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Bob Dylan / Infidels
(1983) 約2年ぶりとなるボブ・ディランの22枚目のアルバム。マーク・ノップラーとディランのプロデュース。 もともとはマーク・ノップラーがプロデュースを行なっていたが、ダイアー・ストレイツのツアーのために現場から離れた。そのため仕上げはディランが行なった。 スライ・ダンバー(ds)とロビー・シェイクスピア(b)の強烈なリズム隊に、アラン・クラークのキーボード、そしてミック・テイラーとノップラーのギター陣という職人的なメンバーで録音されている。 リズム隊にグイグイ引っ張られているサウンドが特徴的な内容で、ディランのヴォーカルも冴えている。このメンバーではかなり多くの録音を行なっているので、リリースされるのを心待ちにしている。 “Jokerman”や“License to Kill”といった、ディランのスタンダード曲が収録されている、全米チャートで20位、全英チャートで9位となったアルバム。 《songlist》 01. Jokerman 02. Sweetheart Like You 03. Neighborhood Bully 04. License to Kill 05. Man of Peace 06. Union Sundown 07. I and I 08. Don't Fall Apart on Me Tonight
Shot of Love Empire Burlesquek-69
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Bob Dylan / Saved
(1980) ボブ・ディランの20枚目のアルバム。引き続き、バリー・ベケットとジェリー・ウェクスラーのプロデュース。 このアルバムでは、フレッド・タケット(g)、テリー・ヤング(key)、スプーナー・オールダム(key)、ティム・ドラモンド(b)、ジム・ケルトナー(ds)のバンドに変わっているが、この編成はザ・バンドと同じものだ。 世間ではこの時期の評価はかなり低いが、オールダム、ドラモンド、ケルトナーが揃ってディランのバックで演奏しているだけで、聴いておかなければいけない気がする。前作とこのアルバムは、プロデューサーの名前だけでも買いなんだけど…って思える。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. A Satisfied Mind 02. Saved 03. Covenant Woman 04. What Can I Do for You? 05. Solid Rock 06. Pressing On 07. In the Garden 08. Saving Grace 09. Are You Ready
Slow Train Coming Shot of Lovek-69