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3本目のランダムスター
ヤフオクを見ていると懐かしいランダムスターが出品されていたので、思わずポチッとしてしまいました。 一時期、タッカンも使ってた、チェリーサンバーストの虎目が印象的なギターです。 多分、1980年代製と思われるので、ブリッジに少し痛みはありましたが、充分に使えるギターで、PUの出力が高くメイプル&マホのボディでハードな音が最高のギターです。
エレキギター ESP 20万円ぐらいゲイリーサイクス
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ひょんなきっかけで手に入れた最初期のESPのランダムスター
FBねギターコミュニティを見ていると、何やら見たことないランダムスターが上がっていたので、コメントして見ると1970年代後半にお茶の水で友人が購入したESPのギターとの事。 ダメ元で欲しいと言ってみたとこ、譲ってくださるとの事でご自宅に伺わせてもらい目出たく購入。 日に焼けてクリーム色になったボディに半分だけのミラーピックガードが雰囲気あって気に入ってます。 ただ、着いてテレスタイルのネックがモトオキしてて弾くには問題あったので、1980年代のnavigatorのホワイトのバルタンネックを見つけてESPさんに着けてもらい快調に弾けるギターになりました。
エレキギター ESP ネックやセットアップの方が高かったゲイリーサイクス
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ESP viper
こちらESPのviperになります 丁度コレは三重県を旅してる時でしたね 松坂牛が食いてえなぁなんて思いながら松坂市をウロウロしていたのですが 松坂市には何と回転焼肉と言う攻めた業態のお店がありまして、そこは何と松坂牛の焼肉をリーズナブルに食べる事が出来ると言うお店 本当に結構リーズナブルで 1番の驚きは『松坂牛のレバー』いわゆる内臓 聞いた事あります?松坂牛のレバーって? 僕も大概食事こだわって生きてるタイプですけど内臓に松坂牛のブランド付けて売ってるところは見た事ないです ちなみに僕は焼いたレバーは絶対食えない人で精々レバ刺しみたいな鮮度の奴を表明炙ってギリ位です 中まで焼いたら何であろうとアウト そんな僕が完全に焼いたレバー唯一美味いと感じたのが松坂牛のレバーでした アレは本当に衝撃でしたね 松坂牛は内臓もスゲェ さて、何の話してんだか そんな回転焼肉を食べ終わってからハードオフにフラッと寄ってみたんです すると、まさかのviperを発見 ESPが誇るハードロック用ギターですね しかもフロイド <●><●>viperかぁ… しかもなんか異常に安い 88000円 ESP製品が10万切る時点でおかしい所なのは勿論だが、見た感じかなり綺麗な状態 気になるなアイツ 実は僕はESPでいつか欲しいなと思ってる機種がありましてね それがウルトラトーン って奴なんですが 似てるんですよSGシェイプで ただウルトラトーンはエクストラロングスケールでマジでドロップチューン前提の激歪み御用達みたいなギターなんですよね ドロップ G辺りまで行けるんだとか ピックアップはブラックウィンター うーん なんかviperってアレの子分みたいな変なイメージあんだよねぇ まぁちょっと弾いてみるか って感じで試奏させてもらう事に と言うのもね、実はフロイドマジで嫌いなんですけどそろそろアームサウンドも曲に飛び道具として入れたい歳頃だったんです 一軍では絶対使わないけど一点突破なジャンルでESP製品だったらまず間違いないのでね んで弾いてみたんですが コレが驚きのサウンド もしかしたら人生で1番ピッキングハーモニクスが鳴りやすいギターなんじゃないか?って思う程に簡単に鳴るんです そして弾きやすい 恐るべしESP 88000円か…どうしよ って思ってたら弦が切れまして、店員さんに貼り直して貰いたいんだがフロイドの貼り方が分からないのと六角が無いとか意味分かんない事言われて夜に詳しい人来るまで待って欲しい的な事言われる ( ФωФ )えぇ…? って感じで待ってらんないから買わずに退店 その日は三重で一泊したんですが どうしても頭に引っ掛かってたもので次の日またハードオフに行き貼り直されたviperを試奏 やっぱいいな… しかもコレ塗装がやたら綺麗だけどリフィニッシュされてるよね? 何か変なロゴ入ってるし 多分前のオーナーがやってたバンドのロゴかなんかなのかな? そしてDチューナー搭載 更にアーミングアジャスターも付いてるらしい 中々こだわりのカスタムの様だな その癖何故かアームが付いてないのでアーミングが試せないのが謎である <●><●>……いいか、買っちゃえ って感じで購入 見た目とかじゃなくて大事なのは音だからね そんな感じ新品40万近いviperの美品88000円で購入しました yeah そんで途中でアーム買って家で弾こうとしたんですが ( ФωФ )…アーム上がんないんだけど そう、何故かフローティングしない どうゆう事なのだろうか 次の日ESPに持って行ったところ そう、忘れていた アーミングアジャスターの存在 こいつ、どうやらアーミングアジャスターによってフローティング出来ない場所に取り付けてあってアームアップ出来ない仕様にしてやがる様だ しかも しかもです 「コレ、アジャスター取れば普通にアームプレイ出来ますよね?」とクラフトマンに聞くと 「いや、これね Dチューナー付いてるからどの道アームプレイ出来ないんだよね ザグるしかないよ それかDチューナー取るしかないかな」 ( ФωФ )……え?使えなっ そんな感じで 魅力を感じて買った要素が全て無意味だったと言う事で完全に封印される事になりました やっぱフロイド嫌いだわ
ギター ESP 88000円青森さん
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世界に一本 伝説の笹かまギター
