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① トヨタ カリーナ HT 1600GT
大学生の頃、初めての愛車は中古のカリーナ・ハードトップ1600GT(二代目の丸目)だった。本当は黄色のセダンが欲しかったが、オレンジのハードトップは目を引いた。DOHCエンジンが自慢で、実際よく吹け上がった。ただ国産車のシートは不満で、2時間も運転すると、尻が痛くなった。バイト通いなどによく使っていたが、下りのヘアピンでコースアウトしてガードレールに激突し、フロントが大破してあえなく廃車になってしまった。幸いけがはなく、これを教訓として、その後は事故をしていない。奮発したカンパニョーロのマグネシウム・ホイールだけが手元に残った。 マイナーチェンジ後の角目ならHi-Story製品(2000GT)があるが、丸目となるとDiapet(1/40)を塗り替えて再現した。製品は1600SRとなっており、リアの浮き彫り(実車はバッジ)やサイドステッカーもSRだが、エンジンは明らかにDOHCが表現されており、実質GTだ。おそらく初代1600GTのパーツを使い回したためと思われる。なので、各部に色差しもして、ズバリにすることができた。
ミニカー YONEZAWA ヤフオクk.karita500
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② いすゞ 117クーペ XC
カリーナGTをクラッシュで失って、「車が要るだろう」とバイト先の中古車販売会社に勧められたのが白の117クーペ(量産型・丸目)だった。1800SOHCエンジンにSUツインキャブの有鉛ガソリン仕様で、オートマチック車だった。当時はまだ、30万円で購入できた。言うまでもなくジウジアーロ・デザインのボディ・ラインが美しく、特に斜め後ろから眺めるお尻(トランク部分)がたまらなかった。茶色のビニールレザー・シートも好きだった。前がダブルウイッシュボーンなのに、後が板バネというサスペンションの形式は気に入らないが、緩やかなコーナーでもアクセルを踏むと自慢のお尻を振るのが面白くて、雪の峠道でスリルを楽しんだりもした。登り坂でオーバーヒートしてボンネットから白煙を上げたことはあったけど、よく走ってくれた。ホイールのPCDが同じだったので、カリーナから“カンパ”を受け継ぐこともできた。据えきりハンドルが異常に重かった感覚は、今でも覚えている。 数年前、いすゞ車を専門に扱う有名店へ詣でた際、白の117クーペがあり、懐かしさのあまり近寄って見ていると、店の人が現れた。昔、乗っていたことを告げたら、その展示車は先のTV番組で女優さんが運転した車そのものであると教えてくれ、「これはご縁なので、また乗りませんか?」と露骨に推された。縁だと言われると弱いので一瞬、血迷いかけたが、我に帰ってその場をかわし、プラモ製作で自分を慰めようと帰路に着いた。 ・フジミ(1/24)の前期型は量産型(丸目)に相当するが、内装が後期型(量産型・角目)と共用になっている。正しくは、量産型・丸目の内装は初期型と基本的に同じなので、ハンドメイド最初期型のものを使う。デカールにXCのエンブレムもあるのは有難い。後に発売されたハセガワ製からATのシフトレバーと2ペダルのパーツをもってきて、取り付けた。 ・SOHCエンジンを再現しようと、ボンネットを切り取り、眠っていた日東のフェアレディ(SR311)からエンジン回りを移植した(ソレックス・キャブなので、ユニオン製510ブルーバードの方が1800・SUツインで正解か)。 ・フジミ製117クーペ。上:ハンドメイド最初期型、中:前期型(量産型・丸目)、下:後期型(量産型・角目)。 ・117クーペはハンドメイドと呼ばれる初期型こそが本物だという信仰?すらあるが、やはりミニカー収集では自分が乗っていた量産型・丸目にこだわりたい。ただし、量産型の製品は限られている。大:真鍮製の置物(1/20)を塗装して、メッキ部分を磨き出した。中:Diapet(1/40)を塗り替えた。小:トミカ・リミテッド(1/62)。いずれもプロトタイプは1800XE(DOHC)。
