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The Byrds / Byrdmaniax
(1971) ザ・バーズの10枚目のアルバム。テリー・メルチャーとクリス・ヒンショーのプロデュース。 レコーディングが終わった後に施したオーヴァー・ダヴィングはメンバーが知らずに行われたもので、それに対してメンバーが不満を持ったアルバム。と言った評判なので、後追いの身としては最初は敬遠していた。しかし、そんなに過度じゃない感じがするので、新たな魅力のザ・バーズだと思っている。 個人的には、ラリー・ネクテルが6曲に参加して素敵なピアノの音色を聴かせてくれている。 さらに、ジャクソン・ブラウンが書いた“Jamaica Say You Will”を歌っている。ブラウンは2000年の再発時にボーナス・トラックとして収録されたボブ・ディランの“Just Like a Woman”でピアノを弾いている。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Glory, Glory 02. Pale Blue 03. I Trust 04. Tunnel of Love 05. Citizen Kane 06. I Wanna Grow Up to Be a Politician 07. Absolute Happiness 08. Green Apple Quick Step 09. My Destiny 10. Kathleen's Song 11. Jamaica Say You Will
Untitled Farther Along Columbia Recordsk-69
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The Byrds / Byrds
(1973) 1971年に一旦幕を閉じたザ・バーズの歴史だが、オリジナル・メンバーで録音されたアルバム。ジャケの上に並べられた名前が嬉しくもある。バンドを離れてから一番有名になった、デヴィッド・クロスビーがプロデュースを行っている。ジャケも彼が中心となっている。 時は流れても美しいコーラスは健在で、それぞれが持ち寄った曲を演奏している。ジョニ・ミッチェルやニール・ヤングのカヴァーもある。ヤングのカヴァーの“(See the Sky) About to Rain”はコーラスを前面に出していて、ヤングが歌う時の重苦しさは感じない、いいアレンジに仕上がっている。 当時は5人の連名で発売されているので、オリジナル・バーズと呼ばれていたこともある。他にもあったようだが、バファロー・スプリングフィールドのジャケに書いてあった“ファイヴ・バーズ”って呼び方が好きだな。 《songlist》 01. Full Circle 02. Sweet Mary 03. Changing Heart 04. For Free 05. Born to Rock & Roll 06. Things Will Be Better 07. Cowgirl in the Sand 08. Long Live the King 09. Borrowing Time 10. Laughing 11. (See the Sky) About to Rain
Farther Along Asylum Recordsk-69