こちら、笹かまギターになります 遂にコレの出番が来たか こいつは一時期ギター界を騒がせた幻のポケモンみたいな奴なんですが、知ってる人からすると 「えっ?お前がオーナーなの??」 ってなる事間違いなしの一本 そう、実はこいつの所有者は僕なんです 文字通り紛う事なき伝説のギターです まず概要を説明しますと 2019年頃、仙台の山野楽器さんが宮城県の御当地ギターをESPにオーダーして作ると言う試みをして生み出された狂気の一本がこのギターなんですが 仙台と言えば牛タンを思い浮かべると思います でも実は仙台の笹かまは普及率で言えば比較にならない程大規模なシェアを誇る一大特産品でもあるのです タダでさえ頭おかしいレベルの発想ではあるのですが 阿部蒲鉾店から笹かまのサンプルを借りて来てデザイントレースをして作ったボディ 更にふっくらとした焼き目を完全に再現する為に生まれた新しいカラーバリエーション その名も 笹かまバースト ちなみにボディ名は 笹かまトレース もうここまでやると狂気を通り越してアートに到達する清々しさを感じますね ヘッドも笹かまを全面に出した形状となっており文字通り笹かまの形のギターが出来上がった訳です まぁこのコンセプトから何から既にイかれてるってのは当然誰が見ても明らかなのですが ギター界で騒がれた理由はそれだけではないです 皆さん これ値段いくらだと思います? 10万?20万? 正解はですね 80万です( ⌒⃘ཽ⃜ ◞ළ̆◟ ⌒⃘ཽ⃜ ) うーん 完全にイかれてますね そうこの笹かまギターが発売公表になった時に色んな声がネットに溢れましたが、最も多かったのは 「こんなネタギターに80万出す奴の顔が見てみたい」 でした いや 普通ですよ その感想 当然と言うか必然と言っていい感想だと思います 何なら僕もそう思ってる位です 発売当時の頃は欲しいなんて全く思ってませんでしたし( ˊ̱˂˃ˋ̱ )笑 先に言っときますが僕は宮城県観光大使でも無ければ笹かまと心中出来る様な笹かまマニアでもないです 宮城県に特に縁とかもないですからね笑 話は戻りますが 誰が買うの?と言った声が出るのは当然です 例えばコレがヴィンテージギターでズタボロのジャンクでネックもヒビ入ってますみたいなのが80万で売り出されてたとしましょう うーん…本当なら何百万のヴィンテージがジャンクでも80万なら… いや、でもリペアして色んな所直した時点でそれってヴィンテージギターって言うのかな…?うーん 的な商品なら悩むのもわかります 何なら結局買い手はつきそうですしね ただコレ 誰がどう見てもネタギターじゃないですか 人前で弾くのも何か小っ恥ずかしい気もするしウケ狙うにしたって80万出す価値のある笑いも取れるとは到底思えない つまりその言葉通り 買う奴の気が知れないって事です笑笑 結果どんな奴が買うのか見てみたい って話です しかもコイツリアハム1発の超ストロングスタイルのギターみたいですからね 使い所も究極まで限定される困った奴です 欲しいと思う人は中々現れないでしょう さて、そんな僕が何故オーナーになってしまったかと言うヒストリーの話なのですが まず僕は旅が大好きでして、バイクで全国ウロウロしてる事が多いんです(ちなみにバイクも別に好きな訳じゃないです笑) ドラッグスター400と言う中型のデカいバイクなので天気の良い日は割と遠くまで行けちゃうんですよ そんなこんなで色々旅をしてる僕は地元の福島県に遊びに行くと通過して宮城県にウッカリ牛タンを食べに行ったりする事も少なくないのです 丁度発売公表から1年位経った頃でしたかね たまたま宮城県に行ったんですが それでその時にふと思い出したんですよ そういや笹かまギター作った山野楽器仙台店ってこの店じゃねぇか? と アーケード歩いてると普通に見つかる場所にあるので山野楽器見たら突然笹かまギターの存在を思い出したんです そこで入ってみてどんなもんだか話のネタ程度に現物見てみようと思いました するとネットでは当時ガラスケースに入って飾られてた筈がどこにも見当たらなかったんですよ アレェ?<●><●>なんで?売れたの? って感じでしたが何故か壁にかけるギターフォルダーに嵌められて変な場所に掛けられてる笹かまギターを発見しました 店員さんの話によるとメンテナンスでたまたま外に出してたらしいんですよね 何かどっかでこんなシチュエーションあったな…(navigatorのルーム参照)と思いながらもちょっと欲が出てしまい 「アレって試奏とか出来たりします?」 と聞いてみたんですよね すると 「まぁ、じゃ特別にどうぞ」 みたいな感じで快く試奏許可を頂きました こうゆう謎の運は強い まず持った時に真っ先に出る感想なんですが どうやって弾くのが正解かわからない いやコレね 世界トップクラスのヘッド落ちギターなんじゃないか?って思う位ネック側が重いんですよ で、例えば弾きにくいギターの代表例はフライングV アレは座って弾くにはクラシックスタイルの構え方しないとダメじゃないですか? 二股を足に嵌める様な形で 笹かまギターは言うなれば フライングI な訳です 例えばギリギリ同じ種類に分類出来そうなVOXから出てるファントムとかありますよね? アレも一応座って弾けなくない形状してます クラシックスタイルなら全然弾けます 笹かまギターは長いんですよ クラシックスタイルだとネックエンドが胸下位に来るんですよね もはや潔くチェロとかコントラバスみたいに立てて弾いた方が気持ち良く弾ける説あります まぁただ何とかネックを持ちながら弾く事でギリギリスタンダードな構えで弾けなくもないのでそれで弾いていく事にしました まずネックを持った時の印象 『物凄いしっかりしたネックだな…』 そうだ、うっかり忘れてたけど コレESP製のオーダーギターなんだよな… 何かふざけてる様にしか見えないからその見た目の奇抜さに意識が行きがちだけど 触って見ると材は勿論指板の感じや塗装の品質の高さ、高い楽器触った時の謎の品格 どれもが一級品の雰囲気を出してる事に気付く訳です で、1番気になる音なんですが コレが爆笑でして もう最高に激歪みの極上ディストーションサウンドが出るんですよ笑 無駄な成分が全くない 必要な音だけ1番気持ち良く鳴ってくれる 何だこのギター( ФωФ )笑 ただ何が原因なのかは定かではないのですが あんまり体験した事ない鳴り方なんですよね 形状の所為なのかわかりませんが ローがあんまりいないんですよ でもですよ? ヴィンテージ系のベースって少しカラッとしててローの膨らみがないのに不足感とかないじゃないですか? オケに混ざると尚それがわかると思いますが 