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Mel & Tim / Mel & Tim
(1973) アルバム・タイトルに自身の名前を付けた、メル&ティムの3rdアルバム。バリー・ベケットとロジャー・ホーキンスのプロデュース。 このアルバムがメル&ティムとしての最後のアルバムとなってしまった。 アラン・トゥーサンが書いて、リー・ドーシーが歌った“Yes We Can Can”をカヴァーしている。 洗練した感じの曲や、南部サウンドと歌い分けている感じだが、どっちつかずって所が微妙かもしれない。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Keep the Faith 02. The Same Folk 03. Oh How I Love You 04. Yes We Can-Can 05. I Would Still Be There 06. Making Love Is My Thing 07. It's Those Little Things That Count 08. Ain't No Love in My Life 09. That's the Way I Want to Live My Life 10. Forever and a Day
Stax Recordsk-69
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Mel & Tim / Starting All Over Again
(1972) スタックス・レコードに移籍してリリースされた、メル&ティムの2ndアルバム。バリー・ベケットとロジャー・ホーキンスのプロデュース。 ティム・マクファーソンとメル・ハーディンの息のあった歌声と、マッスル・ショールズ・サウンドが心地よく響いてくるのがいい。 タイトル曲の“Starting All Over Again”は全米のR&Bチャートで4位、ポップ・チャートで19位となった。 “Free for All”はウェイン・ショーターがザ・ジャズ・メッセンジャーズに参加していた時に書いた曲。 マッスル・ショールズ・サウンドを代表する、聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Don't Mess with My Money, My Honey or My Woman 02. Starting All Over Again 03. I May Not Be What You Want 04. Carry Me 05. Free for All 06. Heaven Knows 07. Wrap It Up 08. What's Your Name? 09. I'm Your Puppet 10. Too Much Wheelin' and Dealin'
Stax Recordsk-69
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Albert King / Blues for Elvis: Albert King Does the King's Things
(1970) アルバート・キングの5thアルバム。アル・ジャクソンとドナルド・ダンのプロデュース。 ブルース界のキングが、ロック&ロール界のキングの歌を歌うといった面白い企画のアルバム。オリジナルをそのまま演奏するのではなく、味わいのあるブルースにアレンジした演奏となっている。“That's All Right”や“Jailhouse Rock”、“Blue Suede Shoes”が特に斬新な感じがする。 “One Night”はインストとなっていて、キングのギターが堪能できる。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Hound Dog 02. That's All Right 03. All Shook Up 04. Jailhouse Rock 05. Heartbreak Hotel 06. Don't Be Cruel 07. One Night 08. Blue Suede Shoes 09. Love Me Tender
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The Staple Singers / Be What You Are
(1973) アル・ベルのプロデュースによるスタックスでの5枚目のアルバム。全米のソウル・アルバム・チャートで13位となった。 シングル・カットされた“If You're Ready (Come Go with Me)”は、軽快なレゲエ調のリズムに乗った曲で、ソウルのシングル・チャートで1位のヒットとなった。 サウンド的には、ちょっと洗練された感じの変化が感じられる。ストリングスの導入が新鮮な感じがする。 ソウル界も大きな変化の波に飲まれていく頃の、聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Be What You Are 02. If You're Ready (Come Go with Me) 03. Medley: Love Comes in All Colors / Tellin' Lies 04. Touch a Hand, Make a Friend 05. Drown Yourself 06. I Ain't Raisin' No Sand 07. Granma's Hands 08. Bridges Instead of Walls 09. I'm on Your Side 10. That's What Friends Are For 11. Heaven
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The Staple Singers / Be Altitude: Respect Yourself
(1972) 全米のソウル・アルバム・チャートで3位となった、ステイプル・シンガーズを代表するアルバム。プロデュースは引き続きアル・ベルが行った。 全米のポップとR&Bチャートの両方で1位となった“I'll Take You There”は、レゲエのグルーヴが心地よい曲だ。マッスル・ショールズ・リズム・セクションとメンフィス・ホーンズの演奏が支えている。“Daddy, now, Daddy, Daddy”で始まるルーベンスのギター・ソロや、テリー・マニングのハーモニカの素敵な響きも良い。 そして、ルーサー・イングラムとマック・ルイスによって書かれた“Respect Yourself”も時代を代表する曲のひとつである。シャープな演奏と徐々に盛り上がって行くメイヴィスの歌声に魅了される。 聴いておきたい時代を代表するアルバムのひとつ。 《songlist》 01. This World 02. Respect Yourself 03. Name the Missing Word 04. I'll Take You There 05. This Old Town (People in This Old Town) 06. We the People 07. Are You Sure 08. Who Do You Think You Are? 09. I'm Just Another Soldier 10. Who
Respect Yourself Stax Recordsk-69