-
1985〜86 Guyatone FLIP 400F
このアンプは僕が初めて手にした真空管アンプです。 でも、実はつい最近入手したものです。 。。。良く分かりませんね、すいません。 このアンプを手に入れたのは確か1989年頃だったかと思います。 当時行きつけであった京都駅近くの楽器店の在庫品。当時で40000円弱だった記憶があります。 それをプレゼントとして頂いたもので、以来ずっとメインアンプとしてステージで、レコーディングで使用して来ました。 2001年にGroove TubeとBEDROCKを入手して真空管アンプがコンボとはいえ3台になり、どうしようかなぁ、処分する気持ちにはなれないなぁ。。とか思っていた時に、友達のギタリストが音作りで色々試していたので、 「良かったらこれ、使ってみない?返すのはいつでも良いから。使用に伴うメンテナンスだけやってくれたら良いよ?」 と貸しだしたのでした。 その後紆余曲折あってその友達とは疎遠になってしまったのですが。。。 こちらから「返してくれ」とも言いづらいし、また、たぶん先方も連絡を取りづらかったのだろうと想像します。 もう、返ってこないよなぁ、、、あのアンプ。。。と、正直思っていました。 で、先日。 とある中古屋さんで、全く同じアンプを見つけたのです。 「え。。。?これって。。。?」 Guyatoneのこの40Wのアンプ、確か、そんなには売れなかったので(苦笑)市場ではあまり見かけません。 (良く流通しているのは300 / 30Wのものとかで、しかもたいていもう少し年代の旧い、真っ黒な物が多いのです。 この銀色のスクリーンで、2チャンネル目/ Overdrive Channelが3ボリューム、というのは結構レアだと思っています) もしも僕のであれば、僕が使用していた間に一度、プリ管の12AX7を交換しているので、分解すればわかるはず。 でもちょっとはっきり見えないし。。。さすがに店頭でそこまでジャンク品を分解させてくれ、とも言い難い。 お店の所在地的には、その友達が住んでいるエリアだし。。。 見かけた日は時間もなかったので一旦家にそのまま帰ったのです。 そしたら2日後。 某SNSでこのアンプが話題になっていました。 「うわー。。。どうしようかなぁ。。。買われて行方不明になったら、もう取り返しつかないよなぁ。。。」 とか思いながらそのSNSに書き込みして、翌日お昼にお店に再訪したのでした。 「。。。。ない。。。」 2日前にあったその場所にはもう、FLIPの姿は見えませんでした。 「あぁ。。。あの記事を見た誰かがきっと、買って行ったのだろうなぁ。。。」とちょっとがっくりしながら余韻で店内をちょっとウロウロし始めたその時、 「あれ?Maedaさん?」 と声をかけてくれる人が。 SNSでその記事を投稿された方で、その方もやはり気になって見に来られていたのでした。 「いやぁ、なくなっちゃいましたねぇ。。。」 などと話しながら再度同じジャンクアンプのエリアに。 確かに、その場所にはない。 で、諦めて帰ろうとしたら 「。。。あれ?ここにある!」 とその方が見つけてくださいました。感謝しかないです。 早速試奏。。。というか、ノイズの確認。 ものすごいガリ音。。。。ちょっとつまみを動かすだけで「バリッ!ガリッ!!」という異音。 そして音量も出たり出なかったり(いきなり大きい音がして店員さんから注意されたwww) お会いした方に、「どうされます?欲しいですか?」とお伺いするも、 「いやぁ、これだけガリが出てるとちょっと手を出せないですねぇ。。。」 とおっしゃいます。 まだ、僕が友達に預けたものである確証は何もないのですが、、、、 <一応店員さんに「どなたが売りに出されたのか」聞いてみようとはしたのですがね(苦笑)。 。。。決めました。買いましょう。 ダメ元で、できるだけ直してやりましょう。あの頃の思い出が手元に残るのであれば。。。。 **************************************** 帰宅後、とりあえず分解してみることに。 まぁガリだけなら多分、各ポット(つまみのところ)に接点復活剤を染ませて動作させてやれば、何とかなるだろう。。。 真空管がいかれてたらヤバいけど、大きな音も出たので多分そこは大丈夫<でも何の根拠もない。。。