何かそんな感じのローなんですよ笑 ローがいないなぁって一瞬思うけど6弦でリフを鳴らした時に物足りなさは感じない やっぱESPのお家芸の倍音なのかな? とにかく面白い程にクリアでバイト感が激烈なサウンドだったんですよ 見た目と真逆ですね 僕はてっきりポップソングにポワポワのっかる様な丸いサウンドを想像してましたが、逆にそんなのには絶対使えなさそうな音ですね 完全にメタル向きです笑 それもその筈 店員さんに聞いたら何となくそうなんじゃないかと思ってましたがリアに載ってるのがダンカンのナズグルらしいんですよね もうその時点で歪ませるしか道が無いギターと化してる訳ですから ナズグルって多分ダンカンの中で2.3番目位のハイパワー激歪みピックアップですからね もうイチイチ狂ってて面白い ボディはアルダー ネックはハードメイプル ネック仕上げはサテンウレタン ピックアップはナズグル ペグはゴトーのロックペグ ブリッジはヒップショットFIXD 普通にスペックだけ見たらただのハイエンドギターなのが笑えるんですよね ちなみに構造上17フレっと辺りからは使い物になりません(指が殆ど届かない) コレ… バンドで使いてぇなぁ… と、正直頭によぎってしまった 何故なら、同行した音楽関係者に 「笹かまギター弾いててこんなにカッコよく見えるのって多分生まれ持った才能かも知れませんよ」 と 笹かまギターと言うイロモノギターを持っててこんなに似合う人も中々いないだろうと言う感想を頂いたと言うのも大きな要因 写真撮って貰ったんですが 自分でも思いました 確かに何か変に似合うな… と と言うのもイベントかなんかだと思いますが笹かまギター構えて写真撮ってる人とかネットで結構見た事あったんですよ その時の写真を見てると 待たされてる感が凄かったんですよね 何か笹かまギターに全てを持ってかれてると言うか ただ僕が自分で言うのもなんですが 笹かまを構えてる写真を見て 何か負けてねぇな って思ってしまったんです 乗りこなしてる感と言うか もう何か自分でも何言ってるか分かりませんがとにかく謎のマッチングは感じました ほんで 結局買いはしませんでしたが 次の年 うちにいました( ⌒⃘ཽ⃜ ◞ළ̆◟ ⌒⃘ཽ⃜ ) いや…もうなんか ね 訳の分からない運命感じたもんですから… ちなみに店員さんに笹かまギター下さいって言ったら 「売れない」って言われましたからね もう売れな過ぎて と言うか元々売る気は無かったんでしょうけど山野楽器仙台店の守り神みたいな客寄せパンダ的立ち位置に昇格していたみたいです そっから山野楽器の偉い方が出て来て 「そこまで仰るなら…」と言うとこまで持っていき もはや無理矢理取り上げた状態で購入しました 本当に御免なさい ちなみに 僕が笹かまギター買った次の年に30年以上の歴史を誇る山野楽器仙台店さんは潰れてしまった様です コレ僕が笹かまギターを取り上げたせいだったらもう笑って謝るしかないですね 恐らくこの時点で笹かまギターは文字通り2度と作られる事はないので 名実共に世界で一本の幻のギターと成り果てました おめでとう御座います 恐ろしく立派な笹かまギター証明書にも#1のシリアルが記載されているのでプロトタイプとかも無いので完全に世界に一本の様ですね でも専用ハードケースとかは無いのが面白い コレがGibsonレスポールの#1とかだったら国宝とかなんですけどね 笹かまです ちなみにギターケースには入らないのでベースケースが必要な機体です 余談なんですが ストラップはかなり悩みました 何つけてもシックリ来ない 全て笹かまに負けてしまって取ってつけた感が出てしまうんですよ それこそガンベルトストラップ並の威力の物を付けないと相殺出来る気がしない でもアレって5.6万平気でするじゃないですか? ボディに傷とか付くのもヤダしどうしたものやら と、考えまして 結論が出ました 笹かまギターなんだから 笹かまストラップしかないだろうな と そんな訳で何でも相談乗ってくれると言う山野楽器仙台店さんへ「笹かまストラップって作れませんかね?」と相談したところ 「良いですね!」ってはなったものの 製作者が笹かまの権利持ってる会社さんにまず許可を取る所から始めないと難しいとのこと まぁつまり良いとは言うけど自分で作れって事か ( ФωФ )チッ… て訳でもう走り出した話なので、早速笹かまの生みの親である世界の阿部蒲鉾店さんへ連絡する事に ところが会社への連絡窓口が ・笹かまについてのご質問やご意見窓口 ・笹かまの商品不良や配送について と言う2択しかない 流石に法人窓口にかける訳にもいかない 笹かまについてのご質問…なのかなコレ て訳で電話かけるとコールセンターの一時受けに繋がるのですが 「あの、笹かまギターってご存知でしょうか?」 「笹かま…何ですか?」 「えと、ギターです」 「ギターでしょうか…?こちら笹かまについての御案内窓口なのですが」 「いや、お気持ちは分かるのですが笹かまの形をしたギターを阿部蒲鉾店様から許可を得て山野楽器さんが作った物があるんですよ」 「ギターを…でしょうか? 笹かまの…?え?」 と、阿部蒲鉾店さんも「コイツ何言ってんだ?」と言うオーラをビシバシ出してくる 作ったメーカーさんが混乱してると言う稀有な事例 「で、ですね 実は阿部蒲鉾店様のロゴが入った えと、ストラップと言うギターに付けるベルトの様な物を作りたいと山野楽器さんにお話した所、阿部蒲鉾店様にご相談されては?と言うお話だったのでこちらに御連絡させて頂いてるのですが… ど、どうでしょうか?」 「そう…ですね… こちら笹かまのお客様窓口なのでギターの事はちょっと…」 いや、マジでその通りだよ 何で笹かま美味いとかこうした方がいいとかって電話窓口にギターの相談持ち込んでんだよって話はど正論でしかない が、さすが日本が誇る阿部蒲鉾店さんは懐が広い 上に相談して折り返してくれるとの事 ( ФωФ )良かった…タダの気狂いだと思われて門前払いにならずに済んだようだ んでそこからは長いので色々端折りますが 結構な重役の方からお電話を頂きまして かなり前向きな感じでお話をして頂いたんですね その時に言われた印象的な一言 「ちなみに…あのギターのどこが良くて買って頂いたんですか??」 