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The Allman Brothers Band / Shades of Two Worlds
(1991) ジ・オールマン・ブラザーズ・バンドの10枚目のアルバム。トム・ダウトのプロデュース。 このアルバムではウォーレン・ヘインズが5曲曲作りに参加していて、比重が高まった感じがする。そして、グレッグのヴォーカルが実に良い。バンドとしての纏まりが高まったせいかもしれないが、歌声がイキイキとしているようだ。 ジョン・ニールが脱退して、パーカッションのマーク・クインオーズが加入している。そのためリズム隊の音に厚みが増して、ギターに負けないものとなっている。 CDでのリリースが中心となったため、全曲が4分を超えている。ジャム・バンドとしての醍醐味をたくさん堪能出来るのは、バンドとしていいことだと思える。ロバート・ジョンソンの“Come On in My Kitchen”のカヴァーは、最高の仕上がりとなっている。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. End of the Line 02. Bad Rain 03. Nobody Knows 04. Desert Blues 05. Get on With Your Life 06. Midnight Man 07. Kind of Bird 08. Come on in My Kitchen
Seven Turns Where It All Beginsk-69
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The Allman Brothers Band / Hittin' the Note
(2003) ディッキー・ベッツ脱退後のオールマン・ブラザーズ・バンドのアルバム。ウォーレン・ヘインズとデレク・トラックスが加入して、初のスタジオ・アルバム。 2枚看板のギターが良いグルーヴ感を出して、それにグレッグのオルガンが絡むとより大きなうねりとなってくる。左がウォーレン、右がデレクのギターになる。 ストーンズのT-9がオリジナルの良さを残した、良い感じのカヴァーだ。 残念ながらウォーレンとデレクは、2014年にバンドから脱退すると表明した。なので、最初で最後のスタジオ・アルバムとなった。 ブッチ・トラックスが2017年1月24日、米フロリダ州ウェストパームビーチにて死去。69歳。哀悼…。 《songlist》 01. Firing Line 02. High Cost of Low Living 03. Desdemona 04. Woman Across the River 05. Old Before My Time 06. Who to Believe 07. Maydell 08. Rockin' Horse 09. Heart of Stone 10. Instrumental Illness 11. Old Friend
Where It All Beginsk-69