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講談社コミック・いちえふ1~3巻
東日本大震災で深刻な被害が出た福島第一原子力発電所、そこで実際に働きその体験をマンガにした竜田一人さんの「いちえふ」です。 福島第一だから「フクイチ」になりそうですが 現場の人は「いちえふ」と呼ぶそうです。 機密事項もあるので全部をありのままには描けないみたいですが作業の様子や働く人とのやり取りなどが結構リアルに描かれています。 もう10年近く前の作品ですが何回読み返しても 飽きないんですよね。
漫画 講談社 580円(税別)panzer-vor
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7.スバル インプレッサ WRX STi 4door グループR4仕様
ミニカー 1/64 タカラトミー イオン 2014年頃あーたろー
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東京ディズニーランド31周年
東京ディズニーランド31周年のポストカード。 美女と野獣のキャラクターコスチュームのミッキーandミニー❤️
ポストカード ディズニー 東京ディズニーランド 2014年頃みぞれ雪
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Tissotia obesa
Species :Tissotia obesa Age :後期白亜紀コニアシアン location:ペルー/バグアグランデ まるでセラタイトの様な縫合線を持つアンモナイト。 三畳紀に栄えたセラタイトとは系統的に大きな隔たりがある本属。 進化を重ねて縫合線を複雑化させたアンモナイトが、進化のベクトルを180°転換し単純化の道を進んだグループが辿り着いたひとつの解答。 複雑な縫合線は外殻を堅固に支え、内部保水率を上げて安定感を増したと言われてる。 そんな一見メリットだらけの特徴が退行する環境とはどのようなモノだったのか。 縫合線=螺管の外殻際に出る隔壁外側が模様化したモノ。 複雑な縫合線は波打った複雑な隔壁の現れ。 螺管や隔壁等を含めた殻は、軟体部の外套膜から炭酸カルシウムを分泌して生成される。 隔壁は外套膜を写した型だとも言われている。 そのため、縫合線が複雑≒枝葉の様な突起が付いた外套膜を有していると言う事になる。 そうした特性を紐解いていくと、素人ながらに単純な縫合線のメリットも思い浮かぶ。 縫合線が単純≒外套膜が単純な作りで軟体部が丈夫になって利を得たのか。 縫合線が単純≒隔壁の表面積の総量が減少≒質量が低下して軽量化が繁栄に繋がったのか。 縫合線が単純≒隔壁の表面積の総量が減少≒生成カロリー削減が生存能力の上昇に繋がったのか。 とにかくなにがしかのニッチを確立する優位性がある退行的進化の一種と思われる。 まぁ素人が考えても仮説どころか想像ですらない妄想だけど、進化って不思議で奥が深くて面白い。
化石 2014年頃 白亜紀Arato510
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Choffatia isabellae
Species :Choffatia isabellae Age :中期ジュラ紀カロビアン location:フランス/モントイユ=ベレ アンモナイト亜目ペリスフィンクテス科のアンモナイト。 ペリスフィンクテス上科は性的二形を形成する種が多く、そのミクロコンクはラペットを形成する。 ※性的二形=雌雄で別の形態をとる種 ※ミクロコンク=性的二形を形成する種の小型(雄) ※ラペット=住房先端の装飾 そして何故か頭足類の他グループに比べてラペットの保存率が群を抜いて高い。 住房の先端についた繊細なラペットは本来破損しやすい。 それどころか住房自体が破損しやすく、幾つもの隔壁に支えられた隔室部の殻だけが保存された標本のほうが多い。 生前の外殻が頑丈だったのか、生息→死後集積→化石化まで保存されやすい環境に居たのか理由は謎。
化石 2014年頃 ジュラ紀Arato510
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Subgrossouvria cf. retrorsa
Species :Subgrossouvria cf. retrorsa Age :中期ジュラ紀カロビアン location:フランス/モントイユ=ベレ アンモナイト亜目ペリスフィンクテス科のアンモナイト。 ペリスフィンクテス上科は性的二形を形成する種が多く、そのミクロコンクはラペットを形成する。 ※性的二形=雌雄で別の形態をとる種 ※ミクロコンク=性的二形を形成する種の小型(雄) ※ラペット=住房先端の装飾 国内ミネラル業者の中では大手のショップから、Perisphinctes sp.として購入したけど明らか違う。 ペリスフィンクテス属はリブがハッキリしており、ミクロコンクでも9㎝くらいある比較的大型の種。 当時の国内事情はペリスフィンクテス科ならアレもコレもペリスフィンクテス属という雑同定のショップが殆どだった。 当時ノービスどころか頭足類ハマりたてのビギナーだった私は、違和感を覚えて調べた。 ペリスフィンクテス科の本場、フランスのWebサイトの標本を参考にした。 ペリスフィンクテス科は同属別種はおろか別属でも酷似したモノが多く。 サイズ 巻きのキツさ リブの濃さ コンストリクション(くびれ)のパターン 等々の微細な違いで判別。 オマケにコンストリクションは同種内でも個体差がある様子で大変だった記憶がある。 最近、見直してみたけど同じ結果だった。 10年くらい趣味放棄してたせいで、眼識がまったく磨かれていないので当然か。
