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アキグミ(木半夏 一種)@明治の木版多色刷り植物図鑑
その名の通り、秋に実がなるグミの仲間アキグミ(ヤマグミともいうらしい)の図。真っ赤な実が熟すと白い粉を吹く、ということが解説にも見える。グミの仲間の実は甘酸っぱいがちょっと渋みがあるのが特徴。 なお出典資料については、当研Q所「架蔵資料目録」ブログにて紹介している。 http://lab-4-retroimage-jp.seesaa.net/article/459496248.html
有用植物圖説 明治40年(1907年) 明治24年(1891年) 木版多色刷り図版研レトロ図版博物館
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エビカライチゴ@明治の木版多色刷り植物図鑑
割と大粒の実がなるキイチゴの一種、エビガライチゴの図(当時は濁らずに「エビカラ」と呼んでいたよう)。描かれているように、蝦の殻のような赤紫っぽい色の毛が植物全体に生えているのが特徴の潅木。 なお出典資料については、当研Q所「架蔵資料目録」ブログにて紹介している。 http://lab-4-retroimage-jp.seesaa.net/article/459496248.html
有用植物圖説 明治40年(1907年) 明治24年(1891年) 木版多色刷り図版研レトロ図版博物館
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アメンダウ(壽星桃)@明治の木版多色刷り植物図鑑
(説明を全く誤って書いていたので、全面的に書き直し)今日ではまず市場には出回らず、普段核の中の仁しか口にする機会がないので馴染みがないと思うが、アメンドウすなわちアーモンドの実の図。アンズ(カラモモ)も「アメンドウ」という異称があるのでちょっと紛らわしい。 果肉は薄くて食べでがなさそうだが解説を読むと甘酸っぱくて美味しいらしく、当時は実を生食していたようだ。その一方、仁の用途は書かれていないばかりか図にも描かれておらず、もしかしたら利用されていなかったのかもしれない。 なお出典資料については、当研Q所「架蔵資料目録」ブログにて紹介している。 http://lab-4-retroimage-jp.seesaa.net/article/459496248.html
有用植物圖説 明治40年(1907年) 明治24年(1891年) 木版多色刷り図版研レトロ図版博物館
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シソ(紫蘇)@明治の木版多色刷り植物図鑑
独特の風味が美味しいシソの図。解説にもあるように、梅干しの色付けにもよく使う。季節には花穂が薬味として出てきたりもするが、小さな花弁がどのような形をしているのかまじまじと観察することはあんまりないのでは。 かつては東京の街なかでも結構その辺に生えていたりしたが、そういえば最近は見なくなった気がする。 なお出典資料については、当研Q所「架蔵資料目録」ブログにて紹介している。 http://lab-4-retroimage-jp.seesaa.net/article/459496248.html
有用植物圖説 明治40年(1907年) 明治24年(1891年) 木版多色刷り図版研レトロ図版博物館
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サンセウ(秦椒)@明治の木版多色刷り植物図鑑
柑橘系のピリ辛爽やかな風味の香辛料、サンショウ(山椒)の図。雄木と雌木とがあるのは意外と知られていないかも? 実はもちろん、葉っぱや花、柔らかい茎などはお馴染みだと思うが、若い細枝の内皮である「辛皮」は親しむ機会は少ないかもしれない。佃煮などにして食べるほか、薬用にも使う。 なお出典資料については、当研Q所「架蔵資料目録」ブログにて紹介している。 http://lab-4-retroimage-jp.seesaa.net/article/459496248.html
有用植物圖説 明治40年(1907年) 明治24年(1891年) 木版多色刷り図版研レトロ図版博物館
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トサカノリ(鷄冠菜)@明治の木版多色刷り植物図鑑
今でも刺身のつまなどにする海藻。塩蔵にすると全体が赤く、湯通しすると綺麗な緑色になる。解説にも出てくる、煮溶かして冷し固めたものは「トサカコンニャク」と呼ばれるそう。 なお出典資料については、当研Q所「架蔵資料目録」ブログにて紹介している。 http://lab-4-retroimage-jp.seesaa.net/article/459496248.html
有用植物圖説 明治40年(1907年) 明治24年(1891年) 木版多色刷り図版研レトロ図版博物館
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アサクサノリ(紫菜)@明治の木版多色刷り植物図鑑
おにぎりなどに貼り付いている黒い紙状のものしか普段はなかなかお目にかからない海藻、のりの図。 かつては東京湾でも大森や羽田空港のあるあたりで盛んに養殖していたのだが、今ではすっかり忘れ去られている。焼き海苔のことも俗に「黒海苔」というらしいが、ここでいうのはアサクサノリの一品種。十六島《うっぷるい》海苔は島根半島附近で採れるもの。 なお出典資料については、当研Q所「架蔵資料目録」ブログにて紹介している。 http://lab-4-retroimage-jp.seesaa.net/article/459496248.html
有用植物圖説 明治40年(1907年) 明治24年(1891年) 木版多色刷り図版研レトロ図版博物館
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明治の彩色木版刷り図鑑の章扉(その2)