w アンプ部分をゆっくり筐体から取り出し、ひっくり返してポットを見る。。。見ようとしたのです。 「。。。あぁ、、、、面倒くさい。。。」 各ポットは基盤に直付けになっていて、そしてその基盤が邪魔をしてポットは姿を見せません。。。 仕方ないので基盤ユニットの取り外しを開始。 そしたら今度は表示用LEDのコードが抜けない。。。 これ、無理して痛めたら大変なので、他の部分を解いて何とか基盤を裏返すことに成功。 ポットが見えました。 隙間を見つけて接点復活剤を。。。ちょっと。。。 「ジュワッ!!!!」 「うわっ!!!何?この音!!!」 スプレーをちょっと吹き込んだら、ポットからものすごい音が。。。 。。。カラッカラに、乾いてたんだね。。。 慎重に一つ一つ、なじませていきます。 そして基盤やジャックなど、外して行ったものを順番に組み付け。。。 しばらく放置して、ケミカルを乾かして、電源オン! 。。。やはり、バリバリとノイズはしますが。。。ちょっとマシになってる? こうなったら実力行使。各つまみをこれでもか!って位に捻り倒します。 最初のうちバリバリ言っていたアンプが、だんだんと大人しくなってきます。 そしてついに、ほぼ異音が出なくなりました! 出てくるのは、ちょっとイナタイ昔ながらのGuyatone Sound。 モダンなHigh Gain Ampではないけれど、クリーンに温かみがあってLes PaulのフロントPUで弾いてやるととても気持ち良いです。 軽くリバーブをかけてやって、復活したその後からずっと鳴らしてやってます。 ヘッドフォンジャックもあるので、自室での深夜の練習にも使えますよね(当時はそんなこと思いもつかなかった) 見事、1980年代のFILPが蘇ったのでした。 ******************************************* そして。 この個体、結局元々、僕のだったのだろうか、という疑問が。 調べてみるとどうやら、 1. プリ管の12AX7、そしてパワー管の6l6GC、ともに同じメーカーの物が使用されていること 真空管には「International ServiceMaster、と入っています。知らんぞこんなメーカー?<後で色々調べました 2. それらの真空管が1989年以前の製品であること(W.GERMANYのプリントが入っている) <つまり、1989年以降にプリ管が交換されたのであれば年代が合わなくなる これらのことから、全く同じ、でも違うアンプだという事が分かったのでした。 。。。ごめんねYくん、ちょっとでも疑った僕が悪かったよ。。。 で、このアンプはこのまま使うことにしたのですが、この話を友達にしたら、 「で、元のアンプはいつ帰ってくるの?どうする?」 と聞かれました。 そりゃ当然、 。。。2台並べて、ステレオで使うに決まっているじゃないですかwwww。 ==2022.9.29 追記== 音が出なくなってしまいました。。。おそらくならパワー管だと思うのですが、単純に差し替えただけだと、自分ではバイアス調整ができないので再発する恐れもあるので現在休眠中であります。。。
ギターアンプ Guyatone 4400円Kei Maeda
-
1981 Marshall JMP 2204 Master Model 50w Mk2. Lead
Greco SE-700 Modifiedを引き取ることになってお宅へお伺いした際、 「。。。実は、アンプもあるんですよ。。。捨てようと思っているのですが、もし貰って頂けるなら是非に。。。」 と切り出されて、「へ?アンプ?なんですか?」と尋ねる私。 「Marshallなんですよ。」 うーわー、まさかスタックとちゃうやろうなぁ?そんなん置く場所ないし、でも困ってらっしゃるみたいだし。。。うーん。 「とりあえず、見せてもらえますか?スタックなんですか?」 「はい、とても大きなヤツです。。。」 。。。スタックだよ、うーわー。。。 で、ご対面。。。 てっきりDSLとか、旧くてもJCM800までだろうと思っていたら、まさかのJMPシリーズ? ビニールカバーをちょっとだけめくると(ちゃんと見られる場所がなかった)パネル幅がちょっと狭い感じ。 現場では確認できなかったけど、そしたら'70年代後半のモデルだろうか。