-
Neil Young / Tonight's the Night (ORS 07)
(1975) ニール・ヤングの6枚目のアルバム。ヤングとデヴィッド・ブリッグス、ティム・マリガンのプロデュース。“Lookout Joe”は1970年に録音された、エリオット・メザーによるプロデュース。このアルバムは1973年に出来上がっていたのだが、大人の事情で発売が見送られていたアルバム。 1972年のダニー・ウィットンの死を受けて作られた“Borrowed Tune”とウィットンと演奏したライヴの“Come on Baby Let's Go Downtown”、ローディーのブルース・ペリーの死を受けてザ・サンタモニカ・フライヤーズと録音された曲。ヤングとベン・キース、ニルス・ロフグレン、ビリー・タルボットとラルフ・モリーナで構成されているが、友の死を乗り越えようとしている憔悴した男たちの演奏となっている。 “New Mama”ではザ・ロケッツのジョージ・ウィットセルがヴォーカルで参加している。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Tonight's the Night 02. Speakin' Out 03. World on a String 04. Borrowed Tune 05. Come On Baby Let's Go Downtown 06. Mellow My Mind 07. Roll Another Number (For the Road) 08. Albuquerque 09. New Mama 10. Lookout Joe 11. Tired Eyes 12. Tonight's the Night, Pt. 2
On the Beach Zuma Reprise Recordsk-69
-
Neil Young / Harvest (ORS 04)
(1972) ナッシュビルで録音された曲をメインに収録された、ヤングを代表するアルバムのひとつ。ヤングと、エリオット・メイザーのプロデュース。 ジャック・ニッチェ(key)、ベン・キース(steel)、ティム・ドラモンド(b)、ケニー・バトレー(ds)による、ザ・ストレイ・ゲイターズがバックを務めた。 前年に出されたシングル“Heart of Gold”にはジェイムス・テイラーとリンダ・ロンシュタットがコーラスで参加している。このシングルが全米で1位を獲得したのもあり、アルバムも全米1位となった。 T-3と7はジャック・ニッチェによるプロデュースで、オーケストラの壮大な演奏が付けられている。 アルバムのラストを飾る“Words”はヤングお得意の超尺の曲で、スティルスとナッシュがコーラスで参加している。 時代を超えて聴かれているアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Out on the Weekend 02. Harvest 03. A Man Needs a Maid 04. Heart of Gold 05. Are You Ready for the Country? 06. Old Man 07. There's a World 08. Alabama 09. The Needle and the Damage Done 10. Words (Between the Lines of Age)
After The Goldrush On the Beach Reprise Recordsk-69