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Rickie Lee Jones / Pop Pop
(1991) リッキー・リー・ジョーンズの5枚目のアルバム。ジョーンズとデヴィッド・ワズのプロデュース。 このアルバムはEPとしてリリースされた“Girl at Her Volcano”以来となる、フル・カヴァー・アルバム。ジョーンズのお気に入りの曲を選曲したらしいが、ジャズやブルース、スタンダードからジミ・ヘンドリックスと幅広い選曲となっている。 ロベン・フォードのナイロン弦のギターと、チャーリー・ヘイデンとジョン・レフトウィッチのダブル・ベースの音が、シンプルだが奥深い味わいを感じられる。そして、ジョーンズの歌心が発揮されているのがいい。可愛いジャケに惹かれてしまうが、内容はしっかりと歌を聴かせるものとなっている。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. My One and Only Love 02. Spring Can Really Hang You up the Most 03. Hi-Lili, Hi-Lo 04. Up from the Skies 05. Second Time Around 06. Dat Dere 07. I'll Be Seeing You 08. Bye Bye Blackbird 09. The Ballad of the Sad Young Men 10. I Won't Grow Up 11. Love Junkyard 12. Comin' Back to Me
Flying Cowboys Traffic from Paradisek-69
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Rickie Lee Jones / The Magazine
(1984) 約3年ぶりとなるリッキー・リー・ジョーンズの3rdアルバム。ジョーンズとジェームズ・ニュートン・ハワードのプロデュース。 リズム隊が2セットあって、ひとつめはネーザン・イースト(b)とスティーヴ・ガット(ds)がT-2,3,6,8の4曲、ふたつめはTOTOのリズム隊のデヴィッド・ハンゲイト(b)とジェフ・ポーカロ(ds)でT-4,5の2曲となっている。 他にも、スティーヴ・ルカサー(T-8)やディーン・パークス(T-2,5)、ニック・デカロ(T-9)などが参加している。 大人びた表情のジャケのように、ちょっと背伸びした感じの内容かもしれない。コケティッシュな歌声が魅力だったのに、抑えられている気がする。 このアルバムがワーナー・ブラザーズでの最後のアルバムとなった。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Prelude to Gravity 02. Gravity 03. Juke Box Fury 04. It Must Be Love 05. Magazine 06. The Real End 07. Deep Space 08. Runaround 09. Rorschachs: Theme for the Pope 10. Rorschachs: The Unsigned
Pirates Flying Cowboysk-69