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The Kinks / Preservation: Act 1
(1973) ザ・キンクスの11枚目のアルバム。レイ・デイヴィスのプロデュース。 このアルバムは、次作の“Preservation: Act 2”と2枚組のコンセプト・アルバムとしてリリースされる予定だったが、バラされてのリリースとなった。 内容は“ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ”の続編と言える内容となっている。内容はさておいて、サウンドはいい感じのザ・キンクスである。レイ・デイヴィスの私生活での不安定さは微塵も感じられないが、ロック・オペラという形態に固執していたのが良くなかった気がする。 物は試しに聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Morning Song 02. Daylight 03. Sweet Lady Genevieve 04. There's a Change in the Weather 05. Where Are They Now? 06. One of the Survivors 07. Cricket 08. Money & Corruption / I Am Your Man 09. Here Comes Flash 10. Sitting in the Midday Sun 11. Demolition
Everybody's in Show-Biz Preservation: Act 2 RCA Victor Recordsk-69
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The Kinks / Muswell Hillbillies
(1971) RCAレコードに移籍してリリースされた、ザ・キンクスの9枚目のアルバム。レイ・デイヴィスがプロデュースを行なった。 このアルバムは移籍第1弾のせいか、ヴァラエティに富んだ曲を演奏している。アメリカのルーツ・ミュージックを、レイ・デイヴィスのフィルターに通して、ザ・キンクスが演奏するって感じだろうか。どことなくイギリス・テイストを感じられるのが、レイ・デイヴィスのお洒落なところかもしれない。 発売された当初の評価はあまり高いものではなかったが、年月が経つに連れて再評価されている、ワインのようなアルバムかもしれない。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. 20th Century Man 02. Acute Schizophrenia Paranoia Blues 03. Holiday 04. Skin and Bone 05. Alcohol 06. Complicated Life 07. Here Come the People in Grey 08. Have a Cuppa Tea 09. Holloway Jail 10. Oklahoma U.S.A. 11. Uncle Son 12. Muswell Hillbilly
Lola Versus Powerman and the Moneygoround, Vol. 1 Everybody's in Show-Biz RCA Victor Recordsk-69