凄い事言うなこの人( ⌒⃘ཽ⃜ ◞ළ̆◟ ⌒⃘ཽ⃜ ) まぁ即座に出ましたけど 「音が最高なんです」 「あーそうなんですかぁ!それは有難う御座います!」 と、お気に召すポイントだったらしい そこからが少し厄介な話でして どうやら笹かまのロゴを使いたい問題の権利について分類がある様で 阿部蒲鉾店 と言うロゴを使うには阿部蒲鉾店さんのアベカマ連盟みたいな所の理事長様に許可がいる様で 笹かま と言う名称、及びデザインを使う為には笹かま協会とか言う別の組合に許可を取る必要がある様 <●><●>なんだそれは… 社会組織の複雑さに舌を巻くばかり 「どんなデザインをお考えですか?」と聞かれたのですがまだ見切り発射の企画なので何も考えてないんですよね…( ˊ̱˂˃ˋ̱ )ゴメンナサイ ただやはり日本が誇る大企業は懐が広い どちらにも許可申請出してみる と言う御対応を頂けました その後数日して 阿部蒲鉾店さんに重役の方から再度ご連絡を頂きましてどちらとも許可が降りた事を報告して頂きました 「あの…権利使用料とかはおいくら位でしょうか…?」 と今更恐る恐る聞いてみると 「いえ、笹かまを皆様に知って頂ける機会を作って下さるお話ですので無料で是非お願いしたいとの事です」 ( ФωФ )なんて会社なんだ… そりゃ大企業として君臨してる訳だよ ちなみに阿部蒲鉾店さんの理事長はハードロック大好きみたいですね 重役の方に「どんなジャンルの音楽をされるんですか?」って謎の質問をされた時は 「えと…バンドに関しましてはハードな音楽をやっておりまして…ただ、阿部蒲鉾店様の名前を地に堕とす様な音楽では決してないので…はい…」 みたいな感じだったんですが 結果的にそこが功を奏した感じですね 理事長様にも是非LIVEに来て頂きたいものです さて、そこからロゴや権利問題はクリアしたのでデザインなのですが 僕が代表を務める音楽スクールにデザインに強い生徒がいたのでMIXタダでやってやるからデザインやってくれと言う音楽学校らしいトレードオフでデザインを制作 その後がかなり面倒でして ギターストラップってオリジナル制作をしてくれる所は結構あるんですが 大概が革製品とかでシンプルなもので そして高いんですよね( ˊ̱˂˃ˋ̱ ) 言うなればデザインしたのをそのまんまストラップにして欲しいって言ってやってくれる所はないです 大手、個人関わらず楽器屋さんとかにもやってくれないか聞いて回りましたが昔は簡単な物ならオーダー出来たけど今は単価が高い革製品のオリジナルを業者に頼めば何とか受けてくれるかも?位の話らしい まぁそりゃそうか 割に合わないもんな 皮のオリジナルとかもデザインした物とかは反映されない、いわゆるこの中から選んで組み合わせて作るセミオーダーみたいなのが関の山 困ったなぁ… んで探してると面白い業者さん発見 何と、ストラップの布を用意してくれたらそれでストラップ作りまっせ って言う業者さん コレだ<●><●> となると次は布の用意ですね コレがまた本当に厄介で 思った以上に布の印刷って高いんですよね しかも布の名前とかネットで見ても全くピンと来ないのでどの布がストラップに適してるのかもわからない しかも布によっては絵柄がボケたり、逆に鮮明過ぎてプリントしましたー!みたいな感じが出たりするので怖くて決められない そんな訳で原宿に激安の布プリントの業者の店があるみたいで実際に布を触らせて貰ってから決める事に まぁただこの店 ネットの口コミが そんな事あるか? って位ボロッカス叩かれてて凄く不安でしたね 内容見ても 店員がそんな人外みたいな事してくるの? って感じのレビューが山程あって業者に妨害されてんのかな?って勘繰るレベル 結論ですが 正に書かれてた通り 凄まじかった 僕も歳が5歳若かったら店で暴れてたかも知れないって位酷い接客でしたね( ˊ̱˂˃ˋ̱ )笑 店に入っていらっしゃいませすら言われない 基本的に店員の女性が 「知らんがな」って副音声で聞こえてくる様なやる気ない対応 デフォルトが 話しかけんといて な感じ うん、全部そのままでしたね しかもそれで格安かと思いきや客が裁断から印刷までセルフでやらなきゃいけない店 もうそれ安いって言わないよな( ⌒⃘ཽ⃜ ◞ළ̆◟ ⌒⃘ཽ⃜ )笑 多分経験者には有り難いのかも知れないけど裁縫関係とか全く知らない人からすると地獄 まぁそんな感じ黙って店を出て別の店に頼む事にしました 一応そのさっきの店で怒りを抑えながら布の説明と概要だけは把握して来たからどの布にするかは当たりが付いてたんです そんな感じ布が届いて、ストラップの業者さんに布を送って待つ事5日程 <●><●>完成した… うーむ…素晴らしい出来だ ちなみに布で確か3500円 ストラップ制作に4000円とか 7000円ちょい位で出来ましたね 安い 付けてみましたが もうコレしか考えられないと言ったフィット感 海原雄山が言ってましたもんね オーストラリアの牛肉にはオーストラリアのワイン以上に合う物は無い その統一感以上に本物足らしめる要素などないのだ と 正に 笹かまギターに阿部蒲鉾店ストラップ これ以上ないでしょう そんな苦労の末に出来上がった笹かまセットです 余りにも完璧な出来だったのでいつもアー写撮って貰ってるプロのカメラマンに笹かまギターのアー写撮ってもらったくらいです 余談ですがどうやらこの笹かまギターの前にも狂気の御当地ギターが栃木の山野楽器から出てたみたいで 餃子ギターって奴みたいです なんか全く話題にも上ってなくて存在すら知らなかったのですが40万位の餃子型のギターみたいですね ただ、こう言ったら何ですが メチャクチャ適当に作られた感は否めない…笑 もう少し造形何とかならなかったのだろうか 勿論笹かまギターは80万だから倍のクオリティは注ぎ込まれてるとは思うんですが、それにしても適当に作っちゃったから話題にならなかったのかな…と推察してみたり オーナーさんはいるみたいです 多分僕と違って心から餃子を愛してる方だと思われます 更には今年も大阪の山野楽器がたこ焼きギターと言う歴代トップと言われる程に狂気の御当地ギターを生み出しましたね たこ焼き機のボディでまさかのピエゾのピックアップ搭載の世界中見ても類を見ない形状のギターです 女性シンガーソングライターの方がデモンストレーションで苦笑いしながら弾き語りやってましたが お前そんな音なのかよ…笑 って位エレキとかけ離れたサウンドでしたね まぁそりゃピエゾだしな ちなみに笹かまギターが買われた事で流石に懲りたのか、たこ焼きギターは最初から非売品扱いらしいです いつか狂気の御当地ギターに選ばれし変人達でバンド組みたいもんですね
