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Curtis Mayfield / Roots
(1971) カーティス・メイフィールドの2ndアルバム。全米のR&Bチャートで6位と好調さを維持している。 前作もそうだったが、このアルバムでもヘンリー・ギブソンが演奏する、パーカッションの重要性を感じてしまう。バンドが演奏する音に、よりディープなグルーヴを生み出しているようだ。カーティスのアルバムの中で、いちばん黒いアルバムになっている感じがする。 カーティスのメッセージ性と、バンドの生み出すサウンドとグルーヴ感がミックスされて、大きなうねりを生んだ感じだ。聴いておきたいカーティスのアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Get Down 02. Keep on Keeping On 03. Underground 04. We Got to Have Peace 05. Beautiful Brother of Mine 06. Now You're Gone 07. Love to Keep You in My Mind
Curtom Recordsk-69
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Curtis Mayfield / Curtis
(1970) ジ・インプレッションズを脱退し、自らのレーベルのカートムを立ち上げてリリースした、ソロ・デビュー・アルバム。セルフ・プロデュースとなっている。 このアルバムは、全米のブラック部門で1位、ポップ部門で19位のヒット・アルバムとなり、早くも成功を収めた。 ジ・インプレッションズとは違った、ファンキーなサウンドのT-1で幕を開ける。この曲はシングル・カットされ、ソウル部門で3位を記録した。 カーティスによって構築されたサウンドと、ヴォーカルが見事なグルーヴを生み出して心に響いてくる。 カーティスの代表曲のひとつ“Move On Up”は疾走感溢れるサウンドが心地良い、70年代の幕開けにふさわしい曲だ。音楽で時代を変えようとした、カーティスの想いが溢れてくる感じがする。 時代に必要だったアルバムのひとつ。 《songlist》 01. (Don't Worry) If There Is a Hell Below We're All Gonna Go 02. The Other Side of Town 03. The Makings of You 04. We the People Who Are Darker Than Blue 05. Move on Up 06. Miss Black America 07. Wild and Free 08. Give It Up
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Curtis Mayfield / Super Fly
(1972) 映画“Super Fly”のサウンド・トラックとしてレコーディングされたアルバム。カーティス・メイフィールド自身のプロデュース。映画のヒットもあるが、全米チャートで1位を獲得した。 麻薬密売人を描いた映画なので、ギターやホーンを効果的に使った、スリリングな曲も収録されている。 必聴と言える時代を代表するアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Little Child Runnin' Wild 02. Pusherman 03. Freddie's Dead 04. Junkie Chase (Instrumental) 05. Give Me Your Love (Love Song) 06. Eddie You Should Know Better 07. No Thing on Me (Cocaine Song) 08. Think (Instrumental) 09. Superfly
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