイエルン州ということは、、、おい!このセットは「バーデン=ヴュルテンベルグ州の醸造所セット」じゃないの?!…と、ここで気付くわけです。
ということは、正確には「バーデン=ヴュルテンベルグ州らへんの醸造所セット」ということで…。
まぁいいか。

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