ローズモーリス時代の製品、だろうなぁ。 「これ、棄てはるんですか?うわー。。。それは勿体無い、売らはったら良いのに!」 「いや、もうかなり長い間鳴らしてないし、鳴るかどうかもわからないのですよ。。。。売る段になって修理とかの費用も掛けられないし。ですからあくまでも粗大ごみ的に引き取って頂ければ。。。」 「っていうか、スピーカー/キャビネットもありますやん?これは?」 「これももう、捨てるしか。。。」 こんなところで「野良Marshall」を生み出すわけにはいかない。置く場所?修理?あかんかったらその時はその時。 「はい、わかりました。でも今日一気にお引き取りという訳にはいかないので(車に載り切らない)、とりあえず今日の所はヘッドだけ持ち帰ります。後日改めて、キャビネットはお引き取りにお伺いする、ということで如何でしょうか?」 「はい、よろしくお願いします」 ってなわけで、とりあえずヘッドだけまずは持ち帰り。 帰宅後翌日、まず写真を撮影、シリアルNo.などを確認。 (掃除前なのでホコリや蜘蛛の巣がそのままの写真を使ってます。汚くてすいません、でもリアルでしょ?) SerialはLだったので、1981年製と判断。 でも裏書の貼り付け書類には「NIPPON GAKKI」とある。JCM800の頃にはYAMAHA Co.Ltd.のはずなので、本当にJMPシリーズの最終ロットなのかなぁ、と推測。モデル名などは消えていて判断不可能。でもまぁ多分間違いなく50Wの2204、でしょう。 (NIPPON GAKKIの裏書の下に書いてある文字が判断つかなかったのですが、おそらくはこう書いてあるのでしょう。) 「Master Model 50W Mk2 Lead」 キャビネットがないので鳴るかどうかは全く不明だけれど、とりあえず分解して真空管の状態を確認。 ヘッド内部の埃を綺麗に取って、とりあえず電源を入れてみると真空管にはちゃんと火が入っている様子。 電源系はとりあえず問題なさそう。。。 キャビネットを引き取りに伺うまでに2週間以上あったので、その間にヘッド周りのお掃除。 とにかくタバコ臭が酷いので、何度もこまめに拭き掃除。 (持って帰る間、他の機材の匂いも含めて車の中はものすごい事になってた。。。) そして再びお伺いして、キャビネットを引き取る際にふと 「あれ?スピーカーコードって、付いてます?」 「。。。。????」 はい、スピーカーコード、ありませんでした(爆笑)。 仕方ないのでこれは新品を発注。 そして帰宅後、またもやお掃除お掃除。ヘッドもキャビもロゴが大分とヤレてたり欠けてたりするので、これは付け替えてやりたいなぁ。。。 そしてケーブル到着。 結線し、ドキドキしながら電源、スタンバイ、とスイッチを入れる。。。。 おぉ!鳴ってる! 真空管のへたりとかはちょっとはっきりしないけれど(普段からMarshall使ってないのでよくわかってない)、普通に綺麗に鳴ります! マスターボリュームとゲインのところにそれなりのガリは出ましたが、何度か操作しているうちに消えてきました。 トーンノブ周りからな異音なし。 アイドリング時にも大きなノイズは聞こえてきません。 マスターボリュームである程度絞って(でないとさすがに迷惑w)鳴らしても、結構なハリとトレブル感です。 1981年、というのは僕にとってとても意味のある年代です。 16歳の春に初めてTokai LS120Vを手に入れた年であり、そこから本格的にエレキギターを始めることになったあの年。 聞けば前オーナーさんはこれを新品で購入、ずっと使い続けてこられたのだそう。 ワンオーナーの Marshall JMP 50W、40年の時を超えて僕の元にやってきました。 この後プロのメンテナンスを受けさせて、使い続けてやろうと思っています。
ギターアンプ Marshall 無料(頂き物)Kei Maeda
-
1981? Greco SE-700 Modified
