サラディンのレストア（第５話・ステアリング編）…の巻

この週末は日曜の午後だけホビータイムだったので、思うほど進捗しませんでしたが、難関のステアリングが出来ましたのでご報告、、、。

この工程のために、先日に新橋タミヤさんでミニ四駆のパーツを色々買ってきました。。。

まずは、基本のキ、そもそもタイヤが回らないと、です。

このクルマ、軸部もベタベタにくっ付いちゃってガビガビになっていましたので、軸構造を新たに作らないといけません。

まずはピンバイスで軸芯を抜きまして、、、

こういう時は、一気に太いので穴を開けようとせず、気長に小径から少しずつ太いものに変えながら穴の径を大きくしていかないと、です。

そうしないとバキッと穴の周りを壊しちゃいますので。（特にこのキットは古くてプラが劣化してますから…）

開けた穴に真鍮のクギを打ち込んで軸にします。

クギはホイルキャップ側に仕込みます。

そして、コレを差し込みますと、ステアリングのタイヤが回るようになりました㊗️

お次は車体内部。。。

ここにはこれからいろいろ組み込むので、元からある電池用の枠を…、、、

…バキバキと撤去します。

このあと、カチカチ言って左右をつなぐバーや、前の方に3本突っ立っているピンみたいなのも全て撤去です。

そして、今回は少しだけ美的感覚を発揮しまして、汚いままだとナンなので車内を塗装しましょう。

いちおう機内色っぽく、明灰白色をスプレーしました。

そして、ステアリング機構作りの続きです。

まずはリンク機構を作ります。

左右の軸部分の抜け防止の押さえ板を元に戻しますが、あとでメンテが出来る様にビス止めにしましょう。

…ラジコンぽくなってきましたね。

ミニ四駆用の小さなボルトナット、今回はコレが大活躍です。（しかしチイサイ…、ナットを何回も落として床を這いずって探しまわりましたw）

ためしにタイロッドを試作して嵌めてみます。うまく動くでしょうか？

お、行けますね、左右がうまくリンクして首を振りました。

そしていよいよRC化、ステアリングのサーボを移植します。

元のバギーを壊さないように丁寧にサーボを採取。後で元に戻せるようにそうっと外します。

仮にあてがってみましょう。

この位置で作ると、サーボの取り付け位置が後方寄りになりますね。

これだと受信機や電池を置くスペースに影響ありそうです。

そこで、左右をリンクするタイロッドの形状を工夫してみました。

サーボの位置を前寄りに出来るよう、複雑な形に曲げてみました。

だいぶ前寄りにサーボを置けました。

さぁ、動くでしょうか？

受信機やバッテリーはまだバギー側にあるので、ケーブルだけ繋いでみます。

プロポの電源を入れ…、本体の電源をいれます、、、

おー！！！クイ、クイっと左右に小気味良く動くじゃないですか！　

成功です。いやー、嬉しい㊗️🎉

ということで、この位置にサーボを金具で固定します。

…ラジコンカーっぽくなってきましたね。

そして、このままではタイロッドが上に抜けちゃうので、プラ板で押さえを付けました。

この手の部品は、全てミニ四駆用の小さなボルトナットを使って取り外し可能な構造にしています。

今日はステアリングだけで終わらせるつもりでしたが、勢いで真ん中の第2軸も作っちゃいました。

もともとこのキットの中間軸は、簡易的なサスペンション構造になってまして、プラプラではありますが軸受が上下にスライドして動く構造です。

そして、元の構造では長い軸が車体を左右にを貫通して両側を繋いでます。

それでは軸が内部メカと干渉するので、ここも新たに車軸と軸受を作り直しました。

左右それぞれ独立した軸受になっていまして、上下にスライドします。

プラプラですが、前後のタイヤは軸の高さ固定なので、この真ん中のタイヤはおそらく地形に合わせて上下に動いてサスペンションが可動しているように見えるはずです。

…というわけで、本日はステアリングと第2軸まで作っておしまい。

早く肝心の動力部に取り掛かりたいですね。

今週は少し忙しそうなので、また次の週末ですかね…。

つづく

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T. S

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