ビール貨車、まだまだ有ります…の巻

初版 2021/02/13 16:19

改訂 2023/08/05 09:58

…ということで、昨日に続き、今日も朝から楽しいレストアが続いてますw


まずは以前からあったロコHOのクルムバッハーの予備車(2台目)ですが、、、

屋根に傷がありまして、、、

(※奥の方↓↓↓が修理対象の予備車です)

…さらにバッファー(緩衝器)がひとつ欠損です。

予備車として管理するにしても直しておきたいところです。


まず屋根から。

ロコのこのタイプは、上に引っ張ると簡単に外れます。(ツメ無し)


これを使います。

今日は天気も良いので塗装日和ですね。

陽に当ててしっかり乾燥させます。


シルバーって色々あるので迷いましたが、これはドンピシャの色でした。

以前に72の飛燕を塗るのに持っていたスプレーです。

少し渋めのシルバー、という感じでしょうか。

向こう側↑↑↑が元からある1軍の方ですが、手前の塗り直した予備車の方が屋根の状態が良くなっちゃいました。

いい色です。


そしてバッファーの補修。

今回は手抜きして手作りせず、昨日解体した古いメルクリンの貨車からパーツを採取しまして、、、金属芯を入れたら黒く塗装します。

で、それを取り付けて完成!


以下の左側が本日直した2軍の予備車、右側が1軍の展示車両ですが、、

…ロット違いなのでしょうか? ブレーキ手室の色が違います。展示している方はクリーム色です。

珍しい例ですが、そもそもクリーム色の方も中古で入手したものなので、前のオーナーさんが別パーツに入れ替えてレストアしたのかもしれません。


でも、いやな感じはしません。

前の持ち主の方も、いろいろ手をかけたのかなぁ?とか思うと、、、そうやって受け継がれていけばいいじゃないですか。


はい。本日の2両目です。

こちらも、以前から2両を保有していたスイス・チューリヒのハルデングートの貨車です。

これもオーストリアのロコ社製。

既に手前の1軍のほうは展示フロア入りしています。

予備車もだいぶ前から持っているのですが…、、、なぜかと言うと、、、

これもニコイチ系の要レストア品でして、展示車(手前)の方は印刷などは綺麗なのですが、シャーシ下部のステップが折れています。

予備車(奥の方)のほうは側面の印刷の掠れ、屋根の傷、しかし下回りは破損無しの健全。


2両をチャンポンにして完備品にレストアします。


車体の上下を外すには、まずはカプラー(※車軸とユニット化されてます)を外します。

ここをチョンと押して…

次にここを左右チョンチョンとやるとユニットで外れます。

そしたら車体の上下をはめている爪があるので、ここをグッと押します…

※このツメは片端にしかありません。


そしたら、車体の側面の端側を少しずつこじ開けていきます。(傷付けないように…)

反対端のほうはボディの中に爪があるので、最後は斜めにボディを引っ張ると外れます。

こうして、2両のボディを入れ替え、メインの復旧完了です。


残った解体されたパーツですが、、、

屋根も外して予備品へ、下回りは全部パーツどりして、有効に活用します。(ボディは痛みが酷いので、廃棄!)


さて、、、

最後に手すり。

デッキのある妻面の両側に縦の手すりがあるのですが、2両ともパーツ欠損(一つだけ残)なので、ピアノ線で新製することにしました。

これを瞬着で取り付けたら完成!

これで完全な一両ができました。

本日のこれらはすでに登録済みの車両でしたので、本日はコレクション数は増えません。


ここ2週間の一連のレストアで復活したのはこれら5両のビール貨車。

このうち今日の2両を除いた3両がコレクションに新規登録されました。


またジャンク品を探してこなきゃ…。


まだまだ続きます♫



#ビール貨車

#レストア

#コレクションログ

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T. S

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