この子は僕の手元に来た、一番新しい子です。 2021年3月末、SNSの友達の書き込みで、 「ギター貰っていただけませんか?」というものがありました。 タイムラインには5本のギターが。 ちょうどこのMuseumを作るのにギターの写真を撮影し、整理をしていた時のこと。 「そういや、メイプルネックのストラトって、持ってないよなぁ。。。」なんて思っていたところだったのです。 それほどストラトに造詣が深いわけではないのですが、知っておくに越したことはない。 5本のギターのうち2本がメイプルネック指板のものだったこともあって、連絡を取ってみたのです。 するとお返事が。 どうやらその方のお友達のギタリスト様がお亡くなりになられて、奥様が遺品整理として、出来たら縁のある方にお譲りして使っていただけたら、ということだったのです。 これは困った、僕、どうもその方を直接には存じ上げてない。友達の友達、的な情報は少々あったものの。。。。 でも、手を上げてしまった以上、逆に遺品とわかったからと言って手を下げるのもおかしな話ではないだろうか。 そんな事を考えて、2本のうちの一本であるこのGrecoのストラトをお引き取りすること、となったのです。 打ち合わせが終わってからお互いの都合を合わせるのにちょっと時間が掛かってしまったのですが、4月14日に無事引き受けました。 (ここでも実は色々あったのですが、それはまた別の記事に上げようと思います) 帰宅後チェック。事前に「生前メインで使用していたので、トラブルはないかと思います。PUを交換してあるので、本来のストラトとは違う感じの音かも知れませんが。。。」というコメントを頂いていたこと、そして何枚かの写真をいただいたのですがそこからどうにも謎な部分があったので、じっくりと検品してみることに。 まずはピックガードを外してみます。ネックも外します。 。。。あぁ。。。なんということだ。。。PU部分のザグり、、、多分若い頃にご自身でやられたのでしょう、結構な粗さです。。。 おまけにどうも、その加工のせいでしょう、Bodyにも割れが広がっています。。。これはそう長く持たない個体です。 PUの元々のキャビティーの形状を見ていると、(おそらくですが)マツモク製のものではないかと思われます。 当時のGrecoは1980年頃までフジゲンとマツモク、両方で作られていたらしいのですが、マツモク製はキャビティーが(比較的)丸く 開けられている、と聞いたことがありまして。とはいえ比較対照したことがありません、ご存知の方、ご教授お願いします。 製作年、および製作会社がわからない原因の一つに、ネックプレートの変更があります。 本来ならラージヘッドのストラトは3点止めのネックプレートを使用しているはず。そしてオリジナルはそこに何らかの刻印があるはず、なのですが、この個体はなぜか四角い4点止めの物を使用しています。おまけに正方形ではなく、妙に長方形です。 ネックプレートを外すと。。。あぁ。。。 本来3点止めのネックプレートとネジ穴だったものを、無理やり4点止めに改造してあります。。。ネックの仕込み角を稼ぐためにピックが一枚、シム代わりに挟んでありました。。。 Head Logoの「SUPER REAL」から、1981年(もしくは1980年末?)辺り以降の SE-700の仕様であることは間違いないです。 そして他のお話も奥様から伺っていたのですが、その頃には機材を色々集めて積極的にライブされていたらしい。 おそらく初めて手にした本格的なギター、僕も経験ありますが、色々試したかったのだと思います。 彼のギタリストとしての人生が詰まったギター。。。 多少のModifyは勘弁してもらうけど、基本的にはあまりここから変えないでおこうかな、と思っています。 現状この改造具合を見ていると、やはりRotchie Blackmoreは大好きだったのではないかと。 (それゆえのQuater Pounder PUでしょう)。 そして Ritchieの愛機を調べてみると、彼の初期のサブギターにサンバーストでメイプルネック、しかも珍しい4点留めネックの仕様があるようです。 きっと彼はこれを目指してこのギターを改造し、そして年をとり、あまりに直球なコピーに気恥ずかしさもちょっと感じてピックガードを変えたのではないかな、と思ったのです。 で、僕としてはこれからはピックガードを白に戻して、DuncanのPUはカバーが付かないので残念ながらそのまま残して(RitchieはPU、白ピックガードに白PUなのです、当時は)。故人の意思を継いで行こうと思います。