プラモデル フジミ ヤフオクk.karita500
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③ アルファ・ロメオ ジュリエッタ 1.6
社会人になったら、二代目のジュリエッタ(紺の1.6)に乗ると決めていた。ジウジアーロ・デザインの超ウエッジシェイプ&ダックテールとアルファのツインカムにずっと憧れていたからだ。運よく近くの中古車店で見つけることができたのは、それこそ縁としか言いようがない。担当者は「関西最速の1.6!」と豪語していたが(何を根拠に?)、加速はそれほどでもなかった。しかし、帰省などで高速道路を走る時の直進安定性がよく、当時の国産車の比ではないと思った。“ちゃんとまっすぐ走る”とは、こういうことだと知った。また、いくら走り続けてもどこも痛くならないシートはさすがで、ベージュのモケットというのもお気に入りだった。スポーティ=黒という公式よりも、明るい内装が好きなのだ。エンジンオイル漏れの持病があったものの故障らしい故障はなく、欲しかった車を手に入れていい気になっていたから、「俺の車の名前はロミオとジュリエット」などと言って、女の子を誘っていた。117クーペの車検が切れるまでの間、女の子用にと5万円で買ったホンダ・ライフと3台持ちしていたのも生意気だった。 学生時代の下宿から銭湯へ行く途中におもちゃ屋があって、何となくジュリエッタのミニカーがあるような気がして、ふと立ち寄ると、まさしくブラーゴの1/24があった!即買いし、本当に乗ることを夢に見ながら眺めていた。それからもずっと大事に持ち続けている。元の色はレモンイエローだったが、さすがに塗装が剥げていたため数年前、自分が乗っていた紺に塗り替え、シートもモケットっぽくなるようわざと手塗りした。ジュリエッタのミニカーは意外と製品が多いが、やはりこれに最も愛着がある。
ミニカー ブラーゴk.karita500
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④ アルファ・ロメオ 164
ジュリエッタでアルファにはまり、バブル期に新車の164を購入した。117クーペ、ジュリエッタとジウジアーロ・デザインが続いたが、今度はピニンファリーナとなった。ボディカラーはジュリエッタに続き紺で、明るいブルーのモケットシートだった。カバーを押すとゆっくり開くオーディオや灰皿を見た友人は、「サンダーバードみたい!」と言っていた。164最大の魅力は至宝とも言える3リッターの“ブッソーネ”V6エンジン(SOHC)で、ステンレスパイプ6本の眺めがたまらず、吹かすと「フォンッ!フォーン!!」と何とも言えない快音を発した。十分以上にパワーがあり、どこまでも走って行きたい気分になる安定感だった。オプションで付けたスライディングルーフが閉まらなくなったり、パワーステアリングがロックして動かなくなったのには唖然としたが、いずれも駐車中でことなきを得た。 ・ミニチャンプス(1/43)の164は紺でスライディングルーフの彫りも入っているが、スーパーと呼ばれるマイナーチェンジ後の24バルブ・モデルで内装がブラウン、ケス製がオリジナル・タイプだが、ボディは黒、内装がアイボリーなのだ。ん~…。 ・ズバリで大きいのを所有しようと、ソリド(1/18)のプジョー605(姉妹車)を塗り替えた。インパネの形状などが少し違うが、アルファの盾はプラ板の上にコピーした紙を貼っている。残念ながらボンネットが開かず、マイストのスパイダー※当コレクションルームの表紙 がおそらく3リッター12バルブ・エンジンだ。
ミニカー ミニチャンプス ヤフオクk.karita500
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⑤ フィアット ウーノ・ターボ i.e.
