Pyrolator “Pyrolator’s Wunderland”

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これで漸くPyrolatorの”なんちゃらland”シリーズをコンプリート❗️これが作製されたのが、1983年〜1984年なので、機材的にも曲調的にも最も私の好みの時期の作品です。要するに、Neue Deutsche Welle的で、音もそれ程デジタルでない辺りの音源であると言うことです。これは、Pyrolator (本名Kurt Dahlke「クルト・ダールケ」と発音)の魅力が詰まったアルバムです(まあ、私のは再発盤ですが)。チープなリズムマシンに、比較的短い曲が並んでおり、聴き疲れないし、曲のエッセンスを体感できるので、好きなアルバムですね、Der Planの時と違い、インスト曲で、そこはかとないユーモアも塗してあって、これぞ、宅録インスト系German New Waveの究極型と言えるのではないしようか? また本作品にはFrank SambaやFrank Festermacher (Der Plan)も少しヘルプで入っていますし、デザインではMoritz Rrr (Der Plan)も協力しています。ユーモアを醸し出す曲以外にも、割とシリアスっぽい曲もあり、Pyrolatorの音楽的幅を感じさせてくれます。個人的には、彼の”なんちゃらland”シリーズでは一番気に入ってます。ジャケ絵もDer Plan調ではありますが、本作の内容を端的に表していると思います。Neue Deutsche Welle (German New Wave)に興味がありましたなら、是非、このアルバム「不思議の国」を体験してみて下さい。

https://youtu.be/2ktk2SFddE8

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