どうせなら彼が一番やりたかった形にしてあげようかな、と。 そうそう、音の方はPUのパワー感が半端ないのでボディ割れによるサスティーンの減少もそれほど気にならないです。ボディの共振は抑えられてしまってはいますが、仕方ないでしょう。 普通にハムバッキングのPU並みの出力って感じで、Hard Rockin'な音楽にはベストなGuitarです。 ペグがGOTOH製のロッキングシステムに交換されていて、慣れないとちょっと弦が張りにくいです。 アームも独特な形のが付いていて、これはかなり慣れないと使いづらいなぁ。。。ここも変えるべきか、ちょっと思案しないとですね。Ritchieが当時どうしてたか。。。多分極太アーム使ってたんだとは思うのですが、この個体のはそれほど太くはないです。 ナットがちょっと6弦側が落ちやすいのも直さないとなぁ。まだまだ細かなところのセッテイングが楽しそうですね(笑)。
エレキギター Greco 個人間譲渡(日本)Kei Maeda
-
1961 Suzuki Manline No.203
この子も「元」お友達の楽器です。(あ、お友達とはその後も付き合いはちゃんとありますw) 「ずっと前に買ったんだけど、ケースの鍵が壊れてて開けられないの」 という話から、一体どうなっているんだろうと預かってみたら、単にロックを外すところがダメになってただけで(グラグラしてたので外しました)ちゃんとご対面できました。 中に貼ってある内張りのラベルから、どうも1961年製くらいのSUZUKIの製品であろう、ということで、このタイトルにしております。(でも正確な年代は不明なんです) ずっとケースに入りっぱなしの子だったのですが、案外と問題なく動いてくれました。ちょっと最初のうちペグが動き悪かったです。 そして、案外と大きな音がします。当時の職人さん、本当に良い仕事をされていますね。 中古市場的な価値はあまりないと思われますが、大事にしたいと思っています。それよりまずは練習だなぁ(苦笑)。
マンドリン SUZUKI 2020年Kei Maeda
-
Johnson AXL 998-1 Resonator Guitar
この子とも、ご縁を感じる出会いでした。 2000年ごろ、大阪で「MPC (Musician's Partner ...Cが何の頭文字だったか失念しました、すいません)」という楽器、特にギター関連に特化したイベントがありました。良くお世話になっていた楽器店さんも数多く出店されていたので、毎年楽しみにして参加しておりました。 ある年、「じゃんけんゲーム」があって、賞品にこのギターが出てまして。「いちまんえんでこのギターを買えます!」というもの。 その頃、Bob Brozmanのギターに傾倒していたこともあって、「ドブロええなぁ。。。」なんて思っていた私、ついつい参加したのです。 そしてなんと、最後の二人のところまで! 相手は一緒にイベント参加してた友人。 結果。。。じゃんけんには負けたのですが(笑)。 そしたらそのお友達、「僕、使わないからお金さえ払ってくれたらそのまま譲りますよ?」と申し出て下さって、結果、僕のものになった子です。 付属のセミハードケースには、会場にいらした鮫島秀樹さん、Ichiroさんのサインも頂いてホクホクです。 賞品を提供された楽器店さんからは、「ボディーとかは韓国/中国製だけど、リゾネーター自体はアメリカ/Dobroが使っているものと同じですよ」と言われております。なかなかの音量と音色を兼ね備えた、BluesとSlide、Open Tuningが似合う一本です。なかなか出番がないのですけどね、もっとこの子用の練習を積まないといけません。 S/N 2000_05330
リゾネーターギター Johnson 10000円Kei Maeda
-
1992 Epiphone FlyingV KORINA Modified
コリーナFV、これはやはり憧れのギターでしょう。誰しもが注目すること間違いないです。 御多分に洩れず、僕も昔から欲しかったのです。 近年では日本の有名なギタリストの方も使用されている様ですが、僕の中ではこのギターはアルバート・キングです。 そこに近づけるために、結構手を入れてみました。 その辺のこともおいおい写真を交えながらご紹介したいと思っています。 S/N U98022118
