高橋介州 加賀象嵌 そろり花生 金工

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金工 高橋介州(勇) 加賀象嵌かがぞうがん 1905-2004
そろり花生 1965年の作品

ワンポイントで銀が象嵌してあります。
裏のサインも象嵌です。

流石の技です。

象嵌の入ってないものはたくさんあります。手の込んだ作品は少ないです。
加賀象嵌が数の少ないものなので市場にはあまり流通しておりません。(ほかの工芸と比べると人気無いかも)
金工は材料に金とか銀を使うので、最初に定価で購入された方は高額で買ったと思われます。箱などの作りを見ると安物ではない事がわかります。

人間国宝 中川衛の師匠
希少伝統工芸の先駆者として活躍
石川県立美術館などに作品があります。

石川県立美術館HP参照
http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/exhibition/4779/

概要
高橋介州と加賀象嵌のあゆみ
 明治38年、金沢に生まれた高橋介州は、大正13年、県外派遣実業練習生の第1回生として東京美術学校(現東京藝術大学)の聴講生となります。この時の実習生には他に、漆工の小松芳光や染織の成竹登茂男がいました。東京では金工家の海野清に師事し、金工を基礎から学びました。昭和4年には金沢市産業課の金属業界指導員になると同時に教師として職に就き、同年第10回帝展に初入選、以来新文展、日展に旺盛に出品します。16年には石川県工芸指導所所長に着任し、戦中の厳しい情勢の中、県内の工芸保護に尽力しました。戦後は石川県美術文化協会理事長や当館の前身である石川県美術館の館長をつとめ、県内工芸界をリードしながら、失われつつあった加賀象嵌の技術伝承に刻苦します。57年には加賀象嵌で石川県指定無形文化財保持者に認定されました。
高橋の作品は、加賀象嵌の伝統をふまえた平象嵌の端正かつ精緻な仕上げと、無駄のない洗練されたデザインが特徴です。時代に即した伝統の再構築を果たしているといえるでしょう。         
本展は平成16年の逝去から初めての特別陳列です。高橋の作品を20点陳列し、そのわざをご覧いただくとともに、石川県の工芸界の指導者としての足跡も振り返りたいと思います。
さらに、高橋に師事し、重要無形文化財保持者(人間国宝)となった中川衛をはじめとし、県内で活躍する作家たちの作品もあわせてご紹介します。藩政期から受け継がれつつ、現在もなお展開していく加賀象嵌の魅力を、どうぞお楽しみください。

開催日時
2017年10月6日(金) ― 2017年11月7日(火)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)

高橋介州
没年月日:2004/10/29
分野:工芸, 工芸家 (工)
読み:たかはしかいしゅう、 Takahashi, Isamu*
 金工家で、日展参与の高橋介州は、10月29日午後0時13分、肺炎のため死去した。享年99。1905(明治38)年3月、石川県金沢市木ノ新保生まれ。本名、勇。1924(大正13)年金沢市の県外派遣実業実習生として東京美術学校(現在の東京芸術大学)の聴講生となり海野清に師事、彫金技法を学ぶ。1929(昭和4)年、金沢市産業課の金属業界指導員となる。また同年、第10回帝展に初入選し、以後、帝展、新文展に入選を重ね、戦後は日展に出品を重ねる。48年には日展会員となる。そして、62年には日展評議員となり、80年には参与となる。作家活動の一方で、41年には石川県工芸指導所所長となり、62年からは石川県美術館館長をつとめた(71年3月まで)。そして、75年には加賀金工作家協会を結成し、会長として、若手作家の育成につとめた。76年勲四等瑞宝章受章。82年には加賀象嵌技術保持者として石川県無形文化財に認定された。動物や鳥などをモチーフとした香炉に、石川県の伝統的な彫金技法「加賀象嵌」の技術をいかして模様をあらわした装飾性豊かな作品を制作した。

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