-
Neil Young / Chrome Dreams II (ORS 39)
(2007) 80年代の未発表3曲と、新曲7曲を収録したニール・ヤングの新作。プロデュースはヤングとニコ・ボラスのヴォリューム・ディラーズが行った。バンドは、ベン・キースとリック・ロサス、ラルフ・モリーナと珍しいメンバーでの録音。 このアルバムの聴きどころは“Ordinary People”だろう。ライヴでは演奏されていたが、アルバムには収録されていなかった18分を超える大作。この曲だけ、ポンチョ、リック・ロサス、チャド・クロムウェルとホーンの演奏になっている。 アルバム・タイトルに“Chrome Dreams II”とあるが、“Chrome Dreams I”は存在しない。76年〜77年くらいにアルバムを作る予定で録音をしていたが、お蔵入りになったアルバムのタイトル。録音していた何曲かはその後のアルバムに収録された。 《songlist》 01. Beautiful Bluebird 02. Boxcar 03. Ordinary People 04. Shining Light 05. The Believer 06. Spirit Road 07. Dirty Old Man 08. Ever After 09. No Hidden Path 10. The Way
Living with War Fork in the Road Reprise Recordsk-69
-
Neil Young / Le Noise (ORS 41)
(2010) ダニエル・ラノワをプロデューサーに迎えての新作。ラノワのプロデュースには当たりハズレがあるような気がするので不安だった。アナウンスではヤングの弾き語りとのことだったので、不安は増した。 が、実際聴いてみると面白いアルバムだった。ヤングのノイズ・ギターだけを堪能出来る。(箸休め的なアコギの曲もあるが) ヤングの声まで残響音がかけられていたり、飛び抜けた才能のラノワとヤングの遊び心が暴発した感じ。多分、一発録音だよな。 ギター1本でここまで勝負出来るヤングがスゴいかも。 《songlist》 01. Walk with Me 02. Sign of Love 03. Someone Gonna Rescue You 04. Love and War 05. Angry World 06. Hitchhiker 07. Peaceful Valley Boulevard 08. Rumblin'
Fork in the Road Americana Reprise Recordsk-69