PICで作るデジタル オーディオ
公開日:2020/5/26
ご無沙汰してます。電子回路とプログラミングの学習と趣味を兼ねてMicrochip
社製の16bit マイコンのdsPIC33FJ64GP804でWAVプレーヤーの製作をしました。

プログラミングそのものはPICマイコン教則本をいろいろ出版している後関哲也氏の物を使っているので、ビルドには知識が必要ですが、一からコーディングする必要はありませんでした。ライブラリー等はCかC++で、マイクロチップ社のサイトやgithubから入手できます。WAVファイルをSDカードから読み込んで内臓DACでアナログ音声の差動出力に変換します。(16bit, 44.1kHz)
音質は事前の想像よりかなり良いです。マイコンの作動が電源の関係で多少不安定なので、以後の改良ポイントです。(モバイルバッテリーの転用)アナログ出力が差動出力で、両電源で受けてOCL(出力コンデンサーなし)にするために、チャージポンプで負電圧を生成させています。DACのICはデジタル電源とアナログ電源の辻褄合わせに悩んでいましたが、チャージポンプをタイマーIC等で自作することで解決しました。
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