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The Byrds / Ballad of Easy Rider
(1969) ザ・バーズの8枚目のアルバムは、テリー・メルチャーのプロデュース。 タイトル曲の“Ballad of Easy Rider”は、ピーター・フォンダとデニス・ホッパーが制作したアメリカン・ニュー・シネマの“イージー・ライダー”のエンディング曲となった。歌詞の原案はボブ・ディラン。 前作よりも洗練された感じがするのは、テリー・メルチャーのプロデュースのためだろうが、個人的にはそれが良い感じだと思う。演奏もまとまりが出てきたようだ。 アーサー・レイノルズの書いた“Jesus Is Just Alright”は後期のザ・バーズの代表曲のひとつ。ザ・ドゥービー・ブラザーズも歌っている。 ボブ・ディランの“It's All Over Now, Baby Blue”気だるい感じのアレンジが絶妙だ。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Ballad of Easy Rider 02. Fido 03. Oil in My Lamp 04. Tulsa County Blue 05. Jack Tarr the Sailor 06. Jesus Is Just Alright 07. It's All Over Now, Baby Blue 08. There Must Be Someone (I Can Turn To) 09. Gunga Din 10. Deportee (Plane Wreck at Los Gatos) 11. Armstrong, Aldrin and Collins
Dr. Byrds & Mr. Hyde Untitledk-69
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The Byrds / Sweetheart of the Rodeo
(1968) グラム・パーソンズが加入して、カントリーの聖地ナッシュビルで録音された6枚目のアルバム。ゲーリー・アッシャーのプロデュース。 ロジャー・マッギン、グラム・パーソンズ、クリス・ヒルマン、ケヴィン・ケリーの4人で録音が始められた。しかし、グラムはアルバムの発売を待たずに脱退してしまう。 ボブ・ディランの書いた曲が2曲とグラムが書いた2曲以外は、全部カヴァーとなっている。 このアルバムのヒットは当時の音楽シーンに一石を投じたものとなり、カントリー・ロックと言う間口を広げたアルバム。 《songlist》 01. You Ain't Going Nowhere 02. I Am a Pilgrim 03. The Christian Life 04. You Don't Miss Your Water 05. You're Still on My Mind 06. Pretty Boy Floyd 07. Hickory Wind 08. One Hundred Years from Now 09. Blue Canadian Rockies 10. Life in Prison 11. Nothing Was Delivered
The Notorious Byrd Brothers Dr. Byrds & Mr. Hydek-69