エレキギター エピフォン デジマートKei Maeda
-
Danelectro 59DC
LED ZEPPELINがお好きな方には良くご存知の、ダンエレクトロ。ダンエレといえばこれ、っていう位に有名なギターですね。 これもヤフオクで購入。購入した際には確か「59 DC」って名前では無かった様に覚えているのですが、当時の資料がなくなってしまっているので不明です。現行品ではこの名前になっています。 現行品と異なる点、それはボディーサイドの「白いところ」。手に入れた際にはボディーサイドは真っ黒だったのです。 Jimmy Pageの使っているのは白かったので、それに似せるために『壁紙』をはってあります。カッティングシートよりも雰囲気ある感じで、気に入っています。 もっぱらDADGADやOpen Gなんかの変則チューニングで使っています。 結構独特な音がするので、試しに弾いてみる方々からは「これ、面白いなぁ!」と好評です。
エレキギター ダンエレクトロ YahooオークションKei Maeda
-
Aria Synsonido
アコースティックユニットを指導するにあたって、Vocalさんの声質から「ガットギター」が欲しくなって探した一本。 Y社のものと比較して、よりガットらしい音のするこの子を選びました。Y社のも良かったのですが、ちょっとガットギターの音としては出来過ぎ感/作られた感が感じられて。。。 ボディーにパーツを差し込んで使用するのですが、いちばん端っこが欠けるというトラブルが。 一度は返品交換してもらったのですが、二度目もやはり同じ症状が出て、諦めました。 電池の減りが早かったりしたので、もっぱらACアダプターをつないでの使用となっています。 一度スタンドから落ちて3弦ペグが曲がってしまったので交換しています。 何よりも、オリジナルのソフトケースの耐久性がショボくて今ではボロボロで使い物にならなくなってしまい、外に持ち出すことがなくなってしまいました。音は気に入っているのですがねぇ。。。 S/N 1007230475
エレアコ ARIA 2000年代Kei Maeda
-
1981 Tokai LS120V VF Love Rock ( No.1 )
初めて手にしたLes Paul Typeのギター。これ以降、この一本が僕の基準になっています。 高校の合格祝いやら貯金やらで「Les Paulを買うぞ!」と意気込んで楽器店に赴いた僕。 当時、GibsonのLes Paul Standardを買おうとしていたのです。 ところが、やっぱり、高い。。。。 楽器店のお兄さんに「無理してGibson買うことないと思うよ。このTokaiってブランドのは今、本当に人気あるし良く出来ていると思うよ、これで満足出来なくなったら、その時にGibson買えば良いのだから。後々絶対後悔しないから!」と諭されて、TokaiのLSシリーズを手にすることにしたのです。結果、彼の言っていたことは間違いではなかった、と思うようになったのです。 いわゆる「つるし」の製品としてはその時点で一番高額だったLS120V。150から上の機種は受注生産で、発注して半年近く待たねばならなかったのでこれにしたわけです。 それまでストラトTypeを使っていたのですが、「うわー、こんな音するんだ!!」と感動したのを今でもよく覚えています。 で、高校生のこと。後の事まで考えている訳も無し(苦笑)。 いろいろと手を入れて、オリジナルではなくなってしまっています。 Tailpieceのメッキが剥がれてしまったのでアルミ製の市販部品に交換、PUも一時期Duncan SH4入れてみたり、その際にもともと付いていたDiMarzo試しに分解して壊してしまったり(アホ)。「鳴りをよくする」という触れ込みのチューンナップを施してみたり(結果、よくわからんかった。。。)。コンデンサー変えてみたり。 受験〜大学入学してしばらくは殆ど触らなくなってしまったのだけれど、大学生活が落ち着いた頃からまたちょっとづつ触るようになって、今に至ります。 ライブにも本当に良く使いました。Guitar回ししてヘッドから着地させてしまったり(良く折れなかったものだ。。。)、僕の音楽の歴史にずっと寄り添ってくれている一本です。 他のギターを手の入れるようになったのも、この子のスペアが欲しかったから、に他なりません。いろいろ手を出したけれど、結局「LSのスペアはLSでしか有り得ない」という結論までも導き出してくれた、僕の人生をメチャクチャにした一本。 この子は墓の中まで連れて行きたい気持ちでいっぱいなのですが、楽器としてそれはあまりに可哀想。死んだら誰かの手に委ねることになるとは思うのですが、それまでずっと一緒にいる、と誓っています。 S/N 1011648