アルファ164は最高だったが、バブルがはじけると下取りに出さざるを得なくなり、代わりにディーラーが勧めてくれた中古車は薄いブルーメタリックのウーノ・ターボだった。164から大幅にダウンサイジングしたものの室内は意外と広く、ジウジアーロ・デザインの巧みなパッケージングを改めて思い知った。チルトアップ・ガラスルーフも機能的で、1.3リッター(SOHC)のIHI製ターボ・エンジンは必要な時だけパワーを発揮でき、却って扱いやすかった。元カノもお気に入りで、よく自分で運転して実家へ帰っていた。エアコンは効かなかったが、エンジンオイル漏れがいつの間にか収まって、ほぼノントラブルだった。子犬のように小さいから「チン」と呼んでいた。車に呼び名をつけたのは、後にも先にもウーノだけだ。 ・メリキット(1/43)を塗装して、ガラスルーフはマスキングテープを貼って表現した。メタルキットなので、重量感がある。だいたいこんな色だったと思う。 ・トップマルケス(1/18)はさすがによくできているが、開閉機構がない。 ・フルに開閉機構があるのはレオモデル(1/24)の5ドア55Sで、ガラスルーフなのもよい。何とかこれをターボにできないか試行錯誤したが、いかんせん5ドアなので、無理がある。ネットの製作動画を真似て、ブラーゴの3ドアをターボ化したのは言うまでもない。 ・ウーノの魅力はイタリア本国や南米向けに様々なボディ・バリエーションがあることで、その例がフィオリーノ(カーゴ)とドゥナ(4ドアセダン)だ。 それにしてもウーノに似ている車のプラモで何台もモドキを作って感じたのは、ウーノが何の変哲もないシンプルなデザインに見えて、実はどれとも似て非なる絶妙なバランスで成り立っている唯一無二の存在であると気づかされたことだ。それ故ノスタルジーになおさら駆り立てられ、ジウジアーロ・デザインの車が好きだったというより、好きな車の共通点がジウジアーロ・デザインだったと言える。
イクソ ヤフオクk.karita500
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⑥ アルファ・ロメオ 145 クアドリフォリオ
いろいろあって東京へ引っ越したのを機に、アルファ145を新車で購入した。一度は赤に乗りたかったし、挑戦的なデザインと最新の2リッター・ツインスパーク&16バルブ・ツインカム・エンジンがそそられ、心機一転した自分に合っていると思ったのかも知れない。確かに鋭い加速で、慣らし運転を兼ねて北海道・道東まで弾丸ツアーに行ったが、普段は大抵の用事が電車で済むため乗る機会がめっきり減って宝の持ち腐れとなり、ついに手放すことになった。そして、それから20年間、カーライフを封印することになる。 ・ボニーニというメーカー(イタリア)の1/43レジンモデルは、日本仕様と同じ右ハンドルがレア! ・決定版はオットーの1/18(開閉機構なし)。 ・クアドリフォリオのエンジンそのものは、タミヤのGTV(1/24プラモデル)で再現されているが、逆になぜGTVのエンジンがV6でないのか(155V6TIがあるからか)? でも、気に入らないので、155V6TIの縦置きエンジンを横置きに改造してGTVに載せる荒療治を行った。それで、またしてもツインスパーク直4エンジンは持ち腐れ(観賞用)に?
