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Richard Thompson / Across a Crowded Room
(1985) ポリドール・レコードに移籍した、リチャード・トンプソンの3rdアルバム。ジョー・ボイドのプロデュース。 このアルバムでは、ベーシストにブルース・リンチを迎え、デイヴ・マタックスとサイモン・ニコルとの4ピースのバンドを編成している。キレのあるトンプソンのギターを生かす布陣となっているようだ。 1985年という世界的にサウンドが大きく変わっていた頃にリリースされているが、音作りは昔ながらのいい感じのものとなっている。 スピード感がある曲が多いのもこのアルバムの特徴で、“You Don't Say”、“Fire in the Engine Room”、“Little Blue Number”は好きな曲。 トンプソンのキャリアの中では地味な感じもするが、聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. When the Spell Is Broken 02. You Don't Say 03. I Ain't Going to Drag My Feet No More 04. Love in a Faithless Country 05. Fire in the Engine Room 06. Walking Through a Wasted Land 07. Little Blue Number 08. She Twists the Knife Again 09. Ghosts in the Wind
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Richard Thompson / Henry the Human Fly
(1972 フェアポート・コンヴェンション脱退後、初のソロ・アルバム。ジョン・ウッドのプロデュース。 今後のトンプソンのソロでお馴染みのトリオによるバンド編成となっている。このアルバムではパット・ドナルドソン(b)とティミ・ドナルド(ds)が起用され、サンディー・デニーがピアノとヴォーカルで参加している。 イギリス人の持つ特有のメロディーと、ギターが堪能できる内容。ヴォーカリストとしては微妙な感じがするが、味のあるヴォーカルだと思う。 デビュー・アルバムとしたら、快心の出来だ。聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Roll Over Vaughan Williams 02. Nobody's Wedding 03. The Poor Ditching Boy 04. Shaky Nancy 05. The Angels Took My Racehorse Away 06. Wheely Down 07. The New St. George 08. Painted Ladies 09. Cold Feet 10. Mary & Joseph 11. The Old Changing Way 12. Twisted
Richard & Linda Thompson / I Want to See the Bright Lights Tonight Hand of Kindness Island Recordsk-69