大怪獣大決闘ガメラ対バルゴン 1966

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本作品、プロデューサの永田さんは、ストーリーに子供をからませるよう現場に要望していたんですが、監督の田中重雄さんは劇中に一切子供を登場させない作劇を通して、昭和ガメラシリーズで唯一ストーリーに子供がからまない一般向けの内容に仕上がっています。
興行的に大ヒットしましたが、特撮に予算を使いすぎて赤字になったそうです。
また大ヒットにもかかわらず、特撮監督の湯浅憲明さんらは内容に不満が多かったそうです。その理由は作劇が「子供向けでないこと」であり、劇場での子供たちの反応を基にしてのスタッフの反省会では、「バルゴンが出てくるまでが長すぎて子供の集中力が続かない」「大人向けのドラマは子供たちには退屈」などの意見が出されました。この反省からその後の昭和ガメラシリーズは子供向けのストーリへ傾いていきました。

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    ウルフ359

    2018/11/30

    あんまり内容自体の記憶がないのに、バルゴンもなぜか人食べてる印象だけが強烈に残ってる……幼少期の刷り込みてコワイわw

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      kinggidoko

      2018/11/30

      そうですよね。子供の頃に観た記憶って大人になっても残ってますよね。それで大人になって観なおして、ああ、そういうストーリーだったんだ・ってなるんですが、それでも子供の頃の記憶は塗りかれらることはないんですよね。両方いきてるっていうか・(笑)。

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  • gidokoさんの話には いつも感心しております!そう言われれば、この映画には子供が絡んでいなかったですね!

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      kinggidoko

      2018/11/30

      コメントありがとうございます。個人的には昭和ガメラシリーズでこの作品が一番いいと思ってます。後半の作品は子供が絡みすぎで、子供のときにでも「なんで?」って感じてました(笑)。

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