Hunting Lodge “Nomad Souls”

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皆んなー!覚えているかな?当時、Fool’s Mate「世界の音楽」で秋田昌美さんか絶賛紹介していたHunting Lodgeを❗️それまでは、インダストリアル・ミュージックと言えば、英国モノが主流でしたが、このHunting Lodgeの登場で、米国にもインダストリアルあり!と認識させられました。Hunting Lodgeは、Lon C. Diehl, Richard Skott, Carla Nordstrom (別名Karl Nordstrom)によって1982年にミシガン州Port Huronで結成されています。彼等の活動もアンダーグラウンドで、その実態は今ではよく分かりませんが、ちょっとだけ分かる範囲で紹介したおきます。彼等の最初のギグは、1982年9月に、Harrington HotelのHarrington Ballroomで行われていますが、その時のライブ音源をラジカセで録音されており、1983年初頭には彼等のファーストリリースとして世に出されています。1983年初頭にCarla NordstromがSFに引っ越したので、バンドを抜けています。1986年にはHelmut RobinsonがDrで加入していますが、バンドは1989年に解散しています。因みに、彼等のレーベルS/M Operationsと言うレーベルも、1982年にLon C. DiehlとRichard Skottが運営していました。最初は雑誌を出版する版元だったのですが、やがて、DIYなレーベルに変わっていきました。1980年後半には活動が途絶えてしまいますが、2018年には独逸のレーベルEasy Listeningと協力して復活しています。当然と言えば当然ですが、S/M OperationsからはHunting Lodgeのカセット作品が多数リリースされています。
それで本作品なのですが、これはHunting Lodgeの2枚目のLP(セカンド・ヴァイナル)になります。彼等はインダストリアルと言ってもリズミックで、トライバル・ミュージックと言うべき音楽を演っています。曲によってはメタパーらしき音も聴取できます。A1”Nomad Souls”やB4”Become A Commercial - Interrupting”ではRichard KinneeとSteve KishがPercで参加したり、B1”The Wolf Hour”ではJohn Steinborn (Dr)とRoselle Williams (Vo)が参加しています。また、A1はthe Harrington Ballroom.での1984年2月のライブ音源で、B4はMoon Basementでの1984年4月のライブ録音です。ドコドコとしたリズムが中東辺りの音楽の引用を思わせ、正にトライバルで、ヒプノティックな音楽ですが、Muslimgsuze程、イスラムな感じはなく、寧ろ都会に息づいたインダストリアルな印象の方がしっくりきますね。「アーバン・トライバル」と言っても良いのではないでしようか?後期SPKとの類似性も聴取可能かと思います(だからか、SPKのレーベルから出しているのは?)。そこら辺がお好きな方には、是非とも聴いて欲しいですね。さあ、踊りましょ‼️因みに、Richard Skottは近年、Witch of Malibとしても活動を再開したみたいです

“Live at Lodge day 91,1983
https://youtu.be/iPztbeR_A94

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_kb0pzwtKS5vAXWdG90Q4g3Bvx6ZbspbIE

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