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Paul Simon / Still Crazy After All These Years
(1975) 1976年のグラミー賞で最優秀アルバムと男性ポップ・ヴォーカルの2冠を獲得したアルバムで、フィル・ラモーンとの共同プロデュース。 フィル・ラモーンの人脈で多くのジャズ・ミュージシャンが参加している。クレジットを見るだけでワクワクするメンバーだ。 スティーヴ・ガットのドラムのリフが楽しめる“50 Ways to Leave Your Lover”は全米シングル・チャートで1位となった代表曲のひとつ。パティ・オースティン、ヴァレリー・シンプソン、フィービ・スノウがコーラスで参加している。 “My Little Town”はS&G解散後初めてアート・ガーファンクルとのデュエットとなった曲で、シングルはS&G名義でリリースされた。B面にポールの“You're Kind”とアートの“Rag Doll”を収録し、2人で並んで写っているジャケが微笑ましい。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Still Crazy After All These Years 02. My Little Town 03. I Do It for Your Love 04. 50 Ways to Leave Your Lover 05. Night Game 06. Gone at Last 07. Some Folks' Lives Roll Easy 08. Have a Good Time 09. You're Kind 10. Silent Eyes
There Goes Rhymin' Simon One Trick Pony Columbia Recordsk-69
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Paul Simon / Paul Simon
(1972) サイモン&ガーファンクル解散後にリリースした2ndアルバム。ロイ・ハリーとポール・サイモンの共同プロデュース。ソロになってやりたい音楽を詰め込んだ感じのヴァラエティにとんだ内容となっている。 最初にシングル・カットされた“Mother and Child Reunion”は全米で4位、全英で5位となった。レゲエのリズムに乗った代表曲のひとつで、トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズが参加している。続く“Me and Julio Down by the Schoolyard”は全米で22位、全英で15位となった。ポールとデヴィッド・スピノザの軽快なシャッフル・ギターとアイアート・モレイラの多彩なパーカッションが斬新な代表曲のひとつ。 ポールのギターをメインに据えた、時代を代表するアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Mother and Child Reunion 02. Duncan 03. Everything Put Together Falls Apart 04. Run That Body Down 05. Armistice Day 06. Me and Julio Down by the Schoolyard 07. Peace Like a River 08. Papa Hobo 09. Hobo's Blues 10. Paranoia Blues 11. Congratulations
The Paul Simon Songbook There Goes Rhymin' Simon Columbia Recordsk-69