化石 2014年頃 ジュラ紀Arato510
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Valanginites nucleus
Species :Valanginites nucleus Age :前期白亜紀バランギニアン location:ドイツ/シュテムヴェーデ アンモナイト亜目、オルコステファヌス科のアンモナイト。 こう見えてペリスフィンクテス上科。 ゴニアタイトやセラタイトにも存在する球形フォルムの殻。 頭足類随一の形態的多様性を誇るアンモナイト目に居ないわけがない。 そんなインボリュート(若殻巻きを飲み込んだ巻き)した属種の中でも、この標本は特にキツ巻きでヘソが全くない。 しかし、ヘソがあったり細かく深いリブが刻まれていたりする別形態の個体が同種として流通している。 個体差と言うには差が激しい。 よくあるアマチュアの勘違い浸透現象で、複数の種が同種として扱われてるのだろうか。 それか、ペリスフィンクテス上科なので性的二形を形成する属種なのかもしれない。 ※性的二形=雌雄で別の形態をとる種 鉄球の様なこのフォルム。 私がフランス在住時にハマっていた、ペタンクという鉄球を投げるスポーツをやる度にこのアンモナイトを思い出していた。 ※ペタンク=ビリヤードっぽい感覚でプレイするスポーツとゲームの中間的なカルチャー。 それ程、質感・サイズ感共に鉄球っぽい握り込む手に馴染む形態アンモナイト。
化石 2014年頃 ジュラ紀Arato510
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Pseudaganides cf. aganiticus
Species :Pseudaganides cf. aganiticus Age :後期ジュラ紀キンメリッジアン location:ドイツ/バイエルン ノーチラス上科シュードノーチラス科。 ノーチラスの中ではセノセラスの次くらいに流通が多い。 Pseud=『偽』の名を冠してるけど、パクリ元のアガニデス属というゴニアタイトのが遥かにレア。 縫合線が曲がりくねりつつ間隔が狭めで、ノーチラスにしては隔壁が少し複雑化してる。 縫合線が複雑なノーチラスといえば新生代のアツリア属が有名だけど、そのアツリア属の先祖種とはたぶん別系統。
化石 2014年頃 ジュラ紀Arato510
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Syringonautilus sp.
Species :Syringonautilus sp. Age :前期三畳紀オレネキアン location:東ティモール/ボボナロ ノーチラス目トリゴノーチラス上科の仲間。 現生オウムガイの属するノーチラス上科を生み出す重要な属。 小型標本しか見かけないので、属全が小型種小だと思われる。 進化の節目は大抵、代謝が高く世代交代の早い小型から起こる。 などと素人のくせに偉そうな知ったかぶりを吐いたけど、自分の集めた属種のバックグラウンドを調べる限りその傾向にあるのは事実。
化石 2014年頃 三畳紀Arato510
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Polygrammoceras sp.
Species : Polygrammoceras sp. Age :後期シルル紀ラドロー location:スウェーデン/ゴットランド オルソセラス目のノーチロイド。 細かい条線がキレイに保存された良質な標本。 流通するノーチロイドの殆どが直角タイプのオルソセラス類。 直角タイプは流通が多いけど、実のところの個人的な所蔵量は少ない。 理由は単純。 流通してる殆どのモノは、鬼磨きされたり、ボロボロだったり、産地情報をロストしてしまった様な標本と呼び難いオキモノ。 折れやすい形状から、標本として流通しているモノも大多数が小型で品質が低い標本で、需要も低いためいつでも入手可能。 その結果、収集プライオリティが低くなり所蔵が少なくなる。 そんなオルソセラス事情において、一線を画す標本がコレ。 これ程キレイに保存されたオルソセラスは他に見たことがない。 直角ゆえに折れやすい形態の中ではサイズ感も申し分なく、貝形類の付着もポイントが高い。
化石 2014年頃 シルル紀Arato510
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Cymatoceras sakalavum
Species :Cymatoceras sakalavum Age :前期白亜紀アルビアン location:マダガスカル/マハジュンガ ノーチラス目ノーチラス科セノセラス属から分化したキマトセラス科の仲間。 細いリブが特徴。 集活初期に入手したけど、当時は細リブを縫合線だと勘違いして驚いた。 古生代の初期ノーチロイドにつては縫合線≒隔壁の間隔狭いのが主流だったと思うけど、それでもでもここまで間隔が狭くないと思う。 更にノーチラス目は間隔広めなのが主流なので、こんなに狭い縫合線の属種がいたのかと度肝を抜いた恥ずべきビギナー時代笑 ノーチラスらしいボリューム感にノーチラスらしからぬ細かいリブを持ち面白みがあるけど、シュードアガニデスと並んでセノセラスに次ぐ流通量を誇るノーチラスなので希少は低い。
化石 2014年頃 白亜紀Arato510
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Daraelites elegans
