Mecanica Popular “Baku: 1922”

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Wha Wha Recordsの偉業ですね。スペインのミニマル・実験ポップ・デュオMecanica Popularのセカンドアルバム”Baku: 1922”のリイシューです❗️前作ファーストアルバムの時にバイオグラフィーは大体書きましたので、省略させて頂きます。Mecanica Popularと題されたデュオは、サウンドエンジニアであり、キーボーディストでもあるEugenio MuñozとサウンドエンジニアでもあるLuis Delgadoであり、1978年に結成されました。以後、スローペースではありますが、3〜4年に1作品と言うペースでアルバムをリリースしています。本作品は1987年にリリースされたセカンドアルバムで、”Baku:1922”と題されています。彼等の面白いところは、サンプラーも余り出回っていない時期に、テープループをやってミニマルなリズムを作り上げ、それをポップな曲に落とし込んだところでしょう。流石、マドリッドのRCAのスタジオ・エンジニアです❗️本作品も、前作の曲作りを踏襲してはいますが、より音を素材扱いしているドライな点でしょう。何となくリズムは作られていますが、その実、クールな音作りをやっています。兎に角、作り込んだミニマル・ミュージックで、後々仏のVivanzaやベルギーのHuman Fleshにも通じる音楽形態をこの時代にやっていたのには驚きますね。しかも元音は結構アコースティックな音や声などを使っているのが渋いです。もし、反復する音に敏感なリスナーさんは聴いてみて下さい。結構、ハマると思いますよぉ〜❗️

https://youtu.be/r6_1vqPGJZw

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