イタリア ヤフオクk.karita500
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⑦ フィアット 500 1.2 Pop
故郷へのUターンが決まり、田舎では車がないと生活できないので、せっかくならまたイタリア車に乗れないか考えた結果、中古のチンクしか選択肢はなかった。ネットで調べて2012年式の白に狙いを定め、郷里へ向かう途中で中古車店に立ち寄ると、あまりのかわいさに一目惚れして、思わず「ウチ来る?」と話しかけた。 納車を待つ間、自宅の前に白のチンクが現れ、まだ納車日ではないはずなのにと思ってよく見ると、“ラウンジ”(ガラスルーフ車)に若い女性が乗っていて、「ボヘッ!ボヘッ!」という排気音の“ツインエア”(2気筒ターボ)で、チンク違いだった。それだけ久しぶりの愛車が待ち遠しかったが、1.2ポップで正解だったと思っている。後に1.4(DOHC)にも試乗したが、小回りが効かないのはネックだった。 ウーノ・ターボ以来となる“ファイア”エンジンはパンチに欠けるが、淀みなく回るし意外と静かで、舗装のよい道を流すとまるでサルーンのような滑らかさだ。“デュアロジック”(オートとマニュアルの二刀流ミッション)も賢い。何しろ“いちいちかわいい”というキャッチフレーズどおりポップな内装は明るく、特にアイボリーの本革巻きステアリングと2トーン(アイボリー&レッド)カラー・シートのできのよさときたら、軽い腰痛くらいなら運転すれば治るほどだ。ダッシュボードの奥の方から聞こえる謎の“じゅるじゅる”音(エアコンの排水音とかウオッシャー液の逆流など諸説あり)はフィアット特有で、ウーノの時代から健在だ。ホイールベースが短いためヒョコヒョコするのは仕方ないにしてもアスファルトの段差を越える際のシャーシが捻れるような感覚は不快なので、市販のリアタワーバー(トランクに露出することなくフレーム付けするタイプ)を取り付けたら、劇的に強度が改善された。基本的にはノーマルで乗る派だが、見た目重視でオプションの純正アルミホイールにピレリP1を履かせている。 自分が乗りだしてから、我が街でも間違いなくチンクの仲間たちが増えている。長く乗っているとそれなりに手がかかるとはいえ、今のところ次の車は考えていない。 思えば無理して買った新車よりも117クーペにしろウーノ・ターボにしろプロに勧められた中古車の方が不思議と愛着が湧き、当時の思い出とともに今でも鮮明に記憶が甦ってくる。 ・チンクのミニカーはたくさんあるが、ポップがプロトタイプとなるノーマルルーフ車は割と少ない。1.2ポップに最も近いのはノレブ(1/43)だが、ボディカラーがオプションのパールホワイト(メタリック)なのと、アイボリーのはずのシートバック上部までレッドなのが惜しい!もしかすると、オプションのレザーシートを表現したのかも知れない。 ・上げ底ながらエンジン表現がある開閉機構付きの多くは1.3Multijet(ターボディーゼル)で、これはイタリア本国などの主力モデルであるからと思われる(左:モンドモータース)。1.2“ファイア”なのはウェリーだが、ガラスルーフ(中)。ノレブはノーマルルーフもあるが、1.4(右)。いずれも1/18。ほとんどは“ツインエア”が登場するまでに製品化されている。 ・そこで、フジミのプラモデル(1/24)を1.2ポップに仕立てることになる。ただ、左ハンドルは致し方ない。 ・ガチャならマイナーチェンジ後のタイプだが、右ハンドルがある。
ミニカー ノレブ ヤフオクk.karita500
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フィアット・パンダでアズーリのW杯制覇に熱狂し…‼️
2006年のワールドカップでイタリア代表チームが優勝し、歓喜に湧くサポーターの様子を再現したブルムの製品。背景の写真と相まって、パンダ45のダブル・サンルーフから掲げられたイタリア国旗、同じくトレコロールのボンネット、ガッツポーズする兄さんの臨場感が楽しい!って、姉さん何してんの?!テンションMAXで大サービスかっ!実際にこんなシーンがあったかどうかは?でも、あっても不思議じゃないかも…。 初代パンダはシンプルを極めたイタルデザイン(ジウジアーロ)の傑作で、イタリアの村を紹介する番組を見ていると今でも必ずと言ってよいほど画面に映り込む。それほど愛されているわけで、なんと我が街でも1台が生息しており、たまに見掛ける。がんばれ、パンダ! #フィアット #パンダ #ブルム #トリコロール #イタリア #イタルデザイン #ジウジアーロ #ワールドカップ
ミニカー Fiat Panda 45 Tetto apribile 1981 Campioni del Mondo 2006 ブルムk.karita500