ギター ESP 83万青森さん
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ESP Snapper CTM/magenta
記念すべき一本目は当方が最も仕事で重宝しているギター、ESP Snappar CTM/magentaです 色んな経緯があって手に入れたsnapperなのですが 遡る事10数年前 実は僕はダブルカッタウェイギターが物凄く興味なくてレスポール一筋云10年、みたいな程にレスポールしか使って来なかったんですね笑 しかも専門学校時代はボーカル専攻でして、ギターなんて歪みゃなんでも良いみたいな状態からバンドのギターボーカルで食おうとしてた若かりし頃 当然貧乏専門学生なんて金なんてある訳ない そんな理由からレスポールでもGibsonではなくEMG搭載のシェクターのレスポールを買いました アメリカ留学中にギターセンターでたまたま発売されたばかりのUSAカスタムでバカ安かったんですよね ちなみにレスポール好きの癖に何故Gibsonではないのか?Gibsonに憧れはないのか?と言った声が聞こえて来そうですが 勿論憧れましたよ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )最初は ところが、専門学校となると色んなギターを持った奴らが全国から集まって来てるのでGibsonを持って来てる友達もチョイチョイいました で、その憧れのGibsonを弾かせて貰った時 ハッキリ言います 「何だこのクソギター…笑」 って感じた程に音が気に入りませんでした笑 ネックもバカみたいに太くて弾きづらいし、フロントも何か鼻が詰まった様な何に使うのかわからん様な音抜けの悪さでしたし とにかくGibsonと言う物は個人的な僕の好みとは全く違うギターなんだと判断してしまった訳です まぁ今思うと個体の問題もあったと思いますが そこからまぁ人生何があるかわからない 気付いたら作曲家なんぞになってまして、EMG積んだシェクターレスポールなんぞでやれる限界はすぐに来てしまったんですね もうシングルがドハマリする様な曲も意地でもレスポールの音をあの手この手で加工して使うと言う修羅みたいな事をやってましたが流石に先輩方に怒られ始め… まぁ後単純にEMGの歪みに流石に飽きたなってのもあったんですが正直EMGって案外万能なんで大概の曲はEMGあれば完全にチグハグな音にならないもんです メタルだけのピックアップじゃないんすよ まぁほんでそろそろ新しいギターを…って考える時に当時の僕はアホofアホだったので次はどんなレスポールをって一瞬考えましたが いや…流石にどうせ買うなら全く真逆のポジションのギターを買おうって思う事に辛うじて成功しました 僕はギターを活かす曲が得意分野なのでギターはレスポールしか使わない癖にサウンドメイクや音抜けと言った所は無駄にこだわる系作家です なので色んなメジャーの曲のギターの聴こえ方や音作りと自分の曲を比較して来たのですが何がこんなに差があるのか当時はサッパリ見当も付きませんでした そこで色んな経験や現場回数をこなした事で1つのヒントをゲットします それは 倍音 です 当時の僕は未だにギターは20万位からは単純に個性の問題はあれど、どれも一緒位だと思ってたので倍音なんて大した重要性は感じた事なかったのです が、MIXダウンと言う作業を本格的に勉強して倍音の重要性を痛感してからは倍音って実は音楽で超重要なんじゃないの?と言う悟りに至ります そこで調べていった結果 倍音が最強レベルのギターのメーカーはどうやらESPだと言う事が判明しました 不思議だったんですよね 僕の通ってた専門学校のギター科の講師の殆どがESPのsnapperを使ってたんです あんなFenderのパクリみたいな形のギターの何が良いんじゃろうか?位の目で見てましたが snapperは業界最強レベルのお仕事ギターって呼ばれてたのは知ってたんです でも、何を持ってそうなのかは考えた事もなかったですね(死ぬ迄レスポールで行こうと思ってたので) そこで実際ESPに行ってsnapperを試奏、及びギターに付いてギッチリ教えて貰おうと思った訳です 僕のギターの知識は指板はローズかメイプル ピックアップはシングルかハム ピックアップはダンカンかEMG もうそんくらいの知識しかなかったですね笑 そこから業務妨害レベルで足蹴無く通い詰め、ESPの人に基礎から工房レベルの知識まである程度全て叩き込んで貰ったんですが その上でsnapperを弾いてみると コレは…凄まじいな と言う感想に至りましたね ESPって値段ボッタクリの頭おかしいメーカーってよく言われてますが、ハッキリ言いますよ ESPの価値が分からない人は単純に耳のレベルと経験値が低いからだと思います 何故なら僕が正にそうだったから笑 別にESPにギターの勉強させて貰ったからESPの洗脳を受けた訳でも忖度してる訳でもないです 今では沢山のハイエンドメーカー弾いて来ましたがそれでも尚ESPは世界トップクラスである理由がわかります ESPの良い所はひと言で言うと 作りの良さと厳選された木材です JAPANメイドの最高峰である事は言うまでもなく、とにかく音が抜けて来ます それは作りの良さでもあり木材の選定が極めてシビアだからだと思いますね 個体差が少ないのもそこに起因してる部分です 僕も居座って色々検証してみたんですよ 同じESPの傘下のグラスルーツ、Edwards、E-ii、ltd、ESPと全部弾き比べて何が違うのか? グラスルーツはまぁ論外として EdwardsとLtdはそこまでの格段の差は無いと思うのですがE-iiとESPはそこまで変わらないのでは?と言う人も結構います 残念ながら 超えられない壁がありますね コレはオケに混ざった時に1番わかるんです 単品だと余程耳が良い人でも違いはわかりません とにかく倍音のレンジが広い そして均等なんですよ E-iiとESPだと値段は倍近くしますが、確かにわかるんですよ そんな倍程の差があるか??