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Bob Dylan / Empire Burlesque
(1985) ライヴ・アルバムを挟んでリリースされた、ボブ・ディランのセルフ・プロデュースの23枚目のアルバム。 かなり多くのミュージシャンが参加しているが、アルバムを通して聴いてもバラバラな感じはない気がする。ロン・ウッド、アル・クーパー、ミック・テイラー、マイク・キャンベルなどのギタリスト、ベンモント・テンチとアラン・クラークなどの鍵盤奏者、ボブ・グラウブ、スライム&ロビー、ジム・ケルトナーなどのリズム隊がダイナミックな演奏を行なっている。 “Clean Cut Kid”は前作“Infidels”の製作時に録音された曲。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Tight Connection to My Heart (Has Anyone Seen My Love?) 02. Seeing the Real You at Last 03. I'll Remember You 04. Clean Cut Kid 05. Never Gonna Be the Same Again 06. Trust Yourself 07. Emotionally Yours 08. When the Night Comes Falling from the Sky 09. Something's Burning, Baby 10. Dark Eyes
Infidels Knocked Out Loadedk-69
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Bob Dylan / Shot of Love
(1981) ボブ・ディランの21枚目のアルバムは、チャック・プロトキンのプロデュース。 このアルバムはニュー・ヨークで録音され、プロデューサーも変わっているので世間的に言われている“キリスト教3部作”の括りは微妙な気もしている。そのせいで、過小評価されているのが残念だ。 豪華な参加メンバーが特徴的で、ロン・ウッド、リンゴ・スター、ベンモント・テンチ、ダニー・コーチマー、ドナルド・“ダック”・ダンなどなど…。 ディランの歌唱法はデビュー以来確立されているが、ここ何枚かは歌いことに対して神経を使っているのではないかと思える。女性コーラス隊を起用することで、それに負けない力強い歌唱力を身につけ開花したような気がしている。 “Heart of Mine”のB面としてシングルでリリースされていた“The Groom's Still Waiting at the Altar”は、1985年のCDでの再発時にアナログのA面の6曲目として収録されるようになった。 ディランの歌声を堪能できる、聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Shot of Love 02. Heart of Mine 03. Property of Jesus 04. Lenny Bruce 05. Watered-Down Love 06. The Groom's Still Waiting at the Altar 07. Dead Man, Dead Man 08. In the Summertime 09. Trouble 10. Every Grain of Sand
Saved Infidelsk-69