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Neil Young / Freedom (ORS 22)
(1989) ニール・ヤングの18枚目のアルバム。ヤングとニコ・ボラスのプロデュース。 チャド・クロムウェルとリック・ロサスの強力なリズム隊無くしては、緊迫したこのサウンドは仕上がらなかったと思える。 その中に、リンダ・ロンシュタットがヴォーカルで参加している“Hangin' on a Limb”と“The Ways of Love”は清涼感を与えてくれる。この出し入れがヤングの憎いところだ。 ザ・ドリフターズの“On Broadway”は意外な選曲で、ヤングらしい仕上がりとなっている。 アルバムの頭と最後に入っている“Rockin' in the Free World”の力強さはたまらない。アコギだけのライヴ・ヴァージョンが強烈なインパクトを与え、ラストのバンドでの演奏は鬼気迫るヤングのソロがたまらない。バンド・ヴァージョンはシングル・チャートの2位となった。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Rockin' in the Free World (Live acoustic) 02. Crime in the City (Sixty to Zero, Pt. 1) 03. Don't Cry 04. Hangin' on a Limb 05. Eldorado 06. The Ways of Love 07. Someday 08. On Broadway 09. Wrecking Ball 10. No More 11. Too Far Gone 12. Rockin' in the Free World (Electric)
This Note's for You Ragged Glory Reprise Recordsk-69
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Neil Young / Harvest Moon (ORS 25)
(1992年) ココロが折れかけた時に聴くアルバム。 このアルバムは1972年に発表された“Harvest”とほぼ同じメンバーで録音された。20年振りの再会だ。 優しげに歌うヤングと仲間たち。レコーディングの様子が、目に浮かぶような気がする。 荒々しくエレキギターを弾く姿も好きだが、繊細に歌うヤングの方が好きだ。 《songlist》 01. Unknown Legend 02. From Hank to Hendrix 03. You and Me 04. Harvest Moon 05. War of Man 06. One of These Days 07. Such a Woman 08. Old King 09. Dreamin' Man 10. Natural Beauty
Ragged Glory Sleeps with Angels Reprise Recordsk-69