-
The Byrds / Byrdmaniax
(1971) ザ・バーズの10枚目のアルバム。テリー・メルチャーとクリス・ヒンショーのプロデュース。 レコーディングが終わった後に施したオーヴァー・ダヴィングはメンバーが知らずに行われたもので、それに対してメンバーが不満を持ったアルバム。と言った評判なので、後追いの身としては最初は敬遠していた。しかし、そんなに過度じゃない感じがするので、新たな魅力のザ・バーズだと思っている。 個人的には、ラリー・ネクテルが6曲に参加して素敵なピアノの音色を聴かせてくれている。 さらに、ジャクソン・ブラウンが書いた“Jamaica Say You Will”を歌っている。ブラウンは2000年の再発時にボーナス・トラックとして収録されたボブ・ディランの“Just Like a Woman”でピアノを弾いている。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Glory, Glory 02. Pale Blue 03. I Trust 04. Tunnel of Love 05. Citizen Kane 06. I Wanna Grow Up to Be a Politician 07. Absolute Happiness 08. Green Apple Quick Step 09. My Destiny 10. Kathleen's Song 11. Jamaica Say You Will
Untitled Farther Along Columbia Recordsk-69
-
The Byrds / Ballad of Easy Rider
(1969) ザ・バーズの8枚目のアルバムは、テリー・メルチャーのプロデュース。 タイトル曲の“Ballad of Easy Rider”は、ピーター・フォンダとデニス・ホッパーが制作したアメリカン・ニュー・シネマの“イージー・ライダー”のエンディング曲となった。歌詞の原案はボブ・ディラン。 前作よりも洗練された感じがするのは、テリー・メルチャーのプロデュースのためだろうが、個人的にはそれが良い感じだと思う。演奏もまとまりが出てきたようだ。 アーサー・レイノルズの書いた“Jesus Is Just Alright”は後期のザ・バーズの代表曲のひとつ。ザ・ドゥービー・ブラザーズも歌っている。 ボブ・ディランの“It's All Over Now, Baby Blue”気だるい感じのアレンジが絶妙だ。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Ballad of Easy Rider 02. Fido 03. Oil in My Lamp 04. Tulsa County Blue 05. Jack Tarr the Sailor 06. Jesus Is Just Alright 07. It's All Over Now, Baby Blue 08. There Must Be Someone (I Can Turn To) 09. Gunga Din 10. Deportee (Plane Wreck at Los Gatos) 11. Armstrong, Aldrin and Collins
Dr. Byrds & Mr. Hyde Untitledk-69