って気持ち コレはESPの店員さんも言ってますが この差に倍出す価値を感じれる人だけ買って貰った方が良い と コレは僕の個人的な見解ですが 商業音楽に足突っ込まない人は買う必要は全くないかなと思います…笑( ˊ̱˂˃ˋ̱ ) 逆に商業音楽で絶対的な良い録り音を確保したい人はE-iiは流石にマズいだろ って感じです E-iiがダメって訳じゃなくてE-ii買うくらいならESP買っちゃった方が良いって事です 言うなればお仕事で『なんでこんな音抜け良いんだ…?』って部分を何とかしたいレベルに達しない限りはESPである必要は無いと考えます だから商業音楽でやってない人がESPを叩くのは物凄く理に適ってるなぁと思うばかりです( ˊ̱˂˃ˋ̱ ) ただ、追究してくとあんなに便利なギター出してるメーカーって他に類を見ないと思いますけどね まぁ経歴含めた話だったので前置きが長くなってしまいましたが第一投稿なので勘弁して下さい笑 そこで話は戻りまして 最強のお仕事ギターのsnapper ESPで勉強しながらsnapper弾く前は形が似てるからシェクターとかでもいんじゃね?とか思ってましたが流石に格が違うのは歴然 とは言え、ESPのsnapperは新品価格57万yen プロギタリストでも無い人間がポンと買うのは流石に無理がある金額な訳です(;´༎ຶД༎ຶ`) そこで僕はハードオフ巡りとかが好きなので中古市場に目を向けてみた所 恐ろしい光景を目の当たりにしました そう 某ヤフオクにて snapperが8万yenで売り出されていたのです しかも最上機種のsnapper CTM 更にもう廃版となったmagentaカラー えぇ…?8万ってどゆこと…?? って言う価格崩壊の底知れぬ恐怖と疑いに戸惑いましたがヤフオクは物の価値があまり分からないで出品する売主や業者なんかが散見する事もあるのでマジで何もおかしな商品じゃないのにとんでもない価格でゲット出来てしまう事があります 結局オークション終了から20分オーバーの11万まで競り合いましたが見事に落札 届いたsnapperを開封する時はヒヤヒヤもんでしたが金属系がズタボロだっただけで電装やネック、ボディ等は特に傷や不具合は見られない状態でした それをその日にESPに持ち込んで金属系(ブリッジとペグ以外)と内部の状態が悪そうな所全部取り替えて欲しいと言う事でフルリペア 大体15000円位で全部やって貰いました クラフトマンの方曰く「多分うちの店頭に並んでる新品のsnapperより綺麗かもね」との事 ( ФωФ )美しい… 何つっても、この5Aランクに匹敵する凄まじいキルトの杢目ですよねぇ そもそもmagentaのCTMでキルトのsnapper使ってる人は今でも1人しか外人で見た事ないし、実物見たのもハードオフで一回コッキリ でもここまでエグ目のキルトが入った個体はコイツだけでしたね 何なんだお前は って感じです 何か面構えが弱い感じがしたのでリアハムにゴールドエスカッションを付けてみたら妙に神々しい感じがしてかなり気に入ってます 最近のsnapperはネックが5点止めなんですがコイツは2013年製だかで4点止め また、現行機種はダンカンが載ってるんですがコイツはESPのカスタムラボと言う特殊なピックアップが載っていてダンカンと比べてこちらの方が好きです 忘れてましたがマテリアルの方は ボディがバスウッドにキルトトップ ネックがハードメイプルですね SSHのモロお仕事仕様です 肝心のサウンドの方ですが うーん、もう何でも化けるって感じ 歪ませようと思ったらどこまでも行くし クランチサウンドやらしたらFenderみたいなテイストも楽々作れる クリーンも変な癖がなくて クリーンだよ! ってバカ正直に出てくれる そしてどのベクトルに音作りしようと 例の出過ぎ倍音のお陰でアホみたいに抜ける コレがsnapperが最強のお仕事ギターと言われる所以と言えます 言い換えると音作りの知識とサウンドメイクの能力が無いと本当にただのギターなんですけどね笑 本当ヤフオク様々ですね 新品だったら買うのに時間かかり過ぎて買う気失せてた可能性があります 今ではうちにあるギターは色々出たり入ったりしてますが絶対に音楽やめる日が来ない限り売る事はないであろう一本となってます もうキルトメイプル自体が枯渇してsnapperでもキルトのCTMは無いから希少価値としても高いです #ギター
ギター ESP 11万青森さん
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ESP Snappar CTM/magenta
記念すべき一本目は当方が最も仕事で重宝しているギター、ESP Snappar CTM/magentaです 色んな経緯があって手に入れたsnapperなのですが 遡る事10数年前 実は僕はダブルカッタウェイギターが物凄く興味なくてレスポール一筋云10年、みたいな程にレスポールしか使って来なかったんですね笑 しかも専門学校時代はボーカル専攻でして、ギターなんて歪みゃなんでも良いみたいな状態からバンドのギターボーカルで食おうとしてた若かりし頃 当然貧乏専門学生なんて金なんてある訳ない そんな理由からレスポールでもGibsonではなくEMG搭載のシェクターのレスポールを買いました アメリカ留学中にギターセンターでたまたま発売されたばかりのUSAカスタムでバカ安かったんですよね ちなみにレスポール好きの癖に何故Gibsonではないのか?Gibsonに憧れはないのか?