菱形戦車…の巻

初版 2020/09/26 23:52

改訂 2023/08/05 11:29

英国の戦車にこだわって模型を作っていますが、そうであるなら作らなければならないのは、世界初の戦車、イギリスの「菱形戦車」です。

そう思って15年以上前に作り始めたのがコレです。

↓↓↓

イギリスのエマー社の1/35 Mk.4のキットです。

その当時はまだタミヤからも発売されておらずこれしか売ってませんでした。


でも、私がこれを作り始めてからタミヤから素晴らしいのが発売され、、、このエマーの素朴なキットもあちこち甘くて手が掛かるので放っておくうちにヤル気がかなり萎えてしまいまして、、、長年そのままになってました。


このキットの履帯はゴムベルトみたいで使い物にならないので、、、

奮発して英国のアキュレイト・アーマー社から通販で履帯のレジンパーツを取り寄せて巻いてみたり…、それなりに取り組んでいたものの…、、、

…この状態で十何年放置されていたのですが、、、最近吹っ切れてきました。

細かいところは余り気にせずどんどんつくろう!…と(笑)


…ということで、今日の昼から突然取り掛かることにしました。


先日のイタレリのコマンドジープのジャンクパーツを見たのもいいきっかけでした。。

ヴィッカース軽機関銃のパーツです。

見てお分かりのように↑↑↑、キットの機銃は使い物になりませんw

ちょうどお誂え向きに5挺あるじゃないですか。


まずはここから取り掛かります、、、

…銃身の換装できました。


ところで、今年になり急に手元が見え難くなってきまして、いわゆる老眼ですね。

なので新ツールを導入!

私はメガネをかけてるので、上から掛けられるタミヤのルーペを買いました。


近くを見るときにいちいちメガネを外す必要もなく、、、これはイイですね。


そんなこんなで側面のスポンソンに載る機関銃の内蔵タレットが出来ました。

菱形戦車は、普通のタイプには砲が載りまして、そのタイプは「メール(オス♂)」と言いますが、、、一方、この作例のように機関銃しか搭載してないタイプもありそれは「フィメール(メス♀)」型と呼ばれます。


側面のスポンソンの銃に次いで、前部機銃も取り付けます。

これと合わせて5挺の機関銃を搭載しているのです。

精密感が出てきましたね。


背中の排気管、以前は金属パイプなどでディティールアップしようとか張り切ってましたが(でも、そこも萎えポイントになってまして…)、先ほど書いたように「細かいことは気にしない」で作ることにしました。


管の出口だけピンバイスでほじったら、キットのパーツを取り付けて、こんな感じになりました。

だいたい出来てきました。

そして右側の方ですが、、、

…出入り口を開けました。

なぜなら、、、

このうち右下の人、、、

この人はもともとは手榴弾を投擲するポーズでしたが、ちょっとポーズを変えてます。

なぜならば…、、、

…ここに乗って身を乗り出すからです。


実は、十何年前にこの構想で作り始めていて戦車もフィギュアもそのまま放置されていたのです。


さて、十何年前に製作がストップした原因の一つは車体背中のレールです。

WW1当時、障害物の超越用の資材を載せたりしていたやつです。

キットのものは成型が甘過ぎてとても使い物になりません。

その改修が厄介そうで躊躇しているうちにやる気なくなっていた訳です…。

ここは流石に改修します。

エバーグリーンのプラ材から、L型断面のを使います。

まずは背中側から…、、、あとは前と後ろ。


…でも、今日はここで終わりです。

食事しながら程よく飲んじゃいまして、、、

…食後はもう無理です(笑)


このウイスキーは、まぁまぁ珍品、オーストラリア🇦🇺のタスマニア島の蒸溜所のサケです。

昨年に仕事で豪州に行った際のお土産でした。


買ってすぐは独特な硫黄的な風味が気になりイマひとつかな?と思ったのですが、開けてしばらく経ったら円やかになってきまして、、、ロックで飲み、あとは水割りにしてみましたが水割りも意外にも合います。


…ということで工程の続きは明日。。。

レールの続き、車体の前後の部分を作ります。


つづく



#戦車

#菱形戦車

#Muuseo模型倶楽部

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T. S

I am a collector....

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    toysoldier

    2020/09/27

    おぉ!これは期待!
    エマーはけっこう好きなメーカーです。

    ジオラマ楽しみですね♪
    フィギュアも良いポージング!

    前途多難だと思いますが、乗り越えて下さい(笑)

    タスマニアのウイスキーも美味しそう…

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      T. S

      2020/09/27

      おはようございます。
      戦車じたいはあと前後のレールを付けるだけで工作終わりなのですぐ終わると思います。
      塗装に時間がかかりそうです。単色にするか迷彩にするか、時間をかけて悩みます。
      マーキングは目玉付きの王立戦車連隊第4大隊の予定です。

      タスマニアのウイスキーですが、いつも飲みたくなる程の魅力には欠けますが、たまには…という感じです。

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    T. S

    2020/09/27

    今日は車体上のレール、前と後ろを作りますが、どのような形のブラケットで取り付いてるのか分からないのです。
    色々見ても細かいところまで写ってなくて…、

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      T. S

      2020/09/27

      …なので、悩まずに取り付け部はキットの部品を流用することにしました。
      付け根だけ利用し、レール部はプラのアングル材に置き換えます。

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      T. S

      2020/09/27 - 編集済み

      で、こんな感じに無事に取り付きました。

      塗装しようと庭に出たところ、先日伐採して除草したところがno man's landのようだったので、1枚パチリと撮ってみました。

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      T. S

      2020/09/27

      今回は珍しくオキサイド・レッドのサーフェイサーを下地に塗りました。

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    T. S

    2020/09/27

    下塗りの続きで、履帯まわりを黒で、全体をODのスプレーでブワーッと掛けてみました。

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      T. S

      2020/09/27

      とりあえず全体的なイメージが掴めました。
      あとどう仕上げるかはこれからゆっくり考えます。

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      T. S

      2020/09/27 - 編集済み

      クロムウェルと並べてみましたが、菱形Mk. IVはなかなかデカいですね。まさに「タンク」ですね。
      こんなのがゴトゴト迫ってきたら、初めてこれに直面したドイツ兵は肝を潰したことでしょうね。。。

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      T. S

      2020/09/27

      人はこんな感じになります。

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    • こんなとこから乗り降りするんですね!
      知らなかった!

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      T. S

      2020/09/30 - 編集済み

      コメントありがとうございます。
      そうなんです。このフィメール型はここでして、大砲がついたメール型(↓↓↓)はこんな感じです。
      どちらもこの辺りに入り口があるんですが、この模型のフィメール型は乗り降りしにくそうですね。ここからだと服を汚さずには乗り降りできなさそうですが、実は真後ろにもドアが一つありますので、そこからも出入りできたようです。

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    T. S

    2020/09/28

    キットの紙箱を再利用して保管箱を作ったら、偶然にもティッシュ箱と完全に同サイズになりましたw
    こんなデザインのティッシュあったら絶対に買うのに(笑)

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