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本当はアルファ145よりも146が欲しかったけど…。
アルファ146は後ろからギュッと押さえたような5ドア・ハッチバックのデザインが145よりも好きだったが、日本には正規輸入されなかったため、145を購入した。今でも中古車情報を見ると気持ちが揺らぐので、ミニカーを観賞して慰めている。 しかも、146はペゴしか製品が見当たらず、リアには1.7 16Vのデカールが貼られている。これは、先代にあたる33から受け継いだ水平対向4気筒DOHCエンジンを表しており、145クアドリフォリオと同じ直列4気筒2リッターDOHC16バルブのツインスパーク・エンジン搭載車はtiと呼ばれる。ペゴ製品は145も1.7 16Vだ。 この1.7 16Vエンジンは、一体成型の簡素な表現ながらARS-modelのALFA ROMEO 33 BOXER 16Vで再現されている。 ちなみにARSの155は製品ラベルがTS 2.0になっているが、実際はツインスパークではなくV6エンジンであり、こちらは補記類を別パーツとした立体的な成型で1/43としては緻密に再現されている。製品によって気合いの入れ方が違うのは、いかにもイタリアっぽくて面白い。 #アルファロメオ #PEGO #並行輸入 #ツインスパーク #クアドリフォリオ #ボクサーエンジン
ミニカー ALFA ROMEO 146 イタリアk.karita500
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同じフィアットなのに“何がターボだ”って…リトモ・アバルト
カロッツェリア(デザイン工房)・ベルトーネ作のリトモ・アバルトは、丸型4灯(マイナーチェンジ版)でツインキャブ仕様の130TCよりもグリルとバンパーが一体になっている丸目2灯で愛嬌のある125TCが好きだったなぁ…。丸目2灯なら1.6リッターのツインカム・リトモ105TCでもよいと思う。今さらだけど…。 125TCはノレブやイクソ製もあるが、ゲットできたプロゲットーKはフロント・スポイラーのえぐれが強すぎて今一つな印象。 マジョレットのヘッドライトから下がボテッとした感じはよい!これはサイドにABARTH 2000のロゴを入れた5ドア65CLで、なんちゃってアバルトだが、プロポーションとしては3ドア以上にバランスが取れている気もする。 '85当時の雑誌広告で、リトモ・アバルト130TCの輸入発売元は、「“何がターボだ。” アバルトが嘲笑う。」という強気なキャッチコピーを掲げていた。'80年代のターボ・ブーム全体に対して抗う意味だったかも知れないが、同じフィアットにウーノ・ターボがあるというのに平気なのか。一方、同じ時期に別の発売元がウーノ・ターボの広告で謳ったキャッチコピーは、「半端じゃねえぜ!」。アバルトが開発段階からプロジェクトの中心的な役割を担ったとされるウーノ・ターボの方がむしろアバルト・チューンの血は濃いと言えるのだが…。 #フィアット #カロッツェリア #ベルトーネ #ツインキャブ #ツインカム #ターボ #アバルト #ノレブ #イクソ
ミニカー FIAT RITMO ABARTH 125 TC STRADARE プロゲットKk.karita500
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「ヨーロッパいちばんのセダンです。」…フィアット・レガータ
フィアット・レガータは131ミラフィオリの後継車で、当時の広告によると、1984年度にまた発売以来3年間ヨーロッパで1番売れた3ボックスセダンだったとのこと。アルファロメオ・ジュリエッタに魅せられてからというもの“羊の皮を被った狼”と称される、端正なデザインで大きくはないスポーティ・セダンがずっと好きだった。最初の愛車としてカリーナの4ドアGTを狙っていたのもそのためだ。 レガータの横に立つ美女は、ハセガワのランボルギーニ・ミウラに付属するイタリアン・ガール。 ポリスティルの1/25レガータは基本的によくできており、タイヤがゴムなのもよい。古い製品の常で、ウインドウのモールなどが塗装されておらず、そこにマスキングテープをカットして貼り付けている。わずかに厚みが出て、ラインが真っ直ぐになるし、やり直しもできるので、内装にも多用している。 再現されているエンジンはSOHCであることから、1.6リッターDOHCの100Sではなく、1.5リッターの85Sがモデルと思われる。ということは、このエンジンをボアダウンし1.3リッターとしたのがウーノ・ターボ専用エンジンだったので、そのベース・ユニットではないか!これをターボ化してウーノに積みてぇ~!! #フィアット #ヨーロッパ #3ボックスセダン #羊の皮を被った狼 #ポリスティル #ディテールアップ #イタリアン・ガール
