3式戦「飛燕」1型丁…244戦隊/本部小隊 板倉少尉機(62号機)

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このシリーズの完成4番目だけ、244戦隊ではない「2型改試作型」なので飛ばしまして、公開4番目は通算の完成5号機です。

飛行第244戦隊・本部小隊の板倉 雄二郎 少尉機(62号機)、機種は1型の最終型、ややロングノーズになった「1型丁」型です。

模型は往年の名作キット、ハセガワ社製1/72です。
この62号機は、機体製造番号5262号(下二桁を部隊の機番で表示することになっていました)、全身濃緑の塗装に、前から後ろまで一直線の白線が描かれています。(この白線は後に濃緑で塗りつぶされました。)
本部小隊のため、震天制空隊と同様に尾翼全体が赤くカラーリングされ、244戦隊の部隊マークが白で描かれています。
昭和20年3月以前の板倉少尉機を再現したもので、この機は、昭和20年4月以降は小林戦隊長が搭乗したと言われています。その際は細い白線が2本、前から後ろまで描かれました。

このモデルは、lifelike社のデカールを基に、白線部分などをちょっとアレンジして仕上げました。

【模型製作メモ】
機体: 下地=シルバーサーフェイサー(丸サフ)、タミヤAS-12アルミシルバー(缶スプレー)、タミヤAS-17濃緑色(日本陸軍)、全体をタミヤ墨入れ黒でウォッシング
尾翼:タミヤエナメル 光沢レッド(筆塗)
機首上面:タミヤ 半艶ブラック(スプレー)
キャノピー:タミヤエナメル 濃緑色(日本陸軍)(筆塗)
機内:タミヤアクリル自作機内色(筆塗)
プロペラ:タミヤエナメル フラットブラウン(筆塗)
タイヤ:タミヤエナメル タイヤブラック(筆塗)
デカール:キット付属+Lifelike
デカール貼り後、つや消しクリアスプレー

増槽は、タミヤアクリルXF‐73「濃緑色(陸自)」をエアブラシにて

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