と言った声が聞こえて来そうですが 勿論憧れましたよ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )最初は ところが、専門学校となると色んなギターを持った奴らが全国から集まって来てるのでGibsonを持って来てる友達もチョイチョイいました で、その憧れのGibsonを弾かせて貰った時 ハッキリ言います 「何だこのクソギター…笑」 って感じた程に音が気に入りませんでした笑 ネックもバカみたいに太くて弾きづらいし、フロントも何か鼻が詰まった様な何に使うのかわからん様な音抜けの悪さでしたし とにかくGibsonと言う物は個人的な僕の好みとは全く違うギターなんだと判断してしまった訳です まぁ今思うと個体の問題もあったと思いますが そこからまぁ人生何があるかわからない 気付いたら作曲家なんぞになってまして、EMG積んだシェクターレスポールなんぞでやれる限界はすぐに来てしまったんですね もうシングルがドハマリする様な曲も意地でもレスポールの音をあの手この手で加工して使うと言う修羅みたいな事をやってましたが流石に先輩方に怒られ始め… まぁ後単純にEMGの歪みに流石に飽きたなってのもあったんですが正直EMGって案外万能なんで大概の曲はEMGあれば完全にチグハグな音にならないもんです メタルだけのピックアップじゃないんすよ まぁほんでそろそろ新しいギターを…って考える時に当時の僕はアホofアホだったので次はどんなレスポールをって一瞬考えましたが いや…流石にどうせ買うなら全く真逆のポジションのギターを買おうって思う事に辛うじて成功しました 僕はギターを活かす曲が得意分野なのでギターはレスポールしか使わない癖にサウンドメイクや音抜けと言った所は無駄にこだわる系作家です なので色んなメジャーの曲のギターの聴こえ方や音作りと自分の曲を比較して来たのですが何がこんなに差があるのか当時はサッパリ見当も付きませんでした そこで色んな経験や現場回数をこなした事で1つのヒントをゲットします それは 倍音 です 当時の僕は未だにギターは20万位からは単純に個性の問題はあれど、どれも一緒位だと思ってたので倍音なんて大した重要性は感じた事なかったのです が、MIXダウンと言う作業を本格的に勉強して倍音の重要性を痛感してからは倍音って実は音楽で超重要なんじゃないの?と言う悟りに至ります そこで調べていった結果 倍音が最強レベルのギターのメーカーはどうやらESPだと言う事が判明しました 不思議だったんですよね 僕の通ってた専門学校のギター科の講師の殆どがESPのsnapperを使ってたんです あんなFenderのパクリみたいな形のギターの何が良いんじゃろうか?位の目で見てましたが snapperは業界最強レベルのお仕事ギターって呼ばれてたのは知ってたんです でも、何を持ってそうなのかは考えた事もなかったですね(死ぬ迄レスポールで行こうと思ってたので) そこで実際ESPに行ってsnapperを試奏、及びギターに付いてギッチリ教えて貰おうと思った訳です 僕のギターの知識は指板はローズかメイプル ピックアップはシングルかハム ピックアップはダンカンかEMG もうそんくらいの知識しかなかったですね笑 そこから業務妨害レベルで足蹴無く通い詰め、ESPの人に基礎から工房レベルの知識まである程度全て叩き込んで貰ったんですが その上でsnapperを弾いてみると コレは…凄まじいな と言う感想に至りましたね ESPって値段ボッタクリの頭おかしいメーカーってよく言われてますが、ハッキリ言いますよ ESPの価値が分からない人は単純に耳のレベルと経験値が低いからだと思います 何故なら僕が正にそうだったから笑 別にESPにギターの勉強させて貰ったからESPの洗脳を受けた訳でも忖度してる訳でもないです 今では沢山のハイエンドメーカー弾いて来ましたがそれでも尚ESPは世界トップクラスである理由がわかります ESPの良い所はひと言で言うと 作りの良さと厳選された木材です JAPANメイドの最高峰である事は言うまでもなく、とにかく音が抜けて来ます それは作りの良さでもあり木材の選定が極めてシビアだからだと思いますね 個体差が少ないのもそこに起因してる部分です 僕も居座って色々検証してみたんですよ 同じESPの傘下のグラスルーツ、Edwards、E-ii、ltd、ESPと全部弾き比べて何が違うのか? グラスルーツはまぁ論外として EdwardsとLtdはそこまでの格段の差は無いと思うのですがE-iiとESPはそこまで変わらないのでは?と言う人も結構います 残念ながら 超えられない壁がありますね コレはオケに混ざった時に1番わかるんです 単品だと余程耳が良い人でも違いはわかりません とにかく倍音のレンジが広い そして均等なんですよ E-iiとESPだと値段は倍近くしますが、確かにわかるんですよ そんな倍程の差があるか??って気持ち コレはESPの店員さんも言ってますが この差に倍出す価値を感じれる人だけ買って貰った方が良い と コレは僕の個人的な見解ですが 商業音楽に足突っ込まない人は買う必要は全くないかなと思います…笑( ˊ̱˂˃ˋ̱ ) 逆に商業音楽で絶対的な良い録り音を確保したい人はE-iiは流石にマズいだろ って感じです E-iiがダメって訳じゃなくてE-ii買うくらいならESP買っちゃった方が良いって事です 言うなればお仕事で『なんでこんな音抜け良いんだ…?』って部分を何とかしたいレベルに達しない限りはESPである必要は無いと考えます だから商業音楽でやってない人がESPを叩くのは物凄く理に適ってるなぁと思うばかりです( ˊ̱˂˃ˋ̱ ) ただ、追究してくとあんなに便利なギター出してるメーカーって他に類を見ないと思いますけどね まぁ経歴含めた話だったので前置きが長くなってしまいましたが第一投稿なので勘弁して下さい笑 そこで話は戻りまして 最強のお仕事ギターのsnapper ESPで勉強しながらsnapper弾く前は形が似てるからシェクターとかでもいんじゃね?とか思ってましたが流石に格が違うのは歴然 とは言え、ESPのsnapperは新品価格57万yen プロギタリストでも無い人間がポンと買うのは流石に無理がある金額な訳です(;´༎ຶД༎ຶ`) そこで僕はハードオフ巡りとかが好きなので中古市場に目を向けてみた所 恐ろしい光景を目の当たりにしました そう 某ヤフオクにて snapperが8万yenで売り出されていたのです しかも最上機種のsnapper CTM 更にもう廃版となったmagentaカラー えぇ…?8万ってどゆこと…?? って言う価格崩壊の底知れぬ恐怖と疑いに戸惑いましたがヤフオクは物の価値があまり分からないで出品する売主や業者なんかが散見する事もあるのでマジで何もおかしな商品じゃないのにとんでもない価格でゲット出来てしまう事があります 結局オークション終了から20分オーバーの11万まで競り合いましたが見事に落札 届いたsnapperを開封する時はヒヤヒヤもんでしたが金属系がズタボロだっただけで電装やネック、ボディ等は特に傷や不具合は見られない状態でした