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Linda Ronstadt / Simple Dreams
(1977) 全米チャートとカントリー・チャートの両方で1位を記録したリンダ・ロンシュタットの8枚目のアルバム。ピーター・アッシャーのプロデュース。 このアルバムは両面の頭の曲のインパクトにやられる。A面はバディ・ホリーの“It's So Easy!”で、B面はロイ・オービソンの“Blue Bayou”となっている。そして、どちらの面も2曲目はウォーレン・ジヴォンの曲を歌っているのが興味深い。“Blue Bayou”ではドン・ヘンリーがバッキング・ヴォーカルで参加している。 両面のラストの曲もトラディショナルとなっているので、収録曲の順番をかなり意図していることがわかる。 シングル・カットされた“Tumbling Dice”は32位と伸び悩んだ…。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. It's so Easy 02. Carmelita 03. Simple Man, Simple Dream 04. Sorrow Lives Here 05. I Never Will Marry 06. Blue Bayou 07. Poor, Poor Pitiful Me 08. Maybe I'm Right 09. Tumbling Dice 10. Old Paint
Hasten Down the Wind Living in the U.S.A. Asylum Recordsk-69
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Linda Ronstadt / Prisoner in Disguise
(1975) リンダ・ロンシュタットの6枚目のアルバム。引き続き、ピーター・アッシャーのプロデュース。 このアルバムでは選曲に幅が出て、ザ・ミラクルズの“Tracks of My Tears”やマーサ&ザ・ヴァンデラスの“Heat Wave”のモータウン・ソングを歌っている。他にもジミー・クリフの“Many Rivers to Cross”と、伸びのある歌声を聴かせてくれている。 リンダが恵まれているのは、バック・ミュージシャンだと思う。人徳だと思うけど、ホントに良い音を聴かせてくれている。演奏が良いから、自然と歌が上手くなっていったのだろう。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Love Is a Rose 02. Hey Mister, That's Me up on the Jukebox 03. Roll Um Easy 04. Tracks of My Tears 05. Prisoner in Disguise 06. (Love Is Like A) Heat Wave 07. Many Rivers to Cross 08. The Sweetest Gift 09. You Tell Me That I'm Falling Down 10. I Will Always Love You 11. Silver Blue
Heart Like a Wheel Hasten Down the Wind Asylum Recordsk-69