エレキギター Tokai 120000円Kei Maeda
-
1980 Tokai LS120 CS Love Rock (No.3 )
「LS、メインとサブ、二本手に入れて良かったなぁ。。。」と思った僕。 「まぁ、もう一本はいらんよね♪、だいたい高いからねぇ。。。」 なんて思って過ごしていた毎日。 それでもあれこれと見回ってパトロールしてしまうのは、性、以外の何物でもなく。。。 ある日、潰れかけの商業施設に入っていたリサイクルショップを訪ねました。 さほど広くはない店内をウロウロして、特に欲しいもの、目ざといものも見つからず、帰ろうとした時。 事務エリアの中に、見慣れたギターのハードケースが置いてあるのを発見したのです。 店員に、「あのギターのハードケースなんだけど。。。」と聞いてみると、 「今日入ってきたギターなんですよ。まだ何にも手を付けられてないのです」と。 「見せてもらっても良い?」 ケースが持って来られて、蓋を開けた瞬間、身震いしました。はい、本当に。 綺麗なCherry SunburstのTokai LS120がそこにはいました。 現状所有しているのはViolin FinishのNo.1と、Old CherrySunburstのNo.2。 これに Cherry Sunburstが加わったら、、、 「いくらなんですか?」と問う僕。 「まだ何も手をつけてないので、今なら20000で良いですよ」と、店員。 『買った!』 そのままお持ち帰り。超ラッキーな出会いでした。 ネックは塗装が薄くなってしまう位に弾き込まれていて、実に良い感じです。 ちょっとペグが弱かったので、これは交換。 テールピースのメッキ剥げはこの当時のTokaiの持病でしょう、これも交換しました(今回はオリジナルパーツ残しました)。 あと、LS固有の「基盤ワイヤリング」を通常のPoint to Pointワイヤリングに変更。 ある種理想のLS120が手に入ったのです。 こうして僕のLS120ライフは完成した、のでした。 S/N 0011138
エレキギター TOKAI 20000円Kei Maeda
-
2001 Gibson Historic Collection 1958 Authentic
初めて新品で買ったGibson Guitarがこれ。 2001年年末に、知り合いの楽器店員さんから連絡。 「絶対気にいるの、見つけた!」と。 見に行ったらこの'58がありました。Histric Collection 1958 Authentic、というモデルです。 ペグは工場出荷状態でGROVERに。PUはF / R がBurstbucker type 2 / 3の組み合わせ。 Topは縦の木目がはっきりと出た、若干のフリッチマッチではないかと思われます。 (6弦側の節をノ1弦側、ノブでうまく隠している感じかなぁ、と) 僕はネックが「ぶっとい」のが好きで(ここだけJimmy Pageと異なります)、この個体は'58の中でも特に太いのではないかと思えます。 音的には(これはGibson Les PaulをTokai製と比べるといつも思うことなんですが) 「あぁ、Les Paulって、本来はJazz Guitarなんだなぁ」って感じます。 Rockをやるために手に入れたのでRockなイメージしか当初は持ってなかったのですが、 年齢を重ねて来た現在、このギターの本質に気付かされる毎日です。 転売目的などないのでガンガン使ってて、傷もいっぱい、トラブルも経験していますが、欠かせない相棒になっています。 落ち着いたら各部の写真などもUpしていきたいです。 S/N 811000
エレキギター Gibson 定価Kei Maeda