#ダダコン2021 T.S エントリー作品…の巻

こんにちは。

ダダコン、T.S編ですw

イヤ〜ン

…のダダさん…

さて、エントリー作品はこちら。

あ、これはネタ車で、、、

これを

あーして

こーして、

えい、やー

できた。

ジャーン

ダダコン貨車❗️

でも、ただの側面広告のダダコン貨車…

ではナンですから、、、

あぁして　

こうして、、、

題して、

作品タイトル『ダダ貨車ABC』‼️

…です。

人間標本を運ぶ悪い貨車w（※本郷ハヤタさんご助言による後付け設定・笑）

…といってもＡさんの1両編成で、ブラボーさんとチャーリーさんはイマセンw

屋根上は、ツヤ有りブラックでピカピカ仕上げ、ぬれぬれとした黒髪？を再現しています。

…しかし、これだけでは物足りないので、、、

中身はこうなりまして、、、

実は「走り」ます（笑）

ダダ貨車、怪しい自走式貨車なんですw

ダダ　………。（※）

局長　お、おまえは誰じゃ…

スク　うひ…

※通訳：顔あるんでソドー島も走ってヨカ？

　　　

製作過程、くわしくは下のほう↓↓↓↓↓にタップリ書いてあるんですが、、、

もう一つエキシビジョン参加作品も有りまして…こちらもご覧ください🙇‍♂️

https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/219

＝＝＝＝＝＝＝＝

皆様の全作品閲覧ページへのどこでもドア🚪

https://muuseo.com/ReireiPaintArt/diaries/205

ミューゼオ Reirei Paint Artのモノ日記 | Muuseo（ミューゼオ）

https://muuseo.com/ReireiPaintArt/diaries/205

Reirei Paint Art

＝＝＝＝＝＝＝＝

さて…、【製作工程リポ】

ベースはこちら。

おなじみ西独メルクリン社のHOゲージ貨車、ドイツ国鉄の白い冷蔵車です。

これがビール貨車の基本車体にもなっています。

この白い車体が可能性無限大のキャンバスになるのです。

ただし、すこし加工をしないと。

ここです。

　↓↓↓

　端面

この端部のステージが邪魔なので、、、

外して、、、

穴をプラ材で埋めて、、、

平滑に磨いて仕上げます。

そしたら…

サーフェイサーを吹いて、、、

つぎ。肝心のお顔、、、

　　↑

（すみません、デッキ取る前の写真です）

ためしに顔部分の型紙を作って当ててみます。

うん、こんな感じ。

こうやってイメージ見たら屋根と端面をブラックスプレーしときます。

顔の白い部分をマスキングしてます。

さて、ここからがヤマ場です。

ダダサンズのデカールを作らないといけません。

まずはパソコンで顔を取り込みます。

微妙なサイズ違いを作って当ててみて、最適サイズを模索します。。。

まずは紙に印刷して、、、

切り抜いて、、、

（※この時はまだ顔部分を白塗装してます）

どうだろ。。。

うーん、顔の白の形とデカールの形を合わせるのは無理ですね。

方針転換。

端面は全部黒に塗り直しました。

さて、デカールを作ります。

今回は、ガイアノーツのホワイトデカール製作キットを使いました。

家庭のインクジェットプリンターでシートに印刷できますが、これはホワイトタイプなので白地のものしか作れません。

でも今回は白黒の世界なので👍

右の黄色いシートがポイントで↑↑↑、これを先ほどプリントした左のシートに重ねて貼るんです。

そうしたら、この裏面の紙を剥がします。

フィルム面が出てきます、、、

そしたら形に切り抜きます。

デカールに見えますが、この透明な面がフイルムでして、これをペロンと剥がすとベタベタしたフイルム面が出てきて、それをペタと対象物に貼ります。

あ、でもコレ、、、

普通の水転写デカールと違い、凸凹には馴染まないんですね。

凸凹面には無理でした。

ナルホド…

いったんやり直し、、、

車体の加工をし直しです。

端面の凸凹モールドを削り、、、

ハッチの溝をパテで埋めます、、、

