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Rory Gallagher / Against the Grain
(1975) クリサリス・レコードに移籍してリリースされた、ロリー・ギャラガーのセルフ・プロデュースによる5枚目のアルバム。 レコード会社が変わっても気負うところなく、ギャラガーらしさが満載となっている。 このアルバムではサム&デイヴの“I Take What I Want”をカヴァーしているが、ヴォーカルの迫力がいい。ギャラガーと言えばギターだが、ヴォーカリストとしての魅力も忘れてはいけない気がする。少し残念なのは、ルー・マーティンのキーボードだ。ピアノだったら最高だろうなぁ。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Let Me In 02. Cross Me Off Your List 03. Ain't Too Good 04. Souped-Up Ford 05. Bought and Sold 06. I Take What I Want 07. Lost at Sea 08. All Around Man 09. Out on the Western Plains 10. At the Bottom
Tattoo Calling Card Chrysalis Recordsk-69
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Rory Gallagher / Blueprint
(1973) ライヴ・アルバムを挟んでリリースされたロリー・ギャラガーのセルフ・プロデュースによる3rdアルバム。 このアルバムから、ドラムがロッド・ディアスに変わり、キーボードのルー・マーティンが加入した。 3ピース・バンドから、4ピース・バンドに変わった成果は1曲目の“Walk on Hot Coals”で出ているようだ。ルー・マーティンの加入は大きく、ギャラガーを支えていくことになる。 このアルバムでは、初めてカヴァー曲“Banker's Blues”を演奏している。この曲でもマーティンの演奏がポイントとなっている感じだ。ギャラガーのスライド・ギターに味わい深さがある。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Walk on Hot Coals 02. Daughter of the Everglades 03. Banker's Blues 04. Hands Off 05. Race the Breeze 06. Seventh Son of the Seventh Son 07. Unmilitary Two-Step 08. If I Had a Reason
Deuce Tattoo Polydor Recordsk-69