それをその日にESPに持ち込んで金属系(ブリッジとペグ以外)と内部の状態が悪そうな所全部取り替えて欲しいと言う事でフルリペア 大体15000円位で全部やって貰いました クラフトマンの方曰く「多分うちの店頭に並んでる新品のsnapperより綺麗かもね」との事 ( ФωФ )美しい… 何つっても、この5Aランクに匹敵する凄まじいキルトの杢目ですよねぇ そもそもmagentaのCTMでキルトのsnapper使ってる人は今でも1人しか外人で見た事ないし、実物見たのもハードオフで一回コッキリ でもここまでエグ目のキルトが入った個体はコイツだけでしたね 何なんだお前は って感じです 何か面構えが弱い感じがしたのでリアハムにゴールドエスカッションを付けてみたら妙に神々しい感じがしてかなり気に入ってます 最近のsnapperはネックが5点止めなんですがコイツは2013年製だかで4点止め また、現行機種はダンカンが載ってるんですがコイツはESPのカスタムラボと言う特殊なピックアップが載っていてダンカンと比べてこちらの方が好きです 忘れてましたがマテリアルの方は ボディがバスウッドにキルトトップ ネックがハードメイプルですね SSHのモロお仕事仕様です 肝心のサウンドの方ですが うーん、もう何でも化けるって感じ 歪ませようと思ったらどこまでも行くし クランチサウンドやらしたらFenderみたいなテイストも楽々作れる クリーンも変な癖がなくて クリーンだよ! ってバカ正直に出てくれる そしてどのベクトルに音作りしようと 例の出過ぎ倍音のお陰でアホみたいに抜ける コレがsnapperが最強のお仕事ギターと言われる所以と言えます 言い換えると音作りの知識とサウンドメイクの能力が無いと本当にただのギターなんですけどね笑 本当ヤフオク様々ですね 新品だったら買うのに時間かかり過ぎて買う気失せてた可能性があります 今ではうちにあるギターは色々出たり入ったりしてますが絶対に音楽やめる日が来ない限り売る事はないであろう一本となってます もうキルトメイプル自体が枯渇してsnapperでもキルトのCTMは無いから希少価値としても高いです #ギター
ギター ESP 11万円青森 湊
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くしゃみをする寸前のビリー・ホリデイですが、実はESPのサンプラーの件で。
丸いリング・ウェアに囲まれて、今まさにくしゃみをしようとしているビリー・ホリデイ。1973年のESP盤ですが、これは二枚組仕様になっており、レコードの一枚はお得意の「ESPサンプラー」のダイジェスト・オムニバス。単体でそれぞれリリースもされたようですが、それにしてもこういうことしますかね普通。するんだESPは。だから面白いのですが。ファグスのテュリ・カッファーバーグのアルバムからの抜粋による語りが様々なESPアーティストの作品の断片を紡いでいく、なんとも猥雑かつ奇異な愉しいサンプラーです。レーベルに粗雑にアーティスト名を列記しているだけ、アイラーやクロマ二オンやウォータースやオクトパスやファグスやマンソンなどが次々と現れては消えていく。なおホリデイのアルバムのほうのタイトルは「THE LADY LIVES」もちろんクシャクシャのインナースリーブで。#サンプラー #オムニバス盤 #ESP #ビリーホリデイ #Thefugs
ESP LP, Album ESP揖斐是方
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男性版シャッグスといってはなんですが、THE GODZ 2 ESPオリジナル
フリー・ジャズがあるならば、フリー・ロックがあってもよろしい。そんな思いにかられるのが米ESPレーベルのジャズではないこんなアルバム。ここには「ちゃんとしよう」とする意思はない。よくもこんなのがアルバムとしてリリースされたものだと最初は驚愕しました。1967年ニューヨーク。一応はサイケデリックロックの範疇で語られるけれど、とにかくどうかしています。シャッグスほどのイノセントさはなく、もっとあざといのですが、それにしても楽器の演奏が音楽を創作するのに必要なのかとでもいわんばかりのぶっ飛び方です。ビートルのユーウォントシーミーもやっていますが、これ以上眩暈を催すヴァージョンは世界に存在しないかもしれません。 #アナログ #サイケデリック・ロック #ESP
サイケデリック・ロック ESP 2000円位揖斐是方
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ボブ・ジェイムス ファースト・アルバムの日本盤。+その他。
クロスオーバーだとかフュージョンに関しては門外漢ですが、この人物のこのファーストだけはアヴァンギャルド、フリー・ジャズ、実験音楽の文脈で傑作として語られているのではないでしょうか。1965年のニューヨーク録音。日本ビクターから出ていたESP盤と、米オリジナルのESP、後年のリイシューシーデーなど。正しくサイケデリックの時代を反映する非日常の音、大成してからのボブを知る人にとってはおよそ考えられない作風だと思います。それにしてもESPというレーベルの放つ異様なオーラ、全タイトル紙ジャケットで再発するべき。
フリー・ジャズ ESP 失念揖斐是方
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赤SSH
ESPmetalmth
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白ワンハム
ESPmetalmth
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2ハム
ESPmetalmth
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フランケン
ESPmetalmth
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本物 黒
ESPmetalmth
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白ワンハム その2
ESPmetalmth