-
乳白ガラスのエッグカップ
乳白色のガラス生地で宙吹きし、口縁部をミントグリーンの色ガラスで暈している。 イギリスにおける色ガラス製品の生産はブリストル地方が有名で、イギリスアンティークグラスの世界では、こうした色ガラスの製品は一纏めに『ブリストルグラス』と呼ばれる。 しかし、ブリストル産ガラス製品と断言できるものは案外少なく、色ガラス製品の生産に関しては不明な点が多い。 口縁部に段があり、液体を飲むための物としては不自然な形であったため、調べたところ卵を乗せるエッグカップであることが分かった。 R3.10.22 タイトルを『ジングラス』から『エッグカップ』に変更しました。
1780〜1800 イギリスM.S
-
ジングラス
ジンなどアルコール度数の高い酒を飲むために使われたグラス。ステム(脚)とボール(杯)には六角形が連続したようなカット技法である、ファセットカットが施されている。生地は鉛ガラスでやや青味掛かる。
1780〜1800 イギリスM.S