利用価値のある植物をあつめた明治期の図鑑の、分類別章扉のデザイン。それぞれ海藻類、香辛料類、木の実草の実類、澱粉を採る芋などの類、飼料用の草の類、茶など嗜好品材料類、繊維の利用など食用以外の用途をもつ類、油脂分や蝋を採る類のこと。 なお出典資料については、当研Q所「架蔵資料目録」ブログにて紹介している。 http://lab-4-retroimage-jp.seesaa.net/article/459496248.html
有用植物圖説 明治40年(1907年) 明治24年(1891年) 木版多色刷り図版研レトロ図版博物館
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イワタケ(岩耳)@明治の木版多色刷り植物図鑑
#明治 の #植物 #図鑑 に載っている地衣類の一種イワタケの #博物画 。 採れるところが限られているので産地以外ではあんまり知られていないが、今や高級食材扱いらしい。 https://matome.naver.jp/odai/2140084555096513001 隠花植物の展示室が準備できていないので、ここに仮置き。 なお出典資料については、当研Q所「架蔵資料目録」ブログにて紹介している。 http://lab-4-retroimage-jp.seesaa.net/article/458931033.html
有用植物圖説 明治40年(1907年) 明治24年(1891年) 木版多色刷り図版研レトロ図版博物館
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ハツダケ(初茸)@明治の木版多色刷り植物図鑑
#明治 の #植物 #図鑑 に載っているハツタケの #博物画 。 明治の半ばくらいまでは、「ハツダケ」「マツダケ」のように「茸」を濁って発音する種名が多かったらしい(でも椎茸は「シイタケ」)。 隠花植物の展示室がまだ準備できていないので、ここに仮置き。 なお出典資料については、当研Q所「架蔵資料目録」ブログにて紹介している。 http://lab-4-retroimage-jp.seesaa.net/article/458931033.html
有用植物圖説 明治40年(1907年) 明治24年(1891年) 木版多色刷り図版研レトロ図版博物館
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タウナス(南瓜)@明治の木版多色刷り植物図鑑
#明治 の #植物 #図鑑 に載っているニホンカボチャの #博物画 。 この当時は「カボチャ」といえば蔕のところがぴょこんと突き出ている(京野菜の獅子ケ谷南瓜 https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=152 みたいな)ものを指し、こちらは「トウナス」と呼んで区別していたらしい。 なお出典資料については、当研Q所「架蔵資料目録」ブログにて紹介している。 http://lab-4-retroimage-jp.seesaa.net/article/458931033.html
有用植物圖説 明治40年(1907年) 明治24年(1891年) 木版多色刷り図版研レトロ図版博物館
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ツクシ(土筆)@明治の木版多色刷り植物図鑑
#明治 の #植物 #図鑑 に載っているツクシ(+スギナ)の #博物画 。 最近の東京都市部では身近で見かけなくなった。やはり、その辺に土が露出しているところがあんまりなくなったせいだろうか。かつては煮たり焼いたり湯がいて酢醤油に浸したり塩漬けにしたり、と色々な調理法で親しんでいたらしい。 なお出典資料については、当研Q所「架蔵資料目録」ブログにて紹介している。 http://lab-4-retroimage-jp.seesaa.net/article/458931033.html
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コンニヤクイモ(蒟蒻)@明治の木版多色刷り植物図鑑
#明治 の #植物 #図鑑 に載っているコンニャクの #博物画 。 そういえば何年か前、東京の小石川植物園で(タイヘンな臭いを放つ)ショクダイオオコンニャクの花が咲いた、という話題があった http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/story/newsletter/42/3/features/02.html が、確かに形が似ている。 なお出典資料については、当研Q所「架蔵資料目録」ブログにて紹介している。 http://lab-4-retroimage-jp.seesaa.net/article/458931033.html
有用植物圖説 明治40年(1907年) 明治24年(1891年) 木版多色刷り図版研レトロ図版博物館
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アカダイコン(赤大根)@明治の木版多色刷り植物図鑑
#明治 の #植物 #図鑑 に載っている赤大根の #博物画 。 こんなにひょろ長いアカダイコンは今では見かけない気がするが、品種改良で太らせたせいだろうか。 なお出典資料については、当研Q所「架蔵資料目録」ブログにて紹介している。 http://lab-4-retroimage-jp.seesaa.net/article/458931033.html
有用植物圖説 明治40年(1907年) 明治24年(1891年) 木版多色刷り図版研レトロ図版博物館
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スカンポ(酸模)@明治の木版多色刷り植物図鑑
#明治 の #植物 #図鑑 に載っているスカンポ(イタドリ)の #博物画 。スイバもスカンポと呼ぶが、「醃蔵(塩漬け)」して食べる、とも書いてあるところをみると前者と考えてよい気がする。 「放大」というのは「拡大」の意味で、「放大図」は明治初期の博物教科書などによく出てくる語。 なお出典資料については、当研Q所「架蔵資料目録」ブログにて紹介している。 http://lab-4-retroimage-jp.seesaa.net/article/458931033.html
有用植物圖説 明治40年(1907年) 明治24年(1891年) 木版多色刷り図版研レトロ図版博物館