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Steely Dan / Katy Lied
(1975) そして“2人だけが残った”、スティーリー・ダンの5枚目のアルバム。ゲイリー・カッツのプロデュース。 3枚のヒット・アルバムを制作してきたスティーリー・ダンが、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーだけになり、バックの演奏は豪華なゲストを迎えてレコーディングするスタイルを取った第1弾。 このアルバムは前作の延長線上に位置する感じだが、まだ実験途中な感じがする。しかし、サウンド的には言うことは無いくらい仕上がりとなっている。 ゲスト・ミュージシャンは多すぎて書ききれないが、ハル・ブレインが“Any World (That I'm Welcome To)”だけドラムを叩いている。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Black Friday 02. Bad Sneakers 03. Rose Darling 04. Daddy Don't Live in That New York City No More 05. Doctor Wu 06. Everyone's Gone to the Movies 07. Your Gold Teeth, Pt. 2 08. Chain Lightning 09. Any World (That I'm Welcome To) 10. Throw Back the Little Ones
Pretzel Logic The Royal Scam ABC Recordsk-69
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Steely Dan / Aja
(1977) スティーリー・ダン最大の売り上げを記録したヒット・アルバム。 ジャズ界から豪華なメンバーが参加して録音されている。ラリー・カールトン、リー・リトナーのギタリストや、トム・スコット、ウェイン・ショーターのサキソフォンなどなど、書いていたらキリが無い…。 個人的には、このアルバムのポジションがイマイチわからない。普通はロックのスティーリー・ダンのコーナーだろうが、フュージョンなんて感じもする。AORなんてコーナーがある店もある。それぞれのファンの拘りがあるから難しい。なんて、余計なことを考えてしまうアルバム。 時代に必要だった聴いておきたいアルバムののひとつ。 《songlist》 01. Black Cow 02. Aja 03. Deacon Blues 04. Peg 05. Home at Last 06. I Got the News 07. Josie
The Royal Scam Gaucho ABC Recordsk-69