水雷形(朝香宮正彦王御成年式)

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朝香宮正彦王は、大正3年(1914)1月5日、朝香宮鳩彦王の第2皇子として御誕生。昭和9年(1934)御成年。昭和11年(1936)4月1日、願により臣籍降下し音羽侯爵家を創設。海軍に進まれ、海軍兵学校(第62期)卒、昭和15年(1940)11月、第1次近衛内閣で拓務大臣を務めた大谷尊由の次女・益子さまと御結婚。昭和19年(1944)2月に第6根拠地隊参謀の海軍大尉として、当時日本が委任統治していたマーシャル諸島のクェゼリン島で戦死(クェゼリン島の戦い)された。

水雷形 ボンボニエール
朝香宮正彦王(のちの音羽正彦)御成年式御祝宴(昭和10年(1935)2月26日)(霞関離宮)
 12.7×2.0×2.2
銀製、刻印「純銀 宮本製」

★海軍軍人らしい、かつ時勢を反映したモチーフである。

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