ミニカー FIAT Regata ポリスティルk.karita500
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あこがれの的!…ランチア ベータ・クーペ
ラリーカーの開発を前提としない一般的なランチアは、車全体から漂う気品と上質なインテリアが魅力的で、中でもエレガントなベータ・クーペに強く惹かれていた。 ソリド製ベータ・クーペの素朴な造りには、ほのぼのとする。とはいえあまりに簡素なので、フロントグリルなどに色差しした。ボディを赤か紺に塗り替えることも考えたが、元の美しい塗装を生かして、シート&ドアトリムを赤いレザー風にしてみた。 シャーシには製品名が1800となっており、日本へ正規輸入されてあこがれの的だったシリーズ2の1300と細部が少し異なる。 #ランチア #ラリーカー #ソリド
ミニカー LANCIA 'BETA' COUPE 1800 ソリドk.karita500
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実車も模型も希少!…いすゞ ベレット1600GTファーストバック
日本で最初に'GT'を名乗った'ベレG'の中にあって1600GTファーストバックは、トランクルームと直結する可倒式リアシートを備えた独自のデザインと生産台数わずか349台の知る人ぞ知る存在がそそられる。 模型もほとんど見掛けることがなく、モデルプランニングのヒストリーズ・コレクションはHOの表記がある通り、元は鉄道模型のストラクチャーから派生した製品で、1600GT・GTRもラインナップされている。メタル製のボディでシルエットが克明に再現され、内装も手が込んでいて楽しい😃🎵 ハンドメイドゆえ丸型3連テールライトの色差し位置がずれているものもあるが、所有する個体はズレなく塗装されていて、嬉しい😃✨ #いすゞ #ベレG #ファーストバック #モデルプランニング #ヒストリーズコレクション #HO #ストラクチャー #ハンドメイド
ミニカー '67 ベレットGT ファーストバック モデルプランニングk.karita500
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ALFA ROMEO Alfasud 5m
エレールのプラキットはパーツの付き合わせこそよくないが、古い製品とは思えないくらい見事なプロポーションと繊細なディテールが魅力で、グレードの選択も憎い。 アルファスッド 2ドアtiと同じ5速ミッションを4ドアに装備したのが5mで、エレールの説明書に5mと明記されている。外見上はオーバーライダー付きのバンパーとCピラーのデカールで5mと判る。 ボンネットは開かないもののボクサー・エンジンもちゃんと表現されている。説明書に実車の主要諸元が表記されているのはありがたく、5mはスタンダードな1.2リッター・エンジンであることが確認できる。 #エレール #プラキット #アルファロメオ #アルファスッド #ボクサーエンジン
プラモデル Alfa Romeo ALFA-SUD エレールk.karita500
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Alfa Romeo Alfasud Sprint
アルファスッド(ベルリーナ:2ドア/4ドア)のクーペとしてスタイリッシュなスプリント(3ドア・ハッチバック)が登場した。1.3/1.5リッター・フラット4エンジンを2ドアtiと共用する。 ミニチャンプスのスプリントは、クオリティが高い。欲を言えば、洒落た内装も塗装されていると文句のつけようがないのだが…。 デビューした1976年型であるならダークブラウンのダッシュボード、シート前面とドア内張りの一部が茶系のタータンチェックになっているはずで、そこまで再現するのは厳しかったかも知れない。 細かいことを言うと、本来はサイドウインカーの位置がフロントフェンダーの前側にある丸型、フロントウインカーはホワイトレンズなのが初期型(1.3)の特徴で、ミニチャンプスのエラーということになる…オットーモビルの1/18は忠実に再現されている。 #アルファロメオ #アルファスッド #ベルリーナ #クーペ #スプリント #フラット4 #ミニチャンプス #オットーモビル
ミニカー Alfa Romeo Alfasud Sprint ミニチャンプスk.karita500