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Cassandra Wilson / Thunderbird
(2006) カサンドラ・ウィルソンの17枚目のアルバム。T-ボーン・バーネットとキース・シアンシアのプロデュース。 このアルバムは、打ち込みを多用した内容で賛否両論を巻き起こしたものとなった。今までのようにナチュラルな演奏の魅力もいいが、このアルバムを聴くとカサンドラのステージがまたひとつ上がった印象を受ける。 バーネット人脈のミュージシャンが多く参加しているが、中でもマーク・リボーのギターはホントに良い。“Lost”ではリボーのギターだけの伴奏でカサンドラが切なく歌っている。 多分、ジャズという括りだと評価は下がる内容かもしれない。しかし、ポピュラー・ミュージックと言う大きな括りだったら、かなり良い出来のアルバムでは無いかと思う。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Go to Mexico 02. Closer to You 03. Easy Rider 04. It Would Be So Easy 05. Red River Valley 06. Poet 07. I Want to Be Loved 08. Lost 09. Strike a Match 10. Tarot
Glamoured Loverlyk-69
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Cassandra Wilson / Silver Pony
(2010) ブルー・ノート・レコードで最後となった、カサンドラ・ウィルソンのアルバム。カサンドラとジョン・フィッシュバックのプロデュース。 このアルバムは、ライヴとスタジオ録音が混在する内容となっている。ライヴはT-1〜3,5,9でグラナダとセヴィリア、ワルシャワでの録音。スタジオ録音がはニューオリンズで行われた。 混在した録音スタイルだが、アルバムの統一感としてはライヴ・アルバムを聴いている感覚になるクオリティの高さがいい。 ラヴィ・コルトレーンが参加している“Beneath A Silver Moon”は独特の世界に引き込まれるようで、ジョン・コルトレーンの曲の匂いがする。 ザ・ビートルズの“Blackbird”もいい仕上がりだ。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Lover Come Back to Me 02. Went Down to St James Infirmary 03. A Night in Seville 04. Beneath a Silver Moon 05. Saddle Up My Pony 06. If It's Magic 07. Forty Days and Forty Nights 08. Silver Pony 09. A Day in the Life of a Fool 10. Blackbird 11. Watch the Sunrise
Loverly Another Countryk-69