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Phil Collins / ...But Seriously
(1989) 約4年ぶりとなる、フィル・コリンズの4thアルバム。コリンズとヒュー・パジャムのプロデュース。 前年には主演映画“Buster”が公開され、音楽以外の仕事もこなしていた。 このアルバムでは、コリンズ(ds)、リーランド・スカラー(b)、ダリル・スターマー(g)の前作からのメンバーを中心に、ドミニク・ミラー(g)やネーザン・イースト(b)などが参加している。コーラスのデヴィッド・クロスビーは意外な起用だった。 “I Wish It Would Rain Down”ではエリック・クラプトン、“All Of My Life”ではスティーヴ・ウィンウッドが味のある演奏を披露している。 前作に続いて、全英と全米チャートで1位となった。コリンズのポップとシリアスなスタイルが完成したと言っても良い、聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Hang in Long Enough 02. That's Just the Way It Is 03. Do You Remember? 04. Something Happened on the Way to Heaven 05. Colours 06. I Wish It Would Rain Down 07. Another Day in Paradise 08. Heat on the Street 09. All of My Life 10. Saturday Night and Sunday Morning 11. Father to Son 12. Find a Way to My Heart
No Jacket Required Both Sidesk-69
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Phil Collins / Hello, I Must Be Going!
(1982) ジェネシスだと“Abacab”と“Genesis”の間にリリースされた、フィル・コリンズの2ndアルバム。コリンズとヒュー・パジャムのプロデュース。 このアルバムでもジェネシスとコリンズの好きな音楽の間で揺れている感じの内容となっている。その振れ幅がとてもいい感じとなっている。 全英のシングル・チャートで1位となったザ・スプリームスのカヴァー“You Can't Hurry Love”は、コリンズがジェネシスでは見せなかった新たな一面だろう。 しかしこのアルバムは、全英チャートで2位終わった。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. I Don't Care Anymore 02. I Cannot Believe It's True 03. Like China 04. Do You Know, Do You Care? 05. You Can't Hurry Love 06. It Don't Matter to Me 07. Thru These Walls 08. Don't Let Him Steal Your Heart Away 09. The West Side 10. Why Can't It Wait 'Til Morning
Face Value No Jacket Requiredk-69