そして、、、今回は珍しく根気よく数日乾燥させたら磨いて平滑に仕上げ、、、

このあと塗装し直し、、、端面の顔のやり直しです。

先日作ったデカールの予備（手作りデカールは失敗も多いので、最初にたくさん印刷しておくと何かと良いです）、切り取ります。

ペローンとフイルムを剥がしまして、、、

ペタと車体に貼ったら、上から水を付けて湿らせます。

10秒経ったら、裏紙をそーっとスライドして剥がしまして、、。

こうなります。

デカール部だけフィルムのように貼り付いて残るんですね。

こうです。

　　↑

（これは少し傾いていたのでこのあと剥がしてやり直しまして）

はい、こんどはサイドボデーのデカールです。

同じ手法で印刷。（実はこのデカール、反転印刷なんです。その上にシールのシートを貼るので、印刷した面が表に出ないので消えにくいのが利点です。）

このとおり裏返し

　↓↓

また書きますが、、、例の裏が黄色いシールのシートを貼り、、フィルムシートを剥がして、、、

そうするとベタベタした面が出てきまして、それをペタッと貼りまして、すぐに水を染み込ませまして、、、

そしたら10秒。

スーッと台紙をずらすと、、、

こうなる。（このあとデザイン変更でいろいろやり直したりして、最終的にすこしデザイン変わります）

完全に乾燥したら、最後に水性の半ツヤクリヤーでコーティング

完成…

貨車なので列車に、、、

あら？

あれ、ダダさんの顔がみえません。。。

これじゃダダの、いや、タダの広告貨車じゃない。

うーん

うーん　うーん

うーん

…ということで、自走させることにw

それなら顔が隠れません。

これを買ってきまして、、、

昭和の常識、HOのモーター付きのインサイドギヤーです。

あーだこーだいじくり回して仕込み、、、

こうなりました💡

これだけではダメです。

線路から電気をとれるようにしないと、、、

半田ゴテ登場❗️

あぁしてこぅして、、、

できました✌️

「自走可能」ですw

動力化をしましたのでこの車は独りで走ります。機関車いらず（笑）

これならダダさんの顔が見えます(^^)v

ゴッゴゴゴー

ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｰ

ゴゴゴゴゴゴゴゴー

走る走る(笑)

しかもすごいパワw 車輪がやや空転してるゾ

元のシャーシを活用し、下回りを完全に作り直して動力車になりまして、元はACのメルクリンでしたけど、この改造でＤＣ化され、貨車なのにひとりで走り回れる自立した貨車になりました✌️

作品タイトル『ダダ貨車ABC』

.....いかがでしょうか。（デカール素材の総括、下に書いておきましたm(__)m　）

清き一票をよろしくお願いいたしますm(__)m

【まじめに総括】

このデカール素材。まず、、、根本的な仕組みが一般的な水転写デカールとは少し違います。

ホワイト台紙なので、白地またはシロフチのシールになります。

インクジェットで手軽に印刷ができますが、普通のインクジェットプリンターですから白色は印刷できません。白は台紙の色を活かすしかありません。

使いようによっては面白い素材ですが、スケールモデルにはあまり向かないかもしれません。

あ、スコットランド戦車の目玉には使えるかな。

反転しての印刷が必要。

これを忘れると悲惨です（笑）

あと、裏の台紙が透けてないので貼るときに位置決めがむずかしい。。。柄が見えないんですね。

今回も少し斜めっていたり、ズレてますね。

そしていったんくっ付けたらやり直しが効きません。

剥がそうものならベロベロとなっちゃいます。

この点も扱いやすさで水転写デカールの勝ち。

貼った後も、面積が小さいと平気でしょうが、デカール面積が広いと気泡の処理が要ります。

なかなか平滑にカチッとはいきません。

いっぽう、印刷した後、印刷面が表に出ないのでうっかり触っても薄れません。

その点は扱いが楽ですね。

シートの下地処理なしでいきなり印刷ができるところも楽でいいです。

使いこなせば面白い素材でした。。。

#ダダコン2021

#ダダ貨車ABC