Species :Daraelites elegans Age :前期ペルム紀アーティンスキアン location:カザフスタン/アクトベ アンモノイドいちの地味メン。 ゴニアタイト目から分化したプロレカナイト目の仲間。 地味だけどアンモノイドの子孫繁栄の繋ぎ役となる重要なグループ。 プロレカナイト目は単純な縫合線を持つ初期ゴニア型から生まれた。 更に進化を重ねて、縫合線を徐々に複雑化させて沢山の山と谷を形成する、このダラエリテス属が生まれた。 そして縫合線の谷に切れ目が入った種、つまりセラタイト型縫合線を持った種を生み出す。 ※縫合線≒外套膜の形状痕跡。つまり外套膜の凸部に複数の突起が形成された種がセラタイト目と言う事。 ダラエリテス属が、セラタイト目の始祖ゼノディスカス科の種を生み出す。 ビギナーが見れば、なんの変哲もない小さく地味で目立たない標本。 だけど、前提知識を持って観察するれば見方が変わりアジのある標本に見えてくる。
化石 2014年頃 ペルム紀Arato510
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Polyptychoceras (Subptychoceras) yubarense
Species :Polyptychoceras (Subptychoceras) yubarense Age :後期白亜紀サントニアン location:日本/北海道 アンキロセラス亜目のアンモナイト。 巨大なクリップの様な形態をしているポリプチコセラスの仲間。 一番長いシャフトで20㎝以上あり、ポリプチコセラス属の中では大型の標本だと思う。 ビギナーのときに購入時した標本で、サブプチコセラス属として売られてたのを見て、大きいポリプチコセラスくらいの認識で購入した。 サブプチコセラスってのは亜属名として扱われてると思うんだけど、ポリプチコセラスとの明確な違いが不明。 白亜紀アンモナイトは国内に詳しい人が沢山いるのでコメントに期待かな。 私はオルドビス紀シルル紀のノーチロイドが主趣味なうえに、 頭足類の先祖、カンブリア紀の単盤類~現生の頭足類まで収集対象なので、調査に割くリソースが絶対的に足りない。 他力本願寺スタイルを許していただきたい。 みんな大好き異常巻きだけど流通は多くてレア度はまぁ低い。 昔の北海道巡検者達のブログでは、よくポリプチコセラスの入った割られたノジュールが捨てられてるといった記事を見たことがある程。 希少種以外は捨ててる一部の古参巡検者がいる(いた)らしい。 ノジュールのままであれば母岩に保護されたハズの化石が、表層に出た状態で野ざらしされれば雨風や川の流水に晒されて劣化が急速に進む。 私からすれば許しがたい行為で、化石に対する冒涜行為に他ならないと思う。
化石 2014年頃 白亜紀Arato510
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Douvilleiceras inaequinodum
Species :Douvilleiceras inaequinodum Age :後期白亜紀アルビアン location:マダガスカル/マハジャンガ アンモナイト目。 異常巻きで有名なアンキロセラス亜目の仲間らしい。 本属は10以上の種を内包してる一大勢力のクセに流通してるのは概ね下記、2種として雑に同定されている。 D. inaequinodum D. mammilatum その他殆どはDouvilleiceras sp. まぁ、よくある。 頭足類化石あるある。 D. mammilatumは D. inaequinodumより細かな突起がより多く配列されているといった印象 外殻が綺麗に保存された刺々しい本属は標本というより、美術品として人気。 目を引く外観がゆえに専門業者よりも怪しい美術品を取り扱う業者に扱われる事も多い。 アンモナイト随一と言っても良いほど世の中にあふれている本属だけど、 鬼磨きして保存状態を誤魔化した数センチの個体から、30㎝近い大型で細かな棘の保存まで良好な標本まで、美術品として扱われるがゆえに価格差が激しい。 この標本は小ぶりだけど、外殻の保存が良好で割と良い標本だと思う。
化石 2014年頃 白亜紀Arato510
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Waagenia subinterrupta
Species :Waagenia subinterrupta Age :前期ペルム紀アーティンスキアン location:カザフスタン/アクトべ カザフスタン産のペルム紀ゴニアタイト。 ゴニアタイトらしいインボリュート(若殻を巻き込む形で成長)した巻き。 ゴニアタイトとは思えない細かな縫合線を有するサイクロロバス上科の仲間らしく、本属もゴニアタイトにしてはかなり細かな縫合線を有している。 殻形成プロセスについてザックリとした知識しかないけど、 有殻頭足類は外套膜から何やら分泌して殻を形成するらしい。 そして、縫合線は外套膜の跡。 つまり外套膜の形態を反映していると言われている。 縫合線の波は外套膜のウネリを 縫合線の谷にある刻みは外套膜ウネリの凸部先端の棘装飾を意味する事になる。 縫合線の特徴をゴニアタイト型などと分類するクッソ古い悪習のせいで、 ビギナーにはゴニアタイト=単純な縫合線と思われてる。 セラタイトやアンモナイトに先駆けて、外套膜を発達させた一群がいたと言う事実。 頭足類狂としては、少しでも古生物かじってる人には知って欲しいな。
化石 2014年頃 ペルム紀Arato510