-
The Kinks / State of Confusion
(1983) ザ・キンクスの19枚目のアルバム。レイ・デイヴィスのプロデュース。 RCA〜アリスタ期は世間の評価があまり高くは無いので、新しくザ・キンクスを聴こうと思っている人には敬遠されがちよなっている。しかし、アリスタ期は何気に聴いて楽しめるアルバムが多い。 80年代の音を取り込んでも何の違和感も無い曲作りとプロデュースは、レイ・デイヴィスをもっと評価してもいい気がする。 シングルでリリースされた“Don't Forget to Dance”のアダルティなサウンドは、ザ・キンクスらしからぬ曲だと思える。逆に、先行シングルの“Come Dancing”はザ・キンクスらしいカラフルでポップな味わいがいい。 全米で12位となった、ザ・キンクスの聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. State of Confusion 02. Definite Maybe 03. Labour of Love 04. Come Dancing 05. Property 06. Don't Forget to Dance 07. Young Conservatives 08. Heart of Gold 09. Clichés of the World (B Movie) 10. Bernadette
Give the People What They Want Word of Mouthk-69
-
The Kinks / Low Budget
(1979) アメリカで初のレコーディングとなった、ザ・キンクスの17枚目のアルバム。レイ・デイヴィスのプロデュース。 ニューヨークのザ・パワー・ステーション・スタジオとブルー・ロック・スタジオで、レイ・デイヴィス、デイヴ・デイヴィス、ミック・アイヴォリーに、このアルバムから加入したジム・ロッドフォード(b)の4人で録音された。 このアルバムは、全米で7月にリリースされたが、全英では9月と遅れてのリリースとなった。 時代を感じられる音作りとなっていて、それが全米チャートでバンドとして最高位となる、11位のヒット・アルバムとなった気がする。 大きく時代が動いてく中で、存在感を感じさせる内容となっているが、イマイチ世間の評価は低い。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Attitude 02. Catch Me Now I'm Falling 03. Pressure 04. National Health 05. (Wish I Could Fly Like) Superman 06. Low Budget 07. In a Space 08. Little Bit of Emotion 09. A Gallon of Gas 10. Misery 11. Moving Pictures
Misfits Give the People What They Want Arista Recordsk-69