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The Band / Northern Lights-Southern Cross
(1975) ザ・バンドのセルフ・プロデュースによる6枚目のアルバム。シャングリラ・スタジオでの初レコーディングとなった。 前年にディランとのアルバム“Planet Waves”をリリースしたのだが、それがザ・バンドに良い刺激となったようだ。 “It Makes No Difference”、“Ophelia”、“Acadian Driftwood”とザ・バンドを代表する曲が多く収録されている。 チャート的には全米で26位とまずまずの順位となった。このアルバムは24トラックのテープでレコーディングされている。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Forbidden Fruit 02. Hobo Jungle 03. Ophelia 04. Acadian Driftwood 05. Ring Your Bell 06. It Makes No Difference 07. Jupiter Hollow 08. Rags and Bones
Moondog Matinee Islands Capitol Recordsk-69
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The Band / Cahoots
(1971) ザ・バンドの4thアルバム。 前作で行き詰まり感が見えてきたが、さらに加速していっているようだ。ザ・バンドはもともとが技術の卓越したメンバーで構成されているので、プラスアルファをなかなか見出せなかった。 このアルバムでは、アラン・トゥーサンがブラスのアレンジをしたT-1と、ディランのカヴァーのT-2、ヴァン・モリソンが参加したT-5の3曲以外は微妙な感じがする。アルバムと考えたら、ザ・バンドらしいクオリティは保たれているようだ。 同じことを続けていくのか、新しいものを生み出していくのかは、“永遠に謎”な問題ではないだろうか? 《songlist》 01. Life Is a Carnival 02. When I Paint My Masterpiece 03. Last of the Blacksmiths 04. Where Do We Go from Here? 05. 4% Pantomime 06. Shoot Out in Chinatown 07. The Moon Struck One 08. Thinkin' Out Loud 09. Smoke Signal 10. Volcano 11. The River Hymn
Stage Fright Moondog Matinee Capitol Recordsk-69