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The Allman Brothers Band / Eat a Peach
(1972) ジ・オールマン・ブラザーズ・バンドの3rdアルバム。トム・ダウトのプロデュース。アナログではダブル・アルバムで発売されて、スタジオ録音が6曲、フィルモアでのライヴ録音が3曲収録されている。ライヴはアナログのB面とD面に収録されていたが、CDになってから3曲が固められて収録されている。 このアルバムの録音の休暇中に、デュアン・オールマンがバイクの事故で死ぬという、悲しい出来事が起こった。そのため“Stand Back”、“Blue Sky”、“Little Martha”の3曲はデュアンの存命中に録音された曲で、“Wastin' Time No More”、“Les Brets In A Minor”、“Melissa”はデュアンの死後に録音された曲となっている。 バンドの存続と言える問題を乗り越えて録音された3曲は、ディッキー・ベッツが中心となっている。今まではデュアンの陰に隠れていたが、ディッキーが素晴らしいギタリストなのが証明されている。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Ain't Wastin' Time No More 02. Les Brers in a Minor 03. Melissa 04. Mountain Jam (live) 05. One Way Out (live) 06. Trouble No More (live) 07. Stand Back 08. Blue Sky 09. Little Martha 10. Mountain Jam (continued; live)
Idlewild South Brothers and Sisters Capricorn Recordsk-69
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The Allman Brothers Band / The Allman Brothers Band
(1969) デュアン・オールマンがジャクソンビルでメンバーを集めて結成したジ・オールマン・ブラザーズ・バンド(ABB)のデビュー・アルバム。エイドリアン・バーバーのプロデュース。 デュアン・オールマンとディッキー・ベッツのツイン・ギター、ジェイ・ジョハンソンとブッチ・トラックスのツイン・ドラムが特徴的で、ベリー・オークリー(b)とデュアンの弟のグレッグ・オールマン(vo,key)のメンバーで構成されている。 左がデュアンで、右がディッキーのギターとなっている。聴き比べると面白い白熱したギターの演奏に、引っ張られるようにバンドの演奏が行われている。あまり語られないが、すでに注目されていたデュアンと対等にギターを弾く、ディッキーの腕もスゴいと思う。 ABBのこのアルバムはあまり注目されないが、聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Don't Want You No More 02. It's Not My Cross to Bear 03. Black Hearted Woman 04. Trouble No More 05. Every Hungry Woman 06. Dreams 07. Whipping Post
Idlewild Southk-69