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Neil Young / Prairie Wind (ORS 37)
(2005) “草原を吹き渡る風”と題された、ヤングとベン・キースのプロデュースによるココロ暖まるアルバム。スプーナー・オールダム、リック・ロサスに、カール・ヒメルとチャド・クロムウェルのバンド。エミルー・ハリスがコーラスで参加。 ベン・キースが主導となっている感じがするサウンドが、ホントに心地よい。ヤングに何を求めているかで、このアルバムの価値が変わると思う。個人的には大好きなヤングである。大きく振れているヤングも魅力的だが、それだけを求めている人が多すぎる。だからこういったアルバムが、あまり評価されない気がする。残念すぎる…。 《songlist》 01. The Painter 02. No Wonder 03. Falling Off the Face of the Earth 04. Far from Home 05. It's a Dream 06. Prairie Wind 07. Here for You 08. This Old Guitar 09. He Was the King 10. When God Made Me
Greendale Living with War Reprise Recordsk-69
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Neil Young / Chrome Dreams II (ORS 39)
(2007) 80年代の未発表3曲と、新曲7曲を収録したニール・ヤングの新作。プロデュースはヤングとニコ・ボラスのヴォリューム・ディラーズが行った。バンドは、ベン・キースとリック・ロサス、ラルフ・モリーナと珍しいメンバーでの録音。 このアルバムの聴きどころは“Ordinary People”だろう。ライヴでは演奏されていたが、アルバムには収録されていなかった18分を超える大作。この曲だけ、ポンチョ、リック・ロサス、チャド・クロムウェルとホーンの演奏になっている。 アルバム・タイトルに“Chrome Dreams II”とあるが、“Chrome Dreams I”は存在しない。76年〜77年くらいにアルバムを作る予定で録音をしていたが、お蔵入りになったアルバムのタイトル。録音していた何曲かはその後のアルバムに収録された。 《songlist》 01. Beautiful Bluebird 02. Boxcar 03. Ordinary People 04. Shining Light 05. The Believer 06. Spirit Road 07. Dirty Old Man 08. Ever After 09. No Hidden Path 10. The Way
Living with